


はじめに
シティリーグシーズン2第3週【11/18~11/24】のトピックは以下の3つでした。
- 「リザードンex」覇権!入賞数・優勝ともに首位独走!
- 「タケルライコex」が減少!「レジドラゴVSTAR」に抜かれて3番手
- 大混戦!入賞率5%以上の全デッキが4件以上優勝!2%以上の全デッキが1件以上優勝!
シティリーグシーズン2第4週【11/25~12/01】のトピックは以下の3つです。
- 「リザードンex」入賞数・優勝数ともに圧倒的!他の追随を許さない!
- 「サーナイトex」浮上。「リザードンex」「レジドラゴVSTAR」に次いで優勝数3位!
- 《テラパゴスex》を相棒に「ガケガニ」が復活!準優勝多数!
トピックを抑えたところで入賞デッキの分布を確認しましょう。
11/25~12/01 TOP16入賞デッキ分布
11/25~12/01 TOP16入賞デッキ分布

デッキタイプ | 使用数 | 優勝数 | シェア率 |
---|---|---|---|
リザードンex | 177 | 17 | 18.1 % |
タケルライコex | 102 | 5 | 10.5 % |
レジドラゴVSTAR | 94 | 10 | 9.6 % |
サーナイトex | 81 | 8 | 8.3 % |
ドラパルトex | 80 | 3 | 8.2 % |
ルギアVSTAR | 55 | 4 | 5.6 % |
サーフゴーex | 55 | 0 | 5.6 % |
テラパゴスex | 38 | 2 | 3.9 % |
ソウブレイズex | 34 | 0 | 3.5 % |
ロストバレット | 32 | 1 | 3.3 % |
古代 | 31 | 3 | 3.2 % |
コントロール(カビゴン・ピジョットetc) | 26 | 2 | 2.7 % |
ガケガニ | 26 | 1 | 2.7 % |
ブリジュラスex | 22 | 0 | 2.3 % |
その他 | 123 | 5 | 12.6 % |
合計 | 976 | 61 | 100.0 % |
※データは公式のイベント結果一覧 | トレーナーズウェブサイトに記載されているマスターリーグの結果を集計した値です。
環境の傾向
第4週は圧倒的に「リザードンex」の週でした。
「宝石リザ」の入賞26件・優勝1件も数にはなりますが、入賞177件・優勝17件は前代未聞の大暴れです!
また、しばしば「リザードンex」と同じタイミングでシェアを伸ばしてきた「サーナイトex」も案の定勝ち星を集めており、入賞81件・優勝8件の大活躍でした。
この2デッキが増えると苦しくなるのが「タケルライコex」で、入賞数は多く2番手ではありますが勝ち切れておらず、入賞102件に対して優勝は5件と物足りない結果となりました。
一方で「リザードンex」「サーナイトex」の増加で勢いづくのが「レジドラゴVSTAR」です。
両デッキに有利なためか入賞94件・優勝10件と大きく勝ち越しています。
「リザードンex」「サーナイトex」「レジドラゴVSTAR」に優勝が集中した結果、勝てないデッキも出てきたようで、第3週までとは異なり優勝数0件のデッキも散見されました。
中堅デッキに目を向けると「ガケガニ」が急に伸びてきています。

戦績:トイニティ長岡E・PLAZA店準優勝
開催日:2024年12月01日
【デッキコード】x8Kc8c-7cycAz-Y44xcx
「超電ブレイカー」の発売直後に注目されたものの、致命的に「リザードンex」が苦手なため結果を残せずにいたのですが、相棒に《テラパゴスex》を迎えて大復活!
基礎打点が上がったことでコンボに必要なカードが減った点や、新カードの《からておうの稽古》と合わせて2進化のポケモンexでも打ち取れるようになった点が大きいのでしょうか。
12/6(金)に発売される《スボミー》による「グッズロック」の影響が小さいこともあって今後増加するかもしれませんね。
今週のピックアップ
1.ロトムVSTAR

戦績:TSUTAYA西友町田店TOP8
開催日:2024年12月01日
【デッキコード】x8DKax-QgntDz-8Yc84x

戦績:ドラゴンスター日本橋2号店TOP16
開催日:2024年11月27日
【デッキコード】5vdkVk-5D0tVE-5FFkdV
ついにシティリーグでも「ロトムVSTAR」が結果を残してくれました!
ジムバトルのプロモパックに《わざマシンマシン》が収録されて以来、抜群に相性のいい《ロトムVSTAR》で使えることは誰もがわかってはいましたが、強力なデッキとして形にすることはできていませんでした。
そんななかで第4週は2件の「ロトムVSTAR」がそれぞれTOP8、TOP16に入賞しています。
デッキとしては《ロトムV》を《ミライドンex》の「タンデムユニット」で展開し、《ロトムVSTAR》で攻めるというのが基本スタイルです。
面白いのはサブアタッカーの違いです。
1つ目の構築では《レアコイル》の「かじょうほうでん」でエネルギーを加速することで《ミライドンex》をそのままサブアタッカーにしています。
もう一方の構築では《ロトムVSTAR》がワザを使って「ポケモンのどうぐ」をロストゾーンへ送ることで「ロストプロバイド」の条件が満たせるので、《ウッウ》を採用しています。
そのほか手札の「ポケモンのどうぐ」を捨てるためのカードとして《ザクロ》を採用しているのも興味深いですね。
現在レギュレーション落ちが迫ったことで《ロトムV》の価格がグングン落ちていますので、このデッキを組むハードルが下がっています。
シティリーグに持ち込まないまでも、変わった動きのデッキとして楽しめるので是非組んでみてください!
《ロトムV》最安価格(12/02現在)
2.オーガポンバレット

戦績:トレカショップVOW準優勝
開催日:2024年11月25日
【デッキコード】LnPHng-uXQhwD-n9iLHH

戦績:カードショップ@ほ~む。準優勝
開催日:2024年11月30日
【デッキコード】kVF5Vk-h4ovZb-dVFffV
「オーガポンバレット」というデッキをご存じでしょうか。
シティリーグ第4週では準優勝が2件で、ここからに期待できるデッキとして最近密かに数を増やしています。
動きはシンプルで《オーガポンみどりのめんex》の特性「みどりのまい」でつけたエネルギーを《エンテイV》や《ライコウV》に付替えた後、それぞれに必要な色のエネルギーを手張りすることでワザを出していきます。
《オーガポンみどりのめんex》が盤面にいるので、《ゼロの大空洞》でベンチの拡張が可能で、《エンテイV》および《ライコウV》の打点を上げられます。
後攻の1ターン目からワザを出せる速さが魅力のデッキですが、自分の動きに必要なカード数も少ないので手札干渉やベンチの呼び出しを行いやすいというメリットもあります。
扱いやすいデッキでもありますので、シティリーグに向けて今から調整するのも良いでしょう。


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