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最後にドラパルト復活!シティリーグ2025シーズン4結果・入賞デッキ考察【5/7~5/11】

最後にドラパルト復活!シティリーグ2025シーズン4結果・入賞デッキ考察【5/7~5/11】

はじめに

CL愛知の開催週である第9週【5/7~5/11】はその結果の影響を大きく受けることになりました。

気になるトピックは以下の2つです。

  1. 「リザードンex」「オーロンゲex」の増加で「サーナイトex」は減少
  2. 「サーナイトex」の減少で「ドラパルトex」が復活
  3. 「ミロカロス・リキキリン」が活躍

トピックを抑えたところで入賞デッキの分布を確認しましょう。

TOP16入賞デッキ分布

5/7~5/11

シティリーグシーズン1デッキ分布_20250507-20250511
デッキタイプ 入賞数 優勝数 シェア率
タケルライコex 252 17 23.2 %
ドラパルトex 177 11 16.3 %
リザードンex 110 7 10.1 %
マリィのオーロンゲex 107 7 9.8 %
サーナイトex 77 7 7.1 %
ブリジュラスex 63 1 5.8 %
コントロール 47 3 4.3 %
バチュル 39 1 3.6 %
サーフゴーex 34 3 3.1 %
ヒビキのバクフーン 28 0 2.6 %
Nのゾロアーク 22 2 2.0 %
その他 132 9 12.1 %
合計 1088 68 100.0 %

※データは公式のイベント結果一覧 | トレーナーズウェブサイトに記載されているマスターリーグの結果を集計した値です。

環境の傾向

「リザードンex」「オーロンゲex」の増加で「サーナイトex」は減少

第9週【5/7~5/11】は相変わらず「タケルライコex」が1位、「ドラパルトex」が後ろに続き、その下に「リザードンex」「マリィのオーロンゲex」「サーナイトex」の3デッキが並ぶという結果になりました。

CLで活躍した「リザードンex」「マリィのオーロンゲex」が増加し、この2デッキに不利な「サーナイトex」が減少しました。

「オーロンゲex」の構築はCLで多数入賞した《マラカッチ》抜きのリストが人気です。


オーロンゲex

戦績:BOOKOFF 250号東岡山店 優勝
開催日:2025年5月11日
【デッキコード】2XMMSy-1IwFQK-2pMSXp

「タケルライコex」に《テツノイサハex》が入るようになって、逃げられないようにすることのメリットが薄れてきているのが理由の一つと思われます。

マラカッチ》自身の逃げるエネルギーが2と重いので、活躍する機会が減ったなら抜いてしまおうという考えのようです。


タケルライコex

戦績:Card Secret 池袋 優勝
開催日:2025年5月11日
【デッキコード】gQPQng-XAHbRz-nLQgNn

「マリィのオーロンゲex」は「サーナイトex」だけでなく「ドラパルトex」にも有利ということで、入賞数4位・優勝数3位タイという好成績となりました。

「サーナイトex」の減少で「ドラパルトex」が復活

CL愛知以前は「サーナイトex」が好調ゆえに、「サーナイトex」を苦手とする「ドラパルトex」は数を減らしていました。

そんな状況で迎えたCL愛知では、その「サーナイトex」を食う形で「リザードンex」「マリィのオーロンゲex」が大活躍。

「ドラパルトex」は「マリィのオーロンゲex」も苦手としているので、さらに数を減らすかに思われました。

しかし「リザードンex」が「マリィのオーロンゲex」にも「サーナイトex」にも強いので予想以上に増加、2デッキに抑えられて「サーナイトex」が急激に数を減らしました。

「ドラパルトex」は「リザードンex」に対して有利なので、結果として上位デッキの中の苦手なデッキの総数自体は変わらず、有利デッキが増えた形になりました。

紆余曲折はあれどシーズン4の最後は、レギュレーション変更前と変わらず「タケルライコex」「ドラパルトex」「リザードンex」がTOP3となったのは面白いですね。

結局強いデッキは強いということでしょうか。

「ミロカロス・リキキリン」が活躍

CL愛知以降こっそりと数を増やしているデッキに「ミロカロス・リキキリン」があります。

ポケカジラの集計では「コントロール」となっていますが、今週はそのほとんどが「ミロカロス・キリンリキ」でした。


タケルライコex

戦績:GIRAFULL京都店 優勝
開催日:2025年5月11日
【デッキコード】xcxK8Y-buz4BO-ccxDYa

「タケルライコex」にしっかり勝てるデッキ珍しいデッキです。

リキキリンex》が「たねのポケモンex」からダメージを受けないので、「タケルライコex」側は非ルールのポケモンで攻めることになりますがこのポケモンを1ターンで倒せるアタッカーはおらず、逆に「タケルライコex」の非ルールアタッカーはすべて《リキキリンex》で一撃で仕留められます。

その他、「ドラパルトex」や「リザードンex」には《ミロカロスex》、「マリィのオーロンゲex」には《オーガポンいしずえのめんex》のように各デッキを完封できるアタッカーがそろっています。

このデッキは対策されていない時期は本当に強いので、このタイミングで持ち込んで入賞している人は見事ですね。

また、これらのメタポケモンの網を素通りしてくる「サーナイトex」が数を減らしていることも追い風になっているようです。

現在は「タケルライコex」を放置してティア2以下がお互いに対策しあっているような状態なので、しっかりと「タケルライコex」を意識しているデッキが出てくるのはうれしいですね。

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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
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