


※今回の記事は外部ライターのぴっぴさんにご寄稿頂きました。
前回の記事「6歳でもポケカのイベントに出られる?子どもがイベントに参加するための準備と注意点」もぜひご覧ください!
WCSジュニア部門で、日本人選手が優勝しましたね!
我が家のポケカ大好き小1男児も「えー、世界大会とか出たーい。」となんだか軽ーい感じで言っております(苦笑)。
しかし我が子はまだまだ初心者。ポケカを初めてちょうど一年経ったところです。
今回は、そんな我が子がジムバトルに初めて挑戦したお話を書かせていただきました。
強気のバトル?
ある日、息子が「他の子とバトルしたい!強気の!」と言い出しました。
「強気(つよき)」とは、彼の中では「本気、真剣、全力」等を意味する言葉です。
※反対に弱気(よわき)は「手抜き、全力でないこと」を意味します(彼の中では)。
以前、「デッキそのままバトル」という初心者歓迎のイベントに参加し、2勝した弊息子。
(前回のお話はこちら)
今回は強気バトルいや真剣バトルに出てみたいとのことで、ちょっと不安でしたが小学生以下のジムバトルに参加させてみました。
参加前の準備
基本的なルールはわかっているため、参加前に言い聞かせたことは次の3つです。
①あいさつをしっかりする
これは前回できていましたが、少し間が空いたので改めて。
②隣の卓を気にしない。自分の対戦に集中する
前回の「デッキそのままバトル」ではとにかく隣の卓が気になって気になって集中できていなかったことから、よくよく言い聞かせました。
③負けても最後まで頑張る
家では勝てないとぐずりがちな7歳。
負けても途中で投げ出さず、最後まで戦ってほしいと思っての3つ目です。
また、普段家でポケカをする時はラフな感じで対戦しているため、前日には「〇〇(ワザ・特性・サポート等)使います。」といった宣言や、シャッフル等、初対面の方とスムーズに対戦するための練習をしました。
ジムバトル初挑戦
そして当日。場所は前回と同じお店です。
このお店では、休日の小学生のジムバトルは、運動部の朝練かというくらい朝早くに開催されています。おそらく都内一朝早いジムバトルです。
参加者は5人。1年生は1人だけ、他は2~5年生とのことでした。
子のデッキの主力は《パオジアンex》です。
「バトルマスターデッキ パオジアンex」を少し改造したものになっています。
《オリジンパルキアV》と《オリジンパルキアVSTAR》を抜いて
なぜか《プラスル》と《マイナン》が入っていたり、《タイカイデン》が入っていたりと、ちょっと意図がわからない構成です。
どう考えても買ったままの方が強そうだなと思いましたが、今回は口を出さずにいました。
チェックインを済ませ、1回戦。
相手は小学校高学年の男の子。
早々に《ロトムV》、《ボウルタウン》、《ピジョットex》の特性「マッハサーチ」等で必要なカードをそろえて、すぐに《リザードンex》がワザ「バーニングダーク」を打ってきます。
ス、スピード感がすごい。これがガチ勢キッズ。こりゃ勝てないな。
と早々に母は全敗を確信いたしました。
息子はというと、バトル場にパオジアンexを出しているのに特性のわななくれいきを使わなかったり、《ネストボール》で「今、それ?」というポケモンをベンチに出してみたりと、よくわからないことをしています。
相手の子も若干戸惑っています。
でも、バカにしたりせず、最後まで気持ちよく対戦してくれました。

パオジアンきぜつ、
セビエきぜつ、
タイカイデンきぜつ・・・
とバトル場に出すポケモンを次々にきぜつさせられ、あっという間に負けてしまいました。
サイドは1枚もとれず。
弊息子、ちょっと悔しそうですが、事前に練習しておいた「ありがとうございました」はちゃんと言えました。
対戦後、相手は「オリジンパルキア入れた方がいいんじゃない?パオジアンのデッキに入ってたでしょ?」とアドバイスをくれました。
優しい。なんていいこなの。
弊息子は「うん、おれはねー、パルキア抜いたの。それでプラスルマイナン入れた!」等となんともフレンドリーに答えていました。
(そこメモ取って「ありがとうございます!」言いながら聞くとこやぞ?)
2戦目、弊息子の集中力が終了します。
前回からの課題ですが、なかなか集中力が身に付きません。
隣が気になって仕方なく、対戦相手の言うことを聞いていないこともありました。
長机1つで3対戦同時にやっているお店なので、とにかく隣の卓が近いんですよね。
集中力は今後も課題です。
そして今回もよくわからないタイミングで《すごいつりざお》を使ったり、またもや《ネストボール》で「今、それ?」というポケモン出してみたり、ハッキリ言って何がしたいのかわかりません。
当たり前のことかもしれませんが、デッキは作るだけでなく、回す練習をしないといけないのですね。
2戦目もサイド1枚も取らせてもらえず負けとなりました。
3戦目、他の子も集中力が終了します。
なぜか弊息子含む、全員で「Bling-Bang-Bang-Born」を合唱し始め、なんかもう店を出て外で待つことにしました。
(途中、覗きに行くと合唱は終わっており、みんな真剣な顔でバトルに取り組んでいました。)
そしてまたサイド1枚も引けずに負けて、3戦3敗で終了となりました。
じゃんけん大会も勝てず、参加賞のプロモカード1枚をもらって帰宅となりました。
おそらく勝てないだろうとは予想していましたが、サイド1枚もとれないとは。
しかし、ボロ負けではありましたが、対戦後にはアドバイスをくれたり、ダメなところは優しく注意してくれたりと、温かく仲間に入れてくれた感じがして、息子も「また次頑張る!」と前向きな気持ちを持っているようでした。
始めてのジムバトルで学んだこと
今回学んだことは以下の3つです。
①強くなくてもジムバトルに出ても大丈夫
真剣バトルなので、弱いデッキじゃバカにされるかな…という心配もありましたが、きちんとルールが分かって対戦ができる状態であれば大丈夫、ということが分かりました。
なお、これはお店によると思いますが、このお店では「シャッフル⇒じゃんけん⇒7枚引く」という最初の流れや基本的なルールについても、慣れていない子には店長が教えてくれていました。
②デッキは組むだけでなく、回す練習をしないとダメ
当たり前のことですが、回してみないと気づけないことがたくさんあるのですね。
子どもは特に、頭の中でシミュレーションするのが難しいのか、実際に対戦してみないと不要なカードや足りないカードに気づけないのかなと思いました。
③小学生の歌う「Bling-Bang-Bang-Born」、歌詞がめちゃくちゃ
彼らは「プロレース プロレース お~いぇ~」と合唱していましたが全然違いました。
※正しくは「who’s the best? I’m the best! Oh,yeah」でした。
以上です。
ジムバトル、挑戦してみたいけどあんまり強くないしどうしようかなと迷っている方の背中を押せたら幸いです。


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コメント
コメント2件
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匿名プレイヤー さん
2024年9月22日2024/09/22 可愛いし優しい。
あとプロレスプロレスの歌詞、息子もプロレースで歌ってるのでまさかの一致で笑いました-
ポケカジラ【公式】 さん
レベル:
★★★☆☆2024/09/27 コメントありがとうございます!
プロレースで一致してしまうとは…! 全国の小学生に聞いてみたくなりました笑 -
匿名プレイヤー さん
4月23日2025/04/23 パオジアンにプラスルマイナンを入れる発想もすごいし実はぼくも小学1年生の頃そう言っていました
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匿名プレイヤー さん
2024年9月16日2024/09/16 可愛いね
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ポケカジラ【公式】 さん
レベル:
★★★☆☆2024/09/27 ありがとうございます!
不定期ですが、こういった記事もまた投稿したいと思います!
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