


2024年の11月~12月にかけて価格変動の大きかったカードをご紹介します!
ポケモンカードでは毎年12月に「ハイクラスパック」というものが発売されます。
「ハイクラスパック」はその年に活躍したカードを厳選して収録する強力なパックなので、例年通りなら相当数のパックが剥かれ、収録されたカードの価格は一気に下がります。
今年も12/06(金)に「ハイクラスパック テラスタルフェスex」が発売予定で、収録カードのリストは11月中にすべて公開されています。
そのため今月のランキングは「再録が決まって価格が落ちたカード」と「再録されないことが決まって価格が上がったカード」が中心となります。
なかよしポフィン

画像提供:駿河屋
なかよしポフィン
自分の山札から、HPが「70」以下のたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
1枚目は《なかよしポフィン》です。
ほとんどすべてのデッキで複数枚採用される汎用カードなので1時期は平均1,000円を超えていたカードですが、「デッキビルドBOX ステラミラクル」への封入と2度に渡るジムバトルでの配布を経て、価格は平均600円前後で落ち着いていました。
そこへさらに「ハイクラスパック」での再録が決定したことで平均価格は300円台まで下落しました。
ただし、このカードは今が買い時というわけではありません。
当然ですが「ハイクラスパック」が発売されればさらに価格が下がることが予想されますので、「緊急で枚数が足りなくなった」という方以外は発売後しばらくして収録カードが中古市場に出回るまで購入を控えた方が良いでしょう。
《なかよしポフィン》最安価格(12/03現在)
大地の器

画像提供:駿河屋
大地の器
このカードは、自分の手札を1枚トラッシュしなければ使えない。
自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
《大地の器》もデッキの安定感を支えるカードとして様々なデッキで採用される汎用カードの1枚です。
「デッキビルドbox」と「スターターデッキ」の2度の再録のおかげでやや価格は落ち着いていたとはいえ依然として500~600円前後はするカードでした。
そんな《大地の器》も「ハイクラスパック」への封入が決定したことでさらに平均価格は300円台まで下落しました。
《なかよしポフィン》と同様に「ハイクラスパック」の発売後にさらなる下落が予想されますので、今は購入を控えた方が良いでしょう。
《大地の器》最安価格(12/03現在)
オーガポンみどりのめんex

画像提供:駿河屋
オーガポンみどりのめんex
特性:みどりのまい
自分の番に1回使える。自分の手札から「基本[草]エネルギー」を1枚選び、このポケモンにつける。その後、自分の山札を1枚引く。
ワザ:草草草 まんようしぐれ 30+
おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。
特別なルール
ポケモンVSTARがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
にげる
無
《オーガポンみどりのめんex》は盤面にエネルギーを増やしつつドローを進められるカードとして「タケルライコex」や「レジドラゴVSTAR」などの強力なデッキで複数枚採用されるカードです。
発売直後は評価が低かったものの、「タケルライコex」の活躍とともに価格が高騰し一時期は平均約1,200円ほどで販売されていました。
10/25日に採録情報が公開され一時的に価格が下落したものの、シティリーグの開催期間中ということもありすぐに平均価格900円台まで回復しました。
流石の人気カードといったところですが、「ハイクラスパック」の発売直前ともなれば下落は免れず平均価格480円とワンコインで入手可能になりました。
「RR」での収録ですが剥かれるパックの量を考慮すると100~200円になってもおかしくありませんのでこちらも買うのは控えるのがベターでしょう。
《オーガポンみどりのめんex》最安価格(12/03現在)
ピカチュウex

画像提供:駿河屋
ピカチュウex
特性:がんばりハート
このポケモンのHPがまんたんの状態で、このポケモンがワザのダメージを受けてきぜつするとき、きぜつせず、残りHPが「10」の状態で場に残る。
ワザ:草雷鋼 トパーズボルト 300
このポケモンについているエネルギーを3個選び、トラッシュする。
特別なルール
ポケモンVSTARがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
にげる
無
《ピカチュウex》は「超電ブレイカー」に収録されたカードで「ロストバレット」を再び環境入りさせ「ミライドンex」でも採用されるなど上々の活躍を見せています。
強力なカードなのは間違いないのですが、価格は発売以降右肩下がりです。
ポケモンカードではよくあるのですが「発売直後が最高値でパックが剥かれるにつれて価格が下落し、次弾~次々弾が発売して向かれる量が減ると回復し始める」という値動きをこのカードもしているようです。
しっかりと活躍しているカードなのでしばらくすれば価格は回復しそうですが、あと半月~1か月ほどは値下がりすることが予想されます。
ただし「ハイクラスパック」の発売後は「超電ブレイカー」が向かれる機会が減るはずなので、あまり気長に構えておくのはお勧めできません。
ギリギリまでな下がりを待つよりは300円前後で見かけたときに買ってしまうのが良いでしょう。
《ピカチュウex》最安価格(12/03現在)
アンフェアスタンプ

画像提供:駿河屋
アンフェアスタンプ
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。
最後は人気ACESPECの一枚《アンフェアスタンプ》です。
非常に強力なカードで活躍の機会が多いことから平均1,700円前後まで価格が上がっていたカードです。
「ハイクラスパック」に収録されるだろうという予想から10月以降は価格が少しづつ下がっていました。
一部店舗では500円台で販売されていることもありましたが「ハイクラスパック」カードのリストが公開され、収録されないことが確定したことで状況が一変。
1000円台は軒並み売り切れとなり、平均価格は2,330円まで高騰しています。
同じタイミングでこのカードを採用することの多い「リザードンex」がシティリーグで大活躍していることも影響しているかもしれませんが見事なV字回復です。これを見越して買い集めていた方がいたらおめでとうございます。
ここでの再録を逃したことでしばらく再録は期待できませんので、今後さらに値上がりする可能性は十分にあります。
未所持の方は2000円前後で買える機会があれば買ってしまった方がいいでしょう。
《アンフェアスタンプ》最安価格(12/03現在)


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