


ブリジュラスexとはどんなデッキ?
「ブリジュラスex」は「楽園ドラゴーナ」に収録された《ブリジュラスex》をアタッカーに据えた耐久力が魅力のデッキです。
戦い方はシンプルで、まず進化後すぐに出せる《ブリジュラスex》のワザ「メタルディフェンダー」で攻める。
HP300と高耐久なので《ブリジュラスex》が相手の1撃を耐える。
《ブリジュラスex》にダメカンが乗ったら《ジーランス》を出して、進化元の《ジュラルドン》のワザ「レイジングハンマー」で高火力を出す。
または《フトゥー博士のシナリオ》でダメージをリセットするといった動きを目指します。
自身の特性でトラッシュからエネルギーつけられるため《フトゥー博士のシナリオ》をトラッシュしてしてしまっても即座にワザを出すことができます。
レギュレーション変更で《かがやくゲッコウガ》を失ってからは下火でしたが、流行している「宝石バレット」に有利なためシェア率を伸ばしています。
今回はそんな「ブリジュラスex」のプレイや構築の方針を初心者向けに解説します!
ブリジュラスexの優勝・入賞デッキレシピ

戦績:ポケ堂北上店 優勝
開催日:2025年2月11日
【デッキコード】Fbkfkf-6xk9eN-kvkFF1

戦績:ブックエース勝田東石川店 優勝
開催日:2025年2月24日
【デッキコード】8c4x4Y-HNwm2e-G8848c

戦績:ブックオフ武蔵小金井 優勝
開催日:2025年2月11日
【デッキコード】nNn9Qg-S2aIyU-gQnnLH
新レギュの「ブリジュラスex」は《かがやくゲッコウガ》に代わるドローエンジンを見つけることが主題にあります。
直近で人気なのは《ホップのバイウールー》採用型です。
ドローをサポートに任せて呼び出しはポケモンで行うという考え方のようですね。
これとは逆のコンセプトで、ドローをポケモンで行いサポートを探すのが「ノココッチ型」です。
この他にサイドアタッカーに《ハッサム》を据えたタイプも人気があります。
割合ではバイウールー:ノココッチ:ハッサム=5:3:2くらいです。
このほかサイドアタッカーとドローエンジンにはそれぞれ候補があります。
サイドアタッカーは《ノココッチex》と《ホップのザシアンex》、ドローエンジンは《ブロロローム》です。
《ノココッチex》は《ノココッチ》と合わせて採用しやすく、このデッキに足りない高打点アタッカーになってくれます。
《ブロロローム》は優秀なドローエンジンですし、合わせて《ブロロロームex》と《ブライア》を採用するという選択肢ができます。
《ブロロロームex》は無理なく採用できる140打点のテラスタルポケモンなので《ブライア》の効果を使用することができます。
この組み合わせは「サーナイトex」のような小粒なデッキ相手にサイドレースを狂わせる手段として面白い働きをしてくれるでしょう。
そして忘れてはいけないのが「なぞのすいせい」の《スターミー》を入れた構築です。
ポケカ四天王決定戦にてシマダダイチ選手が使用したことで一躍有名になったカードで、トラッシュすることで相手のポケモン1匹に2つダメカンを乗せられます。
地味な能力ですが《ブリジュラスex》の220に20点追加することで、HP240の《タケルライコex》に届くようになります。
いかに《ブリジュラスex》耐久力が高いといっても、青天井火力を持つ「タケルライコex」なら打ち取れてしまいますので、こちらがサイドを進められないターンを作ってしまうと押し切られてしまうことは少なくありませんでした。
その展開を回避できるという意味で非常に効果的な採用です。
最近は採用されていませんが《ピカチュウex》の突破にも使えるのでまた使ってみるのもいいかもしれませんね。
ブリジュラスexの回し方
「ブリジュラスex」の構築が把握できたところで、実際の動き方を確認してみましょう。
このデッキの基本方針は「耐久」です。
《ブリジュラスex》で殴る→相手の1撃を耐える→《フトゥー博士のシナリオ》で回収→《ブリジュラスex》で殴るという動きをしたいので以下のようなことを意識してデッキを回しましょう。
- 最序盤にエネルギーを2枚以上トラッシュする
- 常に《ジュラルドン》を1匹ベンチに立てる
- ドローエンジンを用意する
そのため最初のターンは以下のような盤面を目指します。

最序盤にエネルギーを2枚以上トラッシュする
エネルギーを最低でも2枚はトラッシュしておかないと《ブリジュラスex》が機能しませんので、ゲームの最序盤は意識してエネルギーをトラッシュに送ります。
アドバンテージを稼ぎながらエネルギーをトラッシュできる《かがやくゲッコウガ》は優先して展開したいポケモンです。
そのほか手張り分のエネルギーを確保できる《大地の器》も使いやすいカードです。
また《博士の研究》や《ゼイユ》のようなサポートは《ジュラルドン》や《ブリジュラスex》を引き込む役割もあるので積極的に採用しましょう。
常に《ジュラルドン》を1匹ベンチに立てる
《ブリジュラスex》で殴る→相手の1撃を耐える→《フトゥー博士のシナリオ》で回収→《ブリジュラスex》で殴るという動きをするためには、アタッカーの《ブリジュラスex》に加えてベンチにすぐに進化できる《ジュラルドン》が必要です。
ここの準備ができないとデッキのプラン自体が崩れてしまいますので常に意識しておきましょう。
ただ、2ターン目にワザを出すためには《ジュラルドン》が1匹いればよいので、2匹目を用意するのは2ターン目でも問題ありません。
1ターン目に展開するポケモンの優先度は《ジュラルドン》(1匹目)→《かがやくゲッコウガ》→ドローエンジンのポケモン→《ジュラルドン》(2匹目)となります。
最低でも《かがやくゲッコウガ》までは、展開しておかないと2ターン目以降の動きが苦しくなっていきます。
なお、他の手段でエネルギーをトラッシュできており、ポケモンを展開する札が少ないなら《かがやくゲッコウガ》を飛ばしても構いません。
注意したいのは、2ターン目になるとこの優先度が変化する点です。
2ターン目の優先度は《ブリジュラスex》→《ジュラルドン》→その他です。
ただしエネルギーをトラッシュできていないなら2ターン目に《ブリジュラスex》でワザを出すことをあきらめて《かがやくゲッコウガ》を優先的にサーチする場合もあります。
ドローエンジンを用意する
《ブリジュラスex》自身はカードを引く能力を持っておらず、サポート権を《フトゥー博士のシナリオ》に使う性質上、ドローは別のポケモンの特性で行う必要があります。
《ジュラルドン》を《なかよしポフィン》で展開できないこともあり、ドローエンジンは非常に重要です。
《ビーダル》《ノココッチ》《ブロロローム》のどれを採用するかは要検討ですが何かしらのドローエンジンは必須です。
ブリジュラスexはまだ発展途上
徐々に構築も洗練されてきましたが、このデッキはまだまだ完成してるわけではありません。
サイドアタッカーやドローエンジンをはじめまだまだ最適解は明らかになっていません。
幸いにもシティリーグである程度結果を残せているのでプレイヤーからの注目度も高いはずです。
今後の研究に期待しつつ動向を追いかけていきましょう!
ブリジュラスexのデッキ相性



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コメント
コメント1件
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匿名プレイヤー さん
1月2日2025/01/02 とても勉強になりました。ありがとうございます。
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ポケカジラ【公式】 さん
レベル:
★★★☆☆2025/01/06 ありがとうございます。
随時更新していきますので今後もよろしくお願いします!
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