


ヒビキのバクフーンとはどんなデッキ?
「ヒビキのバクフーン」は《ヒビキのバクフーン》をアタッカーに据え、サイド1のポケモンでHPのポケモンexを倒すことでサイドレースを有利に進めるデッキです。
《ヒビキの冒険》と《ヒビキのマグマラシ》がそれぞれをサーチできるようになっているのでいずれかにアクセスできれば継続的にアタッカーを用意することができます。
《ヒビキのバクフーン》の進化ラインと《ヒビキの冒険》さえあればデッキとしては成立するので様々な相方と組んで環境で活躍しています。
早速デッキリストから見ていきましょう!
「ヒビキのバクフーン」のデッキ構成と大会入賞・優勝レシピ
純バクフーン

戦績:シティリーグカードショップ裁龍 優勝
開催日:2025年4月27日
【デッキコード】dkkFv5-47S4Xe-k5vFkd
まずはアタッカーが《ヒビキのバクフーン》のみの構築です。
デッキの基本として《ヒビキのバクフーン》は《ヒビキの冒険》が4枚落ちたときの280打点が最大チです。
280というのはルールを持たないポケモンが出すにしては非常に優秀な値ですが、2進化のポケモンexを倒すには少し足りません。
具体的には《ドラパルトex》の320と《リザードンex》の330を出せるのが理想です。
そのためにこのテーマはあの手この手で打点を上げていきます。
最も簡単なのは《マキシマムベルト》ですがエーススペックの枠を使っていしますので、他のプランも見てみましょう。
継続的に打点を上げる手段としては《ビクティニ》がいます。
10点アップのみとはいえ、このポケモンを優先して倒されないので場に残りやすい点、複数出せば特性が重なる点などメリットもあります。
他のテーマと組み合わせるとベンチが埋まっていくのでこのカードを使うのは難しいのですが「純バクフーン」だけは余裕があるので採用することができます。
これのおかげで他のカードの選択肢も広がるので、地味ながら良いカードです。
置物系では《グラビティーマウンテン》《まけんきハチマキ》も良く使われます。
各デッキがスタジアムを多めに採用していることや、《ヒビキのバクフーン》は基本的に相手のワザを耐えられないことからどちらも使い捨てになるつもりで使うことになります。
使い切りの打点アップでいえばサポートの《からておうの稽古》《スグリ》もよく採用されています。
打点は《からておうの稽古》の方が高いですが、《スグリ》の入れ替え効果は役立つことが多いので他のカードと合わせて使えるなら《スグリ》を優先したいところです。
最後は実質的に40点アップカードとして使える《リベンジパンチ》です。
先置き出来て、丁度《ドラパルトex》を気絶させられるようになるので使い勝手が良いカードです。
これらのカードが人気ですが、1枚では足りない場合が多いので複数を組み合わせることになります。
その場合は同じカードタイプのものは同時に使えないので、種類を散らして採用することになります。
筆者は油断していたら《ビクティニ》×2と《グラビティーマウンテン》で《リザードンex》がワンパンされて驚愕したことがあります。
皆さんは気を付けましょう。
バクフーンドラパルト

戦績:シティリーグBOOKOFF 250号東岡山店 TOP16
開催日:2025年4月27日
【デッキコード】kv5FFF-wQZgUX-bwkvVv
続いては「バクフーンドラパルト」です。
この「ヒビキのバクフーン」というテーマは《ヒビキの冒険》と《ヒビキのマグマラシ》のおかげでアタッカーは継続敵に用意できるテーマです。
ただ、前述の打点アップ系カードや呼び出し札などを引き込むには他にドローエンジンをがなければなりません。
人気があるのは《ドロンチ》で、「ていさつしれい」によって毎ターンアドを稼ぎ続けられるのが魅力です。
また構築に負担がかかるのであまり採用されることはありませんが《ドラパルトex》を採用することもできます。
《ドロンチ》以外では《ノココッチ》が同じ役割で採用されることが多いです。

戦績:シティリーグBOOKOFFノースポート・モール店 準優勝
開催日:2025年4月28日
【デッキコード】fk5vFf-XkiXjQ-kVVdkk
ピジョットバクフーン

戦績:シティリーグBOOKOFFノースポート・モール店 準優勝
開催日:2025年4月28日
【デッキコード】UX2ySy-oKmeaQ-2yySpS
こちらは継続的なリソース確保手段として《ピジョットex》を採用した型です。
打点アップカードをより集めやすくなるほか、《ヒビキの冒険》がサイド落ちして打点が出ないという事故を回避するために入っている《とりかえチケット》などもサーチしやすくなります。
もともと《ワザマシンエヴォリューション》や《ふしぎなアメ》を使うデッキなので、《ピジョットex》を立てやすいという点もこのデッキにマッチしています。
サイド2のポケモンが盤面に出てしまうというのはデメリットですがそれを補って余りあるメリットがあるとして最近注目を集めている構築です。
バクフーンリザードン

戦績:BOOKOFF 250号東岡山店 TOP16
開催日:2025年4月27日
【デッキコード】nnggHn-rck6T7-nNgQPg
「バクフーンリザードン」は《リザードンex》をラストアタッカーにすることで、《ヒビキのバクフーン》では届かない打点に到達しようというデッキです。
《ピジョットex》と同様に《ワザマシンエヴォリューション》や《ふしぎなアメ》を共有で切るので無理なく採用できます。
ラストアタッカーを《リザードンex》にするメリットは打点だけではなく、高HPのポケモンをバトル場に出すことで気絶させられないターンを作ることができます。
その他流行している「サーナイトex」の弱点を突けるので、非常に楽なゲーム進行にできるのもメリットです。
バクフーンサーフゴー

戦績:BOOKOFF 250号東岡山店 TOP16
開催日:2025年4月27日
【デッキコード】Yx4Y4J-VHQ5qc-88G88c
どちらかと言えば「サーフゴーex」に《ヒビキのバクフーン》が出張しているデッキなので最後に紹介しましたが、こちらも強力なデッキです。
《ワザマシンエヴォリューション》を共有できることは前提として、《ヒビキの冒険》のエネルギーを集めるという能力が噛み合っています。
もともとサイド1のアタッカーをサブに採用しているデッキなので、アタッカーとして優秀な上にエネルギーの供給にも貢献するとあって発売直後から盛んに使用されることになりました。
このテーマの中で最も活躍したデッキタイプと言えるでしょう。


あわせて読みたい
著者情報
コメント
コメント0件
レビューはありません。