


はじめましてポケカジラの「おれお」と申します。先日BWR争奪戦に参加してきました。
決勝でミスをして負けてしまいましたが、環境読みと構築は完璧だったと自覚しておりますので、デッキ構築までの思考を共有させてください。
使用したデッキ
使用したのは「エルフーン&ゲノセクト&レシラム」です。

【デッキコード】PgQg6n-mikOCB-gPnQQn
デッキコンセプトは「自分だけワンパンする」です!
このコンセプトについて語る前に、BWR争奪戦の環境の話をする必要があります。
環境の状況①:先攻が非常に有利
まず前提として、このカードプールでは先手が非常に有利です。
原因はワザの性能の差が小さいことにあります。
「ワザの性能の差が小さい」というのは、どのポケモンを使っても弱点を突かない限りポケモンexを倒すのにワンパンできないことを指します。
例外はゲーム中盤以降の《ゼクロムex》と《レシラムex》、《メロエッタex》に攻撃する《バッフロンex》と《ドリュウズex》くらいです。
これ以外のパターンでは2回の攻撃で相手のポケモンを倒すことになります。
この「1ポケモンに2ターン」という前提を崩せない限り先後のプレイヤーが同じように動けば、先にワザを出せる先攻が勝ってしまいます。
安定して勝つためにはこの前提を崩すプランがデッキに採用されている必要があります。
《バッフロンex》が強いと言われている理由もここにあって、130以下の打点では倒すのに3ターンかかります。
相手に1ターン余分に使わせることで後手からでも逆転することができるようになるのです。
この前提を崩す方法は他にもあって、その一つは自分がポケモンを倒すのにかかるターンを減らすことです。
具体的な方法は相手のポケモンの弱点を突くことです。
方法としては非常に簡単ですが、実現には大きな課題があります。
デッキの再現性です。
多くのデッキに対応するために多様なアタッカーを採用するとデッキが回らなくなるのです。
《エルフーンex》でエネルギー加速をするデッキでも、草タイプのほかに2色までが限界です。
そのため、採用するアタッカーを厳選する必要があります。
最適な選択にはしっかりとした環境読みが不可欠ですから、直前までの大会結果をまとめました。
環境の状況②:直前までの環境推移
開幕~第1週
「ビクティニBWR争奪戦」の開幕~第1週は「ゼクロムex&シビビール」が最大勢力でした。
その下には「エルフーンex&ブルンゲルex」と「エルフーンex&ドリュウズex」が続いていました。

【デッキコード】kvbFwk-Uep2oc-fbwVVv

【デッキコード】pURXyX-1BPYTI-SSRMMX
第2週
2週目は「エルフーンex&ドリュウズex」と「ブルンゲルex」が勢力を増やし「ゼクロムex&シビビール」が数を減らしました。
これは《ドリュウズex》が《ゼクロムex》をはじめとする雷ポケモンに弱点を突けるのでデッキ単位で非常に有利となるからです。
そして「ブルンゲルex」の増加は《メロエッタex》というソリューションがあったからです。
《メロエッタex》で最序盤からワザを出してサイドを進めながら後ろで《ブルンゲルex》を育てるというデッキです。
ワザのエネルギー要求が極端に少ないので《エルフーンex》とのコンビを解消し、代わりに《イグニッションエネルギー》を共有できる《ゾロアーク》をサイドアタッカーとする「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」というデッキに変化しました。

【デッキコード】4JYaD8-K6uBIA-G8xxc8
ただし、週の後半には「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」に対して《バッフロンex》が強力な対策となることが知れ渡ります。
その結果「エルフーンex&ドリュウズex」は《バッフロンex》を2~3枚採用して「ゼクロムex」「ブルンゲルex」の両方に強いという位置になりました。
《バッフロンex》で200点入れたポケモンexを後から《ドリュウズex》のベンチ狙撃で回収するという非常に強力なデッキです。
とはいえメインアタッカーのはずの《ドリュウズex》が「ブルンゲルex」相手に全く使われず、「ゼクロムex」も減っているという状況なので、本当にこのデッキが正解なのか?という疑問が浮かび始めたころでもあります。
第3週前半
第3週は引き続き「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」と「エルフーンex&ドリュウズex」が人気ですが、《レシラムex》が発見されます。
ここまでの「エルフーンex&ドリュウズex」の活躍を受けて《エルフーンex》を落とせるカードを探した結果でしょう。
その結果「エルフーンex&ドリュウズex」の構築はこのようになり「エルフーンex&ドリュウズex&レシラムex」のようになります。

【デッキコード】gPgPnn-LnExvz-LQnQng
《ドリュウズex》の弱点を《エルフーンex》が突けるので、「ワンダーコットン」をケアして手札にトレーナーズを持たないようにするというプレイングができていたところでしたので、そこをリセットできる《クラウン》が採用されるようになり、一部ではそのクラウンとセットで使いやすい《タブンネ》も採用されていました。
第3週後半

【デッキコード】DDYG8J-OO7U2r-cJccxY
シェア率の高い「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」に全く役に立たない《ドリュウズex》に代わるアタッカーとして急激に注目を集めたのが《キュレムex》です。
《バッフロンex》で200点入れたポケモンexを後から《キュレムex》で回収するという《ドリュウズex》と同じ動きができる上に現状つかわれているアタッカーの誰にも弱点を突かれないポケモンです。
ついでに《レシラムex》の弱点も突けます。
この「エルフーンex&キュレムex」は「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」に対して《バッフロンex》を押し付けるプランも継続しているので、非常に立ち位置が良く一気に最大勢力となります。
その結果、ミラーマッチを意識してキルターンを狂わせる《マコモ》の採用が流行します。
というのが私が参加した7/6の直前までの環境の動きです。
これを踏まえてデッキ構築に入りました。
デッキ構築
ターゲット&メインアタッカーの決定
まずはターゲットとするデッキを定めます。
今回は大流行の「エルフーンex&キュレムex」、依然として人気の「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」をメインターゲットにしました。
《キュレムex》の弱点を突ける鋼タイプのポケモンを探すことから始めたのですが《ゲノセクトex》以外にほぼ選択肢がありませんでした。
選択肢がなかったとはいえこのカードに不満はほとんどありません。
ワザを使えば次のターンのダメージが-30されるので、《バッフロンex》とほぼ同じ耐久力があります。
ワザの打点は150と《バッフロンex》の200よりもかなり小さく見えますがこちらも全く問題ありません。
150でも200でも《メロエッタex》以外のポケモンexを倒すときに2回の攻撃が必要なのは変わりません。
むしろ《ゾロアーク》にワザをコピーされても120点しか入らないので、その後に《ブルンゲルex》の「パワープレス」をされても落ちないこちらの方が強いです。
《ゾロアーク》自体も問題なく倒せますしね。
このように「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」に対して《バッフロンex》の上位互換のような働きをすることが分かったので《バッフロンex》を抜いてこちらを採用することにしました。
《鋼エネルギー》の加速手段は《エルフーンex》以外にないので自動的にここも決まります。
もう一種のアタッカーを《キュレムex》にするか《レシラムex》にするかは非常に悩みました。
最終的には《レシラムex》にしましたが決め手は3つです。
《ゲノセクトex》は150点しか出ないので《キュレムex》との相性が《バッフロンex》ほどよくはないこと。
もう一つは《レシラムex》を使って「エルフーンex&キュレムex」に勝つサイドプランが組めたこと。
最後の一つは《ゲノセクトex》を採用してくるプレイヤーが自分以外にもいるはずだと考えたことです。
《ゲノセクトex》を採用するほどこの環境を考えている人ならおそらく「エルフーンex&キュレムex」を使用してくるし、そのうえで決勝まで勝ち上がってくるはずだ。
同じ構築では先手が勝ってしまいますので、そうした人に勝つにはここからさらに半歩だけ構築を進める必要があります。
相手の《ゲノセクトex》に弱点を突かれずこちらは弱点を突くということで《レシラムex》を採用することに決めました。
ここでコンセプトが「3回ワンパンして勝つ」に決定しました。
必須枠のトレーナーズを確認
「3回ワンパンして勝つ」を実現するためには自分のアタッカーが弱点を突けるポケモンをバトル場に呼び出す必要があります。
《ボスの指令》4枚は確定ですが、これだけでは足りないことはわかっていました。
そこで《ポケモンキャッチャー》を採用することにしました。
このカードはグッズなので、サポートを打って手札に加えてそのまま使えるのが魅力です。
実は私は遊戯王をやっていた時期があるのですが、その時に「コインやダイスを使うカードはすべて外れると思って使え」という教えを受けています。
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《スナイプストーカー》
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《ポケモンキャッチャー》
最安価格:10円
《スナイプストーカー》というカードの効果は「カードを1枚捨てる」です。
つまり《ポケモンキャッチャー》の効果は「このグッズをトラッシュする」です。
本当は4枚入れたかったのですが、枠がないうえに魂が拒絶したので2枚だけの採用です。
その他どのデッキでも確定の《博士の研究》《ハイパーボール》もちろんのこと、《トウコ》《ふうせん》もこのデッキでは4枚確定です。
このデッキの最高の動きは先攻2ターン目の「エネジーギフト」なのでここに貢献するカードは最大枚数投入です。
《ふうせん》があれば、逃げエネが2のポケモンでスタートしてしまってもこの動きができるようになるので必須です。
また、後攻になったときに1ターン目に《エモンガ》で「なかまをよぶ」をするためにも必要です。
なお、デッキの内のすべてのポケモンが逃げる2以下なので《ポケモン入れ替え》を使う理由はありません。
デッキを回すために《チェレン》《ポケギア3.0》も4枚ほしいところですが《ポケモンキャッチャー》の枠を捻出するために泣く泣く3枚にしました。
ポケモンの採用枚数の決定
ポケモンの枚数を決めるにあたって、アタッカーの1枚採用はしないことにしました。
《ハイパーボール》しか種ポケモンをサーチする手段がないうえにサイド落ちで相手の弱点を突けるアタッカーがいなくなるのを避けるためのルールです。
その結果がアタッカー各2枚、《エルフーンex》3枚、《モンメン》4枚、《エモンガ》2枚という採用です。
「エルフーン系デッキ」において《エモンガ》は採用が分かれるカードですが今回は2枚採用しています。
これは消極的な採用です。
理由はスタートしたいポケモンを増やすためです。
スタートしたいポケモンが《モンメン》4枚のみというのは外れが多すぎです。
最低保証的なカードとして採用しました。
最高の動きは先2「エナジーギフト」ですが、「なかまをよぶ」も悪くありません。
そもそも種ポケモンをサーチする手段が《ハイパーボール》しかないのに毎回先2「エナジーギフト」なんてできるわけがありません。
また、特に後1「なかまをよぶ」は先2「エナジーギフト」に次いで強い動きです。
後攻でも強い動きができるようにしたいという意図での採用です。
一方《エルフーンex》が3枚なのはこのカードの探しやすさとゲーム中の使用回数ゆえです。
《トウコ》でサーチできますし、2ターン目までに1枚引ければ良いので3枚採用です。
エネルギー採用枚数の決定
エネルギーの枚数も頭を悩ませました。
まず《基本草エネルギー》は最初に絶対に引きたいカードなので6枚以上入れます。
《基本鋼エネルギー》は《ゲノセクトex》のワザに2枚必要で、「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」は2匹使うので最低でも4枚。
ただ「ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク」は《クラッシュハンマー》も使ってきます。
当たりが出てもワザを出せるようにこの対面では「エナジーギフト」で《基本鋼エネルギー》を3枚つけます。
これを2回行えるように《基本鋼エネルギー》は6枚で決まりました。
最後は《基本炎エネルギー》ですがこちらも《レシラムex》が2枚使用しますので、2回使えるように最低でも4枚。
サイド落ちや手札コストのことを踏まえて追加で1枚入れて5枚としました。
改めてデッキリストがこちらです。

【デッキコード】PgQg6n-mikOCB-gPnQQn
各デッキとの戦い方
ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク
有利対面です。
とにかく《ゲノセクトex》を押し付けて戦います。
サイドを3枚くらい先行されてもまくれますので落ち着いて《ゲノセクトex》を用意しましょう。
《ゾロアーク》をワンパンできるようになっているので、《バッフロンex》を使っていたころよりも負け筋が減っています。
注意したいのは《基本鋼エネルギー》の管理だけです。
《クラッシュハンマー》で殴れないターンを作らないように「エナジーギフト」で《基本鋼エネルギー》を3枚つけることは徹底しましょう。
最後に、どのワザの組み合わせなら《ゲノセクトex》が耐えられるのかはあらかじめ計算しておきましょう。
まずダメージ感は以下の通りです。
- 《メロエッタex》:0点or80点
- 《ブルンゲルex》:50点or130点
- 《ゾロアーク》:120点
130+80=210なので《イグニッションエネルギー》を2回使われない限り2回で倒されることはありません。
注意したいのは130+130=260なので、《マコモ》で40点回復しても2回で気絶する点です。
逆に120+130=250なので《ゾロアーク》が絡む時は《マコモ》を使っておくと1ターン稼げるということです。
エルフーンex&キュレムex
この対面は少し難しいのですが有利と言って問題ないでしょう。
理想は《ゲノセクトex》で《キュレムex》を倒す→《レシラムex》で《エルフーンex》を倒す→《レシラムex》で《バッフロンex》を倒すという流れです。
相手は《レシラムex》を《キュレムex》で倒すとき以外は2回殴らないとこちらのポケモンを倒せませんので、このパターンの場合は途中に《エルフーンex》で「エネジーギフト」する余裕がこちらにだけあります。
他にも、先に殴り出せる場合限定ですが、《バッフロンex》を《ゲノセクトex》で2回殴って倒すこともできます。
このパターンは非常に楽に勝てますので、先手ははやり非常に有利ですね。
いずれにせよまずは《ゲノセクトex》で殴りだしたいので、最初の「エナジーギフト」は《ゲノセクトex》に鋼鋼草でつけましょう。
なおこの時、相手が先に殴れるようになる場合でも気にせず《レシラムex》はベンチに出してよいです。
呼び出し札を使って《レシラムex》が倒されるなら返しに《キュレムex》を倒します。
次のターン相手が「エナジーギフト」で《バッフロンex》を育て来るようならこちらも「エナジーギフト」で2匹目の《レシラムex》を育てます。
それができない場合《ゲノセクトex》で《バッフロンex》を攻撃しましょう。
2ターンかかりますが《ゲノセクトex》が先に《バッフロンex》を落とせるのでこちらのサイドが先に2枚になります。
この後おそらく「ワンダーコットン」で《ゲノセクトex》が落とされて相手もサイドが2になります。
この間にお互いに手張りでアタッカーを用意できていなかった場合、こちらが「エナジーギフト」を先に使えるので、《ゲノセクトex》でも《レシラムex》でも用意できる方を用意すれば勝ちです。
自分だけアタッカーが用意できた場合もそのままワザを出せば勝ちですが、相手だけアタッカーを用意している場合は負けです。
ただ、《ゲノセクトex》が盤面にいる状態で《キュレムex》に手張りをするというのは、非常にリスクが高い行動なので相手は2匹目の《バッフロンex》以外許されない状態です。
一方でこちらはどちらのアタッカーでも良いので、条件としてはこちらが有利と言えるでしょう。
とにかくこの部分が勝負の分かれ目になりますので、用意できるようなら全力でアタッカーを用意しましょう。
ゼクロムex&シビビール
とてもしんどいマッチアップです。
このデッキに当たったら《バッフロンex》を抜いた罪で腹を切っていたかもしれません。
かなり数を減らしていますし、盤面作りがかなり大変なデッキなのでその隙をついて攻めるしかあしません
最もまずいのは《ケルディオex》に《レシラムex》が倒されることです。
幸いにも終盤の《ゼクロムex》以外では《ゲノセクトex》が2パン耐えられるのでそこに光明はあります。
序盤は《ゲノセクトex》で攻めて、《シビビール》をつぶしていくことで更地から《ケルディオex》を用意することができないようにしましょう。
その状態でようやく《レシラムex》が動き出すことができます。
相手のデッキ強度も考慮すれば絶望的なマッチアップではないので《ゲノセクトex》を中心に頑張りましょう。
当日の結果
R1:エルフーンex&キュレムex(後)〇
相手がほぼ何もできない手札だったようで《ゲノセクトex》で完封。
なお、あいての盤面に1匹のみの《モンメン》に《ポケモンキャッチャー》を2回打ちましたが両方外れました。
やっぱりあのカードは嫌いです。
R2:ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク(後)〇
《トウコ》で《エルフーンex》と《基本草エネルギー》を手札に加えたのちに、《エモンガ》に《基本炎エネルギー》を張って「なかまをよぶ」を宣言。
《モンメン》と《ゲノセクトex》を持ってきて勝ったなと思っていたら、返しに《クラッシュハンマー》表で《エモンガ》を逃がせなくなる。
※本当は余裕で逃がせますが逃げる1だと勘違いしてました。皆さんは落ち着いてプレイしましょう
《メロエッタex》に殴られて30点を入れられ、こちらは《エルフーンex》に《基本草エネルギー》を張ってパス。
返しに《クラッシュハンマー》が再度表でこちらのエネルギーが尽きる。
《エルフーンex》を前に出して《モンメン》をベンチに置いてターンエンド。
相手は《ブルンゲルex》をバトル場に出して《イグニッションエネルギー》をつけて160点。
《マコモ》で40点回復して《イグニッションエネルギー》を要求にする小さな抵抗をして終了。
当然のように《イグニッションエネルギー》を張られて《エルフーンex》が気絶。
返しにトップから引いた《トウコ》で《基本草エネルギー》と《エルフーンex》を加えて反撃開始、「エナジーギフト」で《ゲノセクトex》に《基本鋼エネルギー》を張ってターン終了。
相手はベンチに《ゾロアーク》を置きつつ《基本超エネルギー》を手張りして《エルフーンex》に80点。
こちらは《博士の研究》で引き込んだ《ゲノセクトex》に《基本鋼エネルギー》を手張りしつつバトル場の《ゲノセクトex》で150点。
相手は3枚目の《イグニッションエネルギー》をつけて130点。
こちらは《マコモ》で40点回復して150点入れて《ブルンゲルex》を打ち取る。
相手は《ゾロアーク》に4枚目の《イグニッションエネルギー》を付けるも120点なので、《ゲノセクトex》がHP10で耐える。
こちらは《メロエッタex》を呼び出して《ゲノセクトex》で150点。
相手は《メロエッタex》で攻撃するも0点。
返しに《ゲノセクトex》で《メロエッタex》を倒してサイド4枚目取得。
そのまま《ゲノセクトex》でサイドを取り切って終了。
R3:エルフーンex&キュレムex&ゲノセクトex(後)×
完全に想定通りのデッキとの対戦。
相手が《ハイパーボール》で《トウコ》を切りながら《モンメン》をサーチ(手札にもう一枚トウコがあるのは確定)、《バッフロンex》にエネルギーと《ふうせん》を張って終了。
こちらはバトル場の《モンメン》を《ふうせん》で逃がして《エモンガ》に《基本炎エネルギー》を張って「なかまをよぶ」を宣言。
《トウコ》で《エルフーンex》と《基本草エネルギー》を手札に加えたのちに、《エモンガ》に《基本炎エネルギー》を張って「なかまをよぶ」を宣言。
その後お互いにアタッカーを育てて相手は《バッフロンex》と《キュレムex》こちらは《レシラムex》と《ゲノセクトex》が動ける状態に。
この時、相手の手札4枚の中に呼び出し札がなければ勝ち確でしたが、残念ながらあったので《レシラムex》が《キュレムex》に倒されてゲームスタート。(この時無意識に付けていた炎エネルギーが3枚トラッシュされます)
返しに2匹目の《レシラムex》をサーチしつつ、《ゲノセクトex》で《キュレムex》を気絶させる。
ただこの時、炎エネルギーが4枚すでに使用済みと発覚。エネルギー不足で《レシラムex》が動けないことが確定します。
代わりに2匹目の《ゲノセクトex》でも良かったのですがこちらはサイド落ち、仕方なく《レシラムex》を手札にもったまま番を返します。
すると相手は《レシラムex》よりも早く《キュレムex》を準備するべく《キュレムex》をベンチに出してエネルギーを手張り。
こちらは《ポケモンキャッチャー》で《キュレムex》を呼び出してサイド4枚目を取得するも《ゲノセクトex》の2匹目を回収できず。
返しに《バッフロンex》に《ゲノセクトex》がやられてお互いサイド2枚。
こちらは他のアタッカーがいないので《エルフーンex》で「ワンダーコットン」相手のトレーナーズはボス×2と博士1枚で《バッフロンex》に120点。
相手のトップが《ボスの指令》3枚目で悩んだ末に《博士の研究》使用。
ラスト1枚の《ハイパーボール》を引き当てられて《ふうせん》も張って手札を3枚にして《エルフーンex》に200ダメージ。
こちらは何もできないので奇跡を信じて「ワンダーコットン」をするもトレーナーズは1枚。
無念の敗北。
運の部分は相手に傾いていたとはいえエネルギーの管理をミスらなければ優勝できたので非常に残念です。
せめてもの救いは相手の方が景品は売らずに息子に渡すといっていたことでしょうか。
喜んでもらえる人の手に渡ってよかったです(血涙)
最後に
というわけで、無念の敗北となりましたがデッキと環境読みは良かったかなと思います。
足りなかったのは私の集中力でした。
とはいえ、エネルギー管理が面倒なのはこのデッキの問題点でもあります。
最後のゲームに関しては2枚目の《レシラムex》が《バッフロンex》だったなら勝っていたとも言えます。
改めて《バッフロンex》の強みはエネルギーの色を気にしないでよい事にもあるなと再認識しました。
あとは《マコモ》ですかね。
すごく活躍してくれましたけど必須ではないのでアタッカーや別のサポートにするのがいいかもしれません。
後期のデッキをどうするかはわかりませんがまた、同じように環境を読んで持ち込みたいと思います。


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コメント
コメント1件
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匿名プレイヤー さん
3日前2025/07/13 R2:ブルンゲルex&メロエッタex&ゾロアーク(後)〇 の試合について質問があります。
クラッシュハンマーで表を出されて
エモンガを逃さなくなったとありますが
エモンガは逃げエネ0なのでそのまま逃がせたと思いますが如何でしょうか。
また投稿主様の環境読みは的確だと思われます。後期も頑張って下さい。-
ポケカジラ【公式】 さん
レベル:
★★★☆☆2025/07/14 コメントありがとうございます!
ほんまにこれなんですよ!
普段は普通に逃がしていたんですが、なぜかこの時は勘違いしていて数ターン無駄にしてしまいました(汗)
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