


はじめに
CL2025愛知の開催が近づいてまいりました!
CL愛知でのエクストラレギュレーションイベント開催に備えて今回はエクストラレギュレーションで人気のデッキの動きを解説していきます。
エクストラレギュレーションTier表
エクストラバトルでの使用率をもとにエクストラレギュレーションのTier表を作るとこのような分布になります。

スタンダードのデッキとはずいぶん動きが異なりますので、主要なデッキの解説をして行きます。
レジドラゴVSTAR
最強デッキは「レジドラゴVSTAR」です。
「レジドラゴVSTAR」はアタッカーである《レジドラゴVSTAR》のワザ「りゅうむそう」によってドラゴンタイプのポケモンの強力なワザを使い分けて戦うデッキです。
この説明だけを聞くと数か月前までスタンダードで活躍していた「レジドラゴVSTAR」と同じような気がしますが、「使えるワザ」「エネルギー」「妨害力」「再現性」すべてのレベルが違います。
最大の違いは《ダブルドラゴンエネルギー》です。
ドラゴンポケモンについているとき全色2個分のエネルギーになるので、手張り2回で先手2ターン目から「りゅうむそう」を使えます。
そしてワザマシンとなる「ドラゴンポケモン」も選択肢が豊富です。
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それぞれ役割があるのですが、代表的なところを紹介します。
まずは《オンバーンGX》のグッズロックについてです。
「レジドラゴVSTAR」の中でも最も人気な「ドラゴダスト」と呼ばれる構築で《ダストダス》による特性ロックと合わせて使うのが強力です。
デッキリストはこんな感じです。

【デッキコード】g9n6QN-EAP9DZ-QHLgg6
《ダストダス》はポケモンのどうぐが付いていないと特性が働きませんので、《フィールドブロアー》を使われてしまうとロックが解けてしまいます。
だったらグッズロックもしてしまえということで《オンバーンGX》です。
特性ロック+グッズロックで相手に何もさせないという非常に強烈な動きです。
エクストラならではなのは《ディアルガGX》による追加ターンでしょうか。
他にも特殊エネルギーが強すぎる環境ゆえに《オノノクス》が有効であったり、強力なロックをかける《ギラティナEX》などもあります。
実は《ダストダス》は「レジドラゴVSTAR」同士の戦いではあまり強くないので、最大勢力である「レジドラゴVSTAR」に勝つために《ギラティナEX》型が増えてきているのです。

【デッキコード】xYY4KY-L76fEx-c8xaYc
《ギラティナEX》のワザ「カオスウィール」を使うと次のターン相手はどうぐ、スタジアム、特殊エネを使用できなくなります。
妨害性能の高いスタジアムを出しつつ「カオスウィール」を使ったり、《メガトンブロアー》で特殊エネルギーをすべてどかしてから「カオスウィール」を使ったりしてロック性能を上げていきます。
エクストラは逃げる手段を《かるいし》に頼っているデッキも多いので、呼び出し札とともに使うことで1ターン稼げることも珍しくありません。
そしてドラゴンデッキゆえに《ミステリートレジャー》も使えます。
もちろんエクストラのデッキの基盤を支える《バトルコンプレッサー》や《バトルサーチャー》なども使えますので安定感も抜群です。
優勝候補の筆頭デッキといえます。
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ルギアVSTAR
こちらも馴染み深い方が多そうなデッキですが、やはりデッキパワーは段違いです。
基本は《ルギアVSTAR》で《アーケオス》を釣り上げて特殊エネルギー貼りまくる動きのままですが、エクストラでは後攻1ターン目からこの動きができます。
手順は簡単で《バトルコンプレッサー》で《アーケオス》2枚と《ミツル》をトラッシュして《バトルサーチャー》で回収するという動きです。
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こんなに手軽に動けるのはさすがに強いですし、ワザを使うポケモンを、持ってくる特殊エネルギーも強いです。
有色の特殊エネルギーがたくさんありますので好きなアタッカーを使えます。
構築はドラゴンに寄せた型とレインボー型があります。

【デッキコード】bfdkFv-jPwc6q-kkFVFd
ドラゴン型のメリットはなんといっても《ダブルドラゴンエネルギー》を使えることです。
もちろんドラゴンタイプのアタッカーも優秀なものがそろっています。
レインボー型はスタンダードでも人気のアタッカーが採用されています。

【デッキコード】YD8848-3LrkS3-cYDDcD
やはり「ごっつぁんプリファイ」はエクストラでも優秀なワザですし、このデッキだと《マーシャドーGX》によって、闘弱点のポケモンにも2倍ダメージを与えられます。
エクストラには《デデンネGX》や《クロバットV》など闘弱点のシステムポケモンが多いのでサイドを3枚取りできる機会も少なくありません。
このように「ルギアVSTAR」は非常に強力な動きを押し付けるタイプのデッキとしてCLでも活躍することは間違いないでしょう。
こくばバドレックスVMAX

【デッキコード】vdfFv1-wNt2ib-kFkwV5
「こくばバドレックスVMAX」はドローを進めながら超エネルギーを加速することができるデッキで、「手札干渉+《オーロット&ヨノワールGX》によるハンデス」をメインプランとしています。
これまでは《オーロット&ヨノワールGX》のワザ「ナイトウォッチャー」が150打点しかないという問題がありましたが、《リーリエのピッピex》が登場したことでティア上位のドラゴンポケモンたちに有利に戦えるようになりました。
また基本エネルギーしか使わないデッキなので「レジドラゴVSTAR」「ルギアVSTAR」を見た特殊エネ対策が刺さらず、自分は《シンオウ神殿》を採用できるというメリットもあります。
上位2つのデッキと方向性が大きく異なるこるため対策が手薄である点、自身が使える対策が効果的である点など環境的な立ち位置の良さがうかがえますね。
こういうデッキが優勝することはおおいので、CL当日は要注目です。
ホルビーエヴォリューション

【デッキコード】d5kkVV-3J9Nmy-kv5FFv
スタンではまず見かけない動きをするのが「ホルビーエヴォリューション」です。
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「Ω連打」という「古代能力」でワザを2回出せる《ホルビー》に《ワザマシンエヴォリューション》をつけることで後攻1ターン目から2進化ポケモンを展開するというデッキです。
採用する2進化ポケモンは候補が多く「イライラかふん」の《ラフレシア》でグッズロックをしたり、《ピジョットex》や《ケッキングex》を立てたりします。
キーカードは《グズマ&ハラ》でこのカードさえ使えれば盤面の用意ができます。
《ボウルタウン》《ワザマシンエヴォリューション》《ジェットエネルギー》の3枚をサーチすればコンボは成立ですし、《スピンロトム》を間に挟目めば進化元のポケモンまで展開できます。
後攻1ターン目に安定してこの動きをするために《グズマ&ハラ》をサーチできる《タッグコール》もフル投入されます。
昨年度のCL優勝デッキですし、カスタマイズ性が非常に高いので今年はどのような形が活躍するのか楽しみなデッキです。


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