


シティリーグTOP16入賞デッキ分布
シティリーグ シーズン2も開催から約1カ月となりました。
シーズン2の開幕初週の12/02~12/08は「リザードンex」「ロストギラティナ」「サーナイトex」の3強状態に「ミライドンex」「ロストバレット」が猛烈な勢いで迫るという構図でした。
3~4週目の12/09~12/24では各デッキの勢力図はどのように変化したのでしょうか?
注目すべき点は以下の4点です。
- 「リザードンex」「ロストギラティナ」は安定した使用率
- 「ミライドンex」が大躍進「サーナイトex」を食って使用率3位に!
- 「れんげきウーラオス」は使用数・優勝数ともに急増!!
- 「ロストバレット」は優勝多数も使用数は伸び切らず
それでは、各デッキの入賞構築を確認しながらそれぞれのトピックを詳しく見ていきましょう。
12/09~12/15 TOP16入賞デッキ分布

デッキタイプ | 使用数 | 優勝数 | シェア率 |
---|---|---|---|
リザードンex | 264 | 11 | 18.5% |
ロストギラティナ | 210 | 8 | 14.7% |
ミライドンex | 176 | 2 | 12.4% |
サーナイトex | 132 | 7 | 9.3% |
ロストバレット | 114 | 3 | 8.0% |
ミュウVMAX | 82 | 3 | 5.8% |
トドロクツキex | 77 | 3 | 5.4% |
パオジアンex | 74 | 1 | 5.2% |
テツノブジンex | 53 | 3 | 3.7% |
れんげきウーラオス | 48 | 6 | 3.4% |
サーフゴーex | 31 | 1 | 1.8% |
ルギア | 26 | 1 | 1.8% |
カビゴンLO | 19 | 0 | 1.3% |
その他 | 118 | 3 | 8.3% |
※データは公式のイベント結果一覧 | トレーナーズウェブサイトに記載されているものを集計した値です。
12/16~12/24 TOP16入賞デッキ分布

デッキタイプ | 使用数 | 優勝数 | シェア率 |
---|---|---|---|
リザードンex | 164 | 4 | 18.0% |
ロストギラティナ | 155 | 11 | 17.0% |
サーナイトex | 104 | 4 | 11.4% |
ミライドンex | 95 | 4 | 10.4% |
ロストバレット | 73 | 6 | 8.0% |
トドロクツキex | 56 | 2 | 6.1% |
ミュウVMAX | 46 | 3 | 5.0% |
れんげきウーラオス | 41 | 2 | 4.5% |
テツノブジンex | 32 | 0 | 3.5% |
パオジアンex | 31 | 0 | 3.4% |
ルギア | 16 | 0 | 2.6% |
カビゴンLO | 20 | 4 | 2.2% |
サーフゴーex | 19 | 2 | 2.1% |
その他 | 53 | 0 | 5.8% |
※データは公式のイベント結果一覧 | トレーナーズウェブサイトに記載されているものを集計した値です。
シティリーグTOP16入賞デッキリスト
リザードンex優勝デッキ
シーズン2の3~4週目でシェア率をとったのは「リザードンex」でした。
シーズン1の間は使用数が多いものの優勝数が少ないという印象がありましたが、シーズン2に入ってからは優勝数も伸びてきています
構築としては「ピジョット型」と「ワザマシン型」の2つがあり、どちらも同じくらい優勝しています。
成績が安定してきた要因としては、「パオジアンex」が激減したことで、デッキの安定性を大きく上げられる《ペパー》を多投して後攻を選択することが肯定されるようになったことがあると思われます。
引き続き「ロストギラティナ」は若干苦手なですが、有利な「ミライドンex」が増加したことも理由になっていそうです。

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月14日
【デッキコード】VkF51V-yGt249-k1kkFf

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月09
【デッキコード】MyMSMy-OwNKPc-pX2yyU

戦績:シティリーグ準優勝
開催日:2023年12月16
【デッキコード】fVffVw-SJBcXD-kVvkvk
ロストギラティナ優勝デッキ
使用数1位は逃したものの安定した成績を残している「ロストギラティナ」が使用率第2位でした。
《カウンターキャッチャー》を手に入れて以来常に使用率は1~3位をキープしており、3週目は少し開いていた「リザードンex」との差も4週目にはほぼなくなって2強様態となりました。
構築は変わらず《頂への雪道》と《ジェットエネルギー》多投型がほとんどです。
まんべんなくどのデッキとも戦える安定感が魅力で間違いなく今後も環境の中心になっていくでしょう。

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月11日
【デッキコード】ySMMMX-qCxpHE-pSyM2p

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月17日
【デッキコード】8x8DxJ-tB04Va-cxDJYD

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月17日
【デッキコード】FVVf5k-tzIPwl-fkbkVF
ミライドンex優勝デッキ
シーズン2の台風の目になっているのが「ミライドンex」です。
これまでは《頂への雪道》と《ナンジャモ》などの手札干渉で妨害するデッキが中心でした。
ところが《テツノカイナex》を活かすために大きく方針を転換。
《ピオニー》と《ペパー》を採用して《エレキジェネレーター》を集める構築が流行しています。
また、これまでドローはサポートに頼っていましたが、《ピオニー》で手札を捨てるため《ミュウex》の「リスタート」を活用する方針になっています。
ただ、この構築は「ごっつぁんプリファイ」のおかげで小型のポケモンを対処するのは得意なため、「パオジアンex」を食い尽くし、3週目には「サーナイトex」を超える使用数に至りました。
4週目は若干使用率を落としたものの4位につけており、今後も活躍が期待されます。

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月14日
【デッキコード】8DYxY4-hMGU0A-4xcx88

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月16日
【デッキコード】bvfVVk-mGLW9A-kkkfV5

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月18日
【デッキコード】MyXpMy-HOb51Y-pXEyMy
サーナイトex優勝デッキ
前シーズンの終盤から復活した「サーナイトex」ですが「ピオニー型」の「ミライドンex」に押されて若干使用率を落としています。
高速で《テツノカイナex》がワザを出してくるのは非常に強い向かい風ではあるのすがで、現状ではまだ使用数2位集団にとどまっています。
構築に関しては、《セイボリー》および《フトゥー博士のシナリオ》の採用は定着してきており、合わせて1~3枚ほど採用する構築が多いようです。

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月11日
【デッキコード】5kkFwF-Dvran8-fkVfVV

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月17日
【デッキコード】Dx8Dx8-ucEyaD-K88axY

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月10日
【デッキコード】VkkfVF-UUafLO-fwFFkV
れんげきウーラオス入賞デッキ
密かに使用数と優勝数を伸ばしているのが「れんげきウーラオス」です。
《れんげきウーラオスVMAX》自体は「テツノブジン」でも採用されていましたが、《インテレオンVMAX》と組んで「れんげきデッキ」として活躍するのは少し久しぶりです。
使用率の高い「リザードンex」に対して非常に強く、その他小型のポケモンを並べて戦うデッキの相手も得意なので、現状での立ち位置はかなり良いといえます。
ただし、「ミュウVMAX」には絶望的な相性差があるので、使用の際は当たったら勝てない相手がいるという割り切りも必要です。
実際に12/24~12/25に開催されたCL京都でも使用者が多く、day2進出者も多かったようです。
レギュレーション落ちするデッキですので、シティリーグで最後に咲かせる花に注目したいところです。

戦績:シティリーグTOP8
開催日:2023年12月10日
【デッキコード】D88K4J-S1oj0e-KDcx8D

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月17日
【デッキコード】x4xcJD-GZ1Ha5-88YxGx

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年12月21日
【デッキコード】DJ4xa8-vanqgI-8x88cx


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