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リザードンexの優勝デッキレシピの構築と回し方

リザードンexの優勝デッキレシピの構築と回し方
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リザードンexとはどんなデッキ?長所と短所を徹底解説

「リザードンex」はアタッカーに《リザードンex》を据えた、高い安定感と拡張性による対応力が魅力の逆転型のデッキです。

《リザードンex》に進化するだけで自身がワザを使うためのエネルギーとバトル場のポケモンを逃がすためのエネルギーを供給できる特性「れんごくしはい」を持っているため、攻撃に向かうハードルが非常に低いことが特徴です。


《リザードンex》の進化ラインと《ふしぎなアメ》以外は自由にカードを採用できるので、発売後しばらくは「ピジョット型」「ビーダル型」「ロスト型」「キルリア型」など、様々なドローエンジンと組み合わせた構築が試されました。

その後は安定感の高い「ピジョット型」と「ビーダル型」が主流になり「エヴォリューション(ビーダル)型」や「ピジョットビーダル型」などに派生しつつ大会環境の第一線を走り続けました。


変幻の仮面」発売以降は《ドラパルトex》の大流行を受けて使用率が低下したものの、「ナイトワンダラー」で《ヨノワール》の進化ラインと《キチキギスex》が登場したことでこれらを採用した「ピジョット型」が環境トップの座に返り咲きました。


そして「ステラミラクル」《ブライア》が収録されて以降環境トップとなり、現在(2024年10月16日)開催されているシティリーグシーズン1では「タケルライコex」とともに入賞数1位の座を争っています。


このデッキは《ピジョットex》で1枚指しのカードをサーチできるので、採用するカードを数枚調整するだけで相性差を改善することができます。

例えば《ワザマシン デヴォリューション》をケアするために「フレアヴェール」の《リザード》《ミストエネルギー》の採用を増やす、「ルギアVSTAR」を対策するために《シンオウ神殿》《改造ハンマー》を採用するなどといった細かな調整が大きな効果を発揮します。

コントロールデッキではありませんが低速なカウンターデッキなので、環境デッキを見極めた構築が重要なデッキです。

「リザードンex」の長所

「リザードンex」の長所は大きく分けて3つあります。

  1. 圧倒的な安定感
  2. 妨害力と復帰力
  3. 拡張性と対応力

1. 圧倒的な安定感

「リザードンex」の魅力は何といっても安定感です。

《リザードンex》は相手にサイドをとられるほど火力が増すものの、最初の打点は180しかありませんので種ポケモンのVやexすら倒せません。

そのため先行2ターン目から攻撃するメリットがないことも多く、最初の1~2ターンを《ロトムV》の「そくせきじゅうでん」や《ポッポ》の「なかまをよぶ」にあてて展開の準備をすることができます。

そして、この間に《ピジョットex》《ビーダル》などのドローエンジンを設置できれば以降のターンは自由に動くことができるようになります。

こうしてのんびりとドローエンジンの設置に時間を使えるのは《リザードンex》が進化するだけでワザを出せる状態になるという特性を持っているからでもあります。

ワザを出す前のターンまでは《ヒトカゲ》の状態で置いておけばよいという手軽さは「リザードンex」デッキの安定感の基盤となっています。

2. 妨害力と復帰力

「リザードンex」は妨害性能と妨害への耐性も非常に高いです。

これも《ピジョットex》《ビーダル》の話になるのですが、多くのデッキに採用されている《ナンジャモ》《ツツジ》《アンフェアスタンプ》といった手札干渉を受けてもすぐに手札を補充することができます。

また「マッハサーチ」によって好きなタイミングで手札に加えることができるので、相手が打たれたくないタイミングでこちらが手札干渉を使うこともできます。

手札の枚数が限られた状態で、HP330のリザードンを気絶させるのは容易ではないので、毎ターン「手札干渉+高耐久・高火力」という状況を押し付けることができます。

3. 拡張性と対応力

デッキを回す札が非常に強力で、アタッカーも事前準備が不要なため「妨害」や「対策」にデッキのスロットやサポート権、ベンチ枠を回す余裕があるのも魅力です。

ドロー系やサーチ系のカードが多いので、少数の対策カードを確実に引き込むことができます。

リザードンが苦手とするデッキへの対策札は以下の表の通りです。

出場する大会の規模や傾向に合わせて採用するカードを選択しましょう。

デッキ名 対策カード
「ルギアVSTAR」 《シンオウ神殿》《改造ハンマー》など
「ドラパルトex」 《ヒトカゲ》(HP70)《リザード》(フレアヴェール)《ミストエネルギー》など
「テツノイバラ単」 《キャンセルコロン》など
「カビゴンLO」 《ヨノワール》《ヒトカゲ》(ヒートタックル)《リザード》(ヒートタックル)
《ミカルゲ》《ジェットエネルギー》」など

「リザードンex」の短所

安定感と対応力が魅力の「リザードンex」ですが、良いところばかりとはいきません。「リザードンex」の短所は以下の3点といえるでしょう。

  1. 序盤の低火力
  2. 「入れ替え札」がないため「逃げる」の制限が苦しい
  3. V・exの特性対策に弱い

1. 序盤の低火力

《リザードンex》の初期打点は180しかありませんので種ポケモンのVやexすら倒せません。

「レジドラゴVSTAR」や「ドラパルトex」のような高耐久で高火力または効率よくサイドをとれるワザ(ファントムダイブ)を使えるデッキには非常に苦戦を強いられることになります。

これを補ってくれるのが《ヨノワール》なのですが、《ヨマワル》のHPが60なのでそのままでは「ファントムダイブ」の餌になっていしまいます。

早急に《サマヨール》に進化させて圏内から脱出させるといった意識が必要になります。

2. 「入れ替え札」がないため「逃げる」の制限が苦しい

《リザードンex》の特性「れんごくしはい」によって逃げるエネルギーを確保できてしまうために、「リザードンex」には「入れ替え系」のカードが採用されることが稀です。

それゆえに「とおせんぼ」の《カビゴン》を出されると非常に困ったことになります。

デッキ内に《フトゥー博士のシナリオ》《ともだちてちょう》《キャンセルコロン》があればその回数はアタッカーを前に出せるのですが、カビゴンのサイドを取り切れる回数分入っていることはありません。

こればかりはどうにもならないので、《サマヨール》を使いながら相手の《ロトムV》を序盤に倒す。

ワザを出せないポケモンを出さないなど可能な限りプレイで抗うようにしましょう。

本気で対策する場合は《ミカルゲ》《ジェットエネルギー》をセットで入れることで、「ぱっときえる」を使ってアタッカーを前に出せるようにすることもできます。

3. V・exの特性対策に弱い

近頃主流の構築では序盤の動きの安定を《ロトムV》に頼っている傾向があります。

《リザードンex》《ピジョットex》を立てるために《ハイパーボール》を経由していると手札が一気に消費されるので、《ミカルゲ》《クレッフィ》によって《ロトムV》の特性を止められるとかなり動きにくくなります。

以前「カビゴンLO」が流行したタイミングで対策札として複数のデッキが《ミカルゲ》を採用されていた時期に発覚した意外な弱点です。

またアタッカーがほぼ《リザードンex》のみであるため、「 V・exからワザのダメージを受けない」という特性を持ったポケモンを出されるのも非常に厄介です。

よく採用されているのは《ミミッキュ》《オーガポンいしずえのめんex》の2種でどちらも《リザード》《かがやくリザードン》でしか対応できません。

前者は火力が足りず、後者はワザを出せるようになるまでに時間がかかるとそれぞれ弱点があります。

プレイングやゲーム進行だけで対応するのは難しいので《キャンセルコロン》を採用して対策することになるでしょう。

「リザードンex」のデッキ構成と大会入賞・優勝レシピ

「リザードンex」の大会入賞・優勝レシピ


リザードンex優勝レシピ20241014_1

戦績:シティリーグTSUTAYA藤原店優勝
開催日:2024年10月14日
【デッキコード】p2X22X-tL7hMv-MyM2pp


カード名 最低価格 枚数 合計金額 価格推移
リザードンex ¥120 2 ¥240 価格推移
リザード ¥30 1 ¥30 価格推移
ヒトカゲ ¥30 3 ¥90 価格推移
ピジョットex ¥80 2 ¥160 価格推移
ポッポ ¥30 2 ¥60 価格推移
ヨノワール ¥500 1 ¥500 価格推移
サマヨール ¥15 1 ¥15 価格推移
ヨマワル ¥15 2 ¥30 価格推移
ピィ ¥24 1 ¥24 価格推移
かがやくリザードン ¥84 1 ¥84 価格推移
ロトムV ¥1,120 1 ¥1,120 価格推移
ネオラントV ¥24 1 ¥24 価格推移
キチキギスex ¥1,380 1 ¥1,380 価格推移
なかよしポフィン ¥480 4 ¥1,920 価格推移
ネストボール ¥66 2 ¥132 価格推移
ハイパーボール ¥24 4 ¥96 価格推移
ヒスイのヘビーボール ¥36 1 ¥36 価格推移
ふしぎなアメ ¥24 4 ¥96 価格推移
すごいつりざお ¥49 2 ¥98 価格推移
カウンターキャッチャー ¥150 2 ¥300 価格推移
キャンセルコロン ¥80 1 ¥80 価格推移
アンフェアスタンプ ¥1,280 1 ¥1,280 価格推移
森の封印石 ¥30 1 ¥30 価格推移
まけんきハチマキ ¥24 1 ¥24 価格推移
ペパー ¥150 4 ¥600 価格推移
ナンジャモ ¥24 2 ¥48 価格推移
ボスの指令 ¥20 2 ¥40 価格推移
ネジキ ¥84 1 ¥84 価格推移
フトゥー博士のシナリオ ¥24 1 ¥24 価格推移
ブライア ¥15 1 ¥15 価格推移
崩れたスタジアム ¥24 1 ¥24 価格推移
ミストエネルギー ¥66 1 ¥66 価格推移
基本炎エネルギー - 5 ¥0 価格推移
合計-60枚¥8,750 -

リザードンex優勝レシピ20240724_2

戦績:シティリーグ88ラウンド優勝
開催日:2024年10月14日
【デッキコード】3MyMX2-y2frqU-RpMypS


カード名 最低価格 枚数 合計金額 価格推移
リザードンex ¥120 3 ¥360 価格推移
リザード ¥30 1 ¥30 価格推移
ヒトカゲ ¥30 3 ¥90 価格推移
ピジョットex ¥80 2 ¥160 価格推移
ポッポ ¥30 2 ¥60 価格推移
ヨノワール ¥500 1 ¥500 価格推移
サマヨール ¥15 1 ¥15 価格推移
ヨマワル ¥15 2 ¥30 価格推移
かがやくリザードン ¥84 1 ¥84 価格推移
ロトムV ¥1,120 1 ¥1,120 価格推移
ネオラントV ¥24 1 ¥24 価格推移
キチキギスex ¥1,380 1 ¥1,380 価格推移
なかよしポフィン ¥480 4 ¥1,920 価格推移
ネストボール ¥66 3 ¥198 価格推移
ハイパーボール ¥24 4 ¥96 価格推移
ヒスイのヘビーボール ¥36 1 ¥36 価格推移
ふしぎなアメ ¥24 4 ¥96 価格推移
すごいつりざお ¥49 2 ¥98 価格推移
カウンターキャッチャー ¥150 2 ¥300 価格推移
キャンセルコロン ¥80 1 ¥80 価格推移
アンフェアスタンプ ¥1,280 1 ¥1,280 価格推移
夜のタンカ ¥390 1 ¥390 価格推移
森の封印石 ¥30 1 ¥30 価格推移
まけんきハチマキ ¥24 1 ¥24 価格推移
ペパー ¥150 4 ¥600 価格推移
ナンジャモ ¥24 2 ¥48 価格推移
ボスの指令 ¥20 2 ¥40 価格推移
ネジキ ¥84 1 ¥84 価格推移
フトゥー博士のシナリオ ¥24 1 ¥24 価格推移
ブライア ¥15 1 ¥15 価格推移
崩れたスタジアム ¥24 1 ¥24 価格推移
ジャミングタワー ¥24 1 ¥24 価格推移
基本炎エネルギー - 5 ¥0 価格推移
合計-60枚¥9,260 -

リザードンex優勝レシピ20240723_1

戦績:ジムバトル優勝
開催日:2024年7月23日
【デッキコード】VkdffV-bVMbcD-FFV5kV


カード名 最低価格 枚数 合計金額 価格推移
リザードンex ¥120 2 ¥240 価格推移
リザード ¥30 1 ¥30 価格推移
ヒトカゲ ¥30 3 ¥90 価格推移
ピジョットex ¥80 2 ¥160 価格推移
ポッポ ¥30 2 ¥60 価格推移
ヨノワール ¥500 1 ¥500 価格推移
サマヨール ¥15 1 ¥15 価格推移
ヨマワル ¥15 2 ¥30 価格推移
かがやくリザードン ¥84 1 ¥84 価格推移
ロトムV ¥1,120 1 ¥1,120 価格推移
ネオラントV ¥24 1 ¥24 価格推移
キチキギスex ¥1,380 1 ¥1,380 価格推移
ピィ ¥24 1 ¥24 価格推移
なかよしポフィン ¥480 2 ¥960 価格推移
ネストボール ¥66 2 ¥132 価格推移
ハイパーボール ¥24 4 ¥96 価格推移
ふしぎなアメ ¥24 4 ¥96 価格推移
すごいつりざお ¥49 2 ¥98 価格推移
カウンターキャッチャー ¥150 2 ¥300 価格推移
キャンセルコロン ¥80 1 ¥80 価格推移
プレシャスキャリー ¥680 1 ¥680 価格推移
ロストスイーパー ¥24 1 ¥24 価格推移
夜のタンカ ¥390 1 ¥390 価格推移
森の封印石 ¥30 1 ¥30 価格推移
まけんきハチマキ ¥24 1 ¥24 価格推移
ペパー ¥150 4 ¥600 価格推移
ナンジャモ ¥24 3 ¥72 価格推移
ボスの指令 ¥20 2 ¥40 価格推移
ネジキ ¥84 1 ¥84 価格推移
フトゥー博士のシナリオ ¥24 1 ¥24 価格推移
ブライア ¥15 1 ¥15 価格推移
崩れたスタジアム ¥24 1 ¥24 価格推移
ミストエネルギー ¥66 1 ¥66 価格推移
基本炎エネルギー - 5 ¥0 価格推移
合計-60枚¥7,592 -

「リザードンex」の回し方

「リザードンex」はサイドの進行によって打点が変わるので、対戦するデッキごとにしっかりとサイドプランを立てておかなければ安定して勝つことは難しいです。

各デッキ相手の大まかなサイドプランは後ほど触れますので、まずは基本的なデッキの回し方から解説します。

このデッキを使う際は3つの軸を意識しましょう。

  1. アタッカーを立てる
  2. 自身の手札補充手段を立てる
  3. 手札干渉・呼び出しで相手の妨害をする

アタッカーを立てる

基本的にこのデッキのアタッカーは《リザードンex》のみです。

ゲーム終盤には《かがやくリザードン》をアタッカーとして運用しますが、最序盤に使うことはないのでまずは《ヒトカゲ》をベンチに展開して次のターンに《リザードンex》を立てる用意をしておきましょう。

《なかよしポフィン》を使える場合、《ヒトカゲ》は2体以上展開するようにしましょう。

《ポッポ》1枚+《ヒトカゲ》1枚のみ並べてボスの指令《ヒトカゲ》を取られたら大きなテンポロスとなります。

ただし、先行でバトル場が《ポッポ》でスタート、手札でポケモンを呼べるカードが《ネストボール》のみといった状況なら、《ヒトカゲ》は出さずに《ロトムV》を出して「そくせきじゅうでん」をしましょう。

また1体目の《リザードンex》が気絶した後のアタッカーも用意しておく必要があります。

《リザードンex》は進化しただけでワザを使えるとはいえ、進化するには前のターンから《ヒトカゲ》がベンチにいなければなりません。

《リザードンex》はHP330あるので1~2回ほどは相手のワザを耐えてくれますので、その猶予の間に《ヒトカゲ》を並べて手札に《リザードンex》《ふしぎなアメ》を用意しておきましょう。

手札に《リザードンex》《ふしぎなアメ》が集まったらそのまま進化させてしまうのもアリです。

ただその場合は《ワザマシン デヴォリューション》がクリティカルヒットしてしまいますので、《リザード》を経由するようにしましょう。

自身の手札補充手段を立てる

デッキの構築によって手札補充の手段は異なりますが、最初に立てるのは《ロトムV》です。

ワザを出せない1ターン目はデメリットも無視できますので、「そくせきじゅうでん」で手札補充することでサポートやアタッカーを立てるのに必要なカードを引き込みましょう。

また、ポケモンVなので《森の封印石》を貼る先にもなります。

《ペパー》から《森の封印石》《ふしぎなアメ》をサーチしてVSTARパワーを使用すれば、任意のポケモンを2進化まで進めることができます。

《ロトムV》の次に立てるのは《ピジョットex》です。

《ピジョットex》が立つかどうかで、ゲームがプラン通りに進むかどうかが全く変わってきます。

手札干渉への耐性、こちらからの手札干渉、相手のベンチの呼び出し、2体目以降のアタッカーの用意などあらゆる役割をこなしてくれます。

最後に立てるタイミングが難しのが《キチキギスex》です。

基本的にはバトル場のポケモンが気絶した返しのターンに出せばよいのですが、手札干渉に流されないように事前に出しておくこともあります。

もちろん事前に出すことで、呼び出さされて《キチキギスex》自体を気絶させられるリスクもありますので、アタッカーや《ピジョットex》を守るために出すというような志向が必要になります。

手札干渉・呼び出しで相手の妨害をする

「リザードンex」の強みとして「妨害+高耐久」の押し付けがあります。

《ピジョットex》を活用して、相手が苦しみそうなカードをプレイし続けましょう。

毎ターン手札干渉を打たれれば必ず事故が起こりますし、アタッカーの種が複数並んでいないならそこを呼び出して狩りましょう。

基本ができたら勝ち切るためのサイドプランを考えよう

サイドプランを考えるうえで重要になるのが打点の調整です。

打点 条件 倒せるポケモン例
180 相手サイド-6枚 《ミュウex》《イキリンコex》
《ネオラントV》
190 相手サイド-6枚+《げんきのハチマキ》 《ロトムV》
210 相手サイド-5枚 《キチキギスex》《オーガポンみどりのめんex》
《ライコウV》
220 相手サイド-5枚+《げんきのハチマキ》 《パオジアンex》《ルギアV》
《レジドラゴV》《ギラティナV》
230 相手サイド-6枚+《マキシマムベルト》 《テツノカイナex》《トドロクツキex》
240 相手サイド-4枚
or相手サイド-5枚+《まけんきハチマキ》
《タケルライコex》
260 相手サイド-5枚+《マキシマムベルト》 《ガチグマアカツキex》《サーフゴーex》
270 相手サイド-3枚
or相手サイド-4枚+《まけんきハチマキ》
《ダークライVSTAR》
280 相手サイド-3枚+《げんきのハチマキ》 《ピジョットex》《ルギアVSTAR》
《レジドラゴVSTAR》《アルセウスVSTAR》
290 相手サイド-3枚+《マキシマムベルト》 -
300 相手サイド-2枚
or相手サイド-3枚+《まけんきハチマキ》
《ハピナスex》
310 相手サイド-2枚+《げんきのハチマキ》 《サーナイトex》《ゲッコウガex》
320 相手サイド-2枚+《マキシマムベルト》 《ドラパルトex》《リザードンex》
330 相手サイド-1枚
or相手サイド-2枚+《まけんきハチマキ》
-

序盤で倒せるポケモンを呼び出して倒すのか、「そくせきじゅうでん」で手札補充のターンにして相手がサイドを進めるのを待つのか判断する必要があります。

それぞれの対面でのサイドプランについて考えていきます。

「タケルライコex」

このデッキ相手のサイドプランが最もわかりやすいです。

サイドの進行は「2:2:2」になります。

サイドを取られていない状態で倒せるのが、《ミュウex》《イキリンコex》の2種。

サイドを1枚とられた状態ならば《オーガポンみどりのめんex》、2枚ならば《タケルライコex》を倒せます。

相手も《タケルライコex》で毎ターン《リザードンex》を倒してくるので、サイドを2枚以上先行されると勝てなくなります。

どこかで相手にサイド1枚を取らせるターンを作ると相手のサイド進行が「1:2:2:2」のような形になるので、こちらよりもサイドを取り切るのに1ターン多くかかることになり勝利できます。

ゆえに最も楽な展開は、相手が《ヒトカゲ》を倒す→自分が《オーガポンみどりのめんex》を倒すという形でゲームが始まった場合です。

この展開になると予定通りお互いに前の《タケルライコex》《リザードンex》を取り合うことになりゲームに勝利できます。

さらに楽なのは、こちらが《ミュウex》《イキリンコex》を倒してゲームが始まるパターンです。

相手がこの展開を嫌ってサイドをとってこなければ、《サマヨール》《ヨノワール》を使ってサイドを献上して無理やりゲームを進めましょう。

また相手が《勇気のおまもり》を貼っている場合もこの展開にならなくなる恐れがありますから、《マキシマムベルト》《ロストスイーパー》を使って対応しましょう。

「レジドラゴVSTAR」

こちらも「タケルライコex」と同じく「2:2:2」のサイドプランを目指します。

最も楽なパターンは《ミュウex》または《イキリンコex》《オーガポンみどりのめんex》《レジドラゴVSTAR》の順で倒すパターンです。

相手のデッキの事故率も踏まえてこのパターンを取れることも少なくはないのですが、先に動かれたときには苦しい戦いになります。

特に注意したいのは《レジドラゴVSTAR》は先行2ターン目から「ファントムダイブ」を打ってくるパターンです。

サイドを2枚先行されると勝てなくなるマッチアップですのでHP60以下のポケモンは出さないようにしましょう。

ただし、先行の2ターン目に《サマヨール》《ヨノワール》を出しつつ《リザードンex》でワザを出せる場合は必勝パターンですのでそこまで手札が強い場合は狙っていきましょう。

逆に負けパターンになるのが、先行の2ターン目に「ファントムダイブ」に合わせて《ルチャブル》の「フライングエントリー」を使われて《ヒトカゲ》を2枚取りされる場合です。

この場合、《レジドラゴVSTAR》を無視して後ろの《オーガポンみどりのめんex》を倒しましょう。

《オーガポンみどりのめんex》に3つエネルギーが付くと弱点込みで《リザードンex》を倒されてしまいます。

最近はワザマシンとして《タケルライコex》を採用していない場合が多く《レジドラゴVSTAR》《リザードンex》がワンパンされることはほぼありません。

そのため前のターンに《オーガポンみどりのめんex》エネルギーを貼れていなければ、手張り+特性+つけ替えが要求値になりますから、エネルギーが付いている《オーガポンみどりのめんex》を呼び出して倒すことで抗いましょう。

「ロストバレット」

「ロストバレット」の相手は非常にシビアな戦いになります。

サイド進行は流動的ですが「1:1:2:2」のように進める場合が多いです。

序盤は《キュワワー》《ウッウ》を倒してサイドを進めます。

中~終盤は毎ターン手札干渉を打って相手の要求を上げ続けましょう。

この対戦においては自分のサイドプランよりも相手に無駄なターンを作らせることが重要です。

最近の構築は《トドロクツキex》が採用されていないことも多く、《リザードンex》が倒されづらいので、できる限り《リザードンex》を前に押し出して戦います。

1度攻撃を耐えたらベンチに下げたり、《フトゥー博士のシナリオ》で回収したり、《崩れたスタジアム》でトラッシュしたりして相手のターンを実質なかったことにするプレイも重要です。

注意するのは、相手の「げっこうしゅりけん」に《ヒトカゲ》を狩りつくされないようにする点です。

《マナフィ》を出すか3枚展開して《ヒトカゲ》が尽きない状態を作りましょう。

また《ピジョットex》は、《ライコウV》《テツノカイナex》に倒されやすので出さないという選択肢もあります。

その他大型のポケモンがバトル場の《リザードンex》だけの状態だと《テツノツツミ》で入れ替えさせられて《ウッウ》にサイドを取られてしまいます。

できるだけ《リザードンex》でワザを受けるようにするために、早めに《リザードンex》を2体立てるのがよいでしょう。

「ドラパルトex」

この対面は非常に苦しい試合になります。

《ドラパルトex》によってダメカンをばらまかれた後に《ワザマシン デヴォリューション》を使われると盤面が一気に崩壊します。

このパターンに陥らないようにするために、「フレアヴェール」の《リザード》《ミストエネルギー》を使います。

「ドラパルトex」側は200点+ダメカン配置でポケモンを倒そうとしてきます。

このプランを容易に実行させないためには、《カウンターキャッチャー》を使用できる状態にしないことが重要です。

ここでカギになるのが《サマヨール》の使い方です。

相手がサイドを先行している状態であれば《ドラパルトex》を一撃で倒しつつ、サイドを逆転しないということもできます。

また、《ポケモン回収サイクロン》を使われて無駄になることはざらにありますが、《リザードンex》で攻撃して気絶させないダメージを与えておくことで後から《サマヨール》で回収することもできます。

「ドラパルトex」は高打点は出ないので、最終的には相手のサイドが奇数の状態で《リザードンex》《ピジョットex》のみのようなサイド2のポケモンだけの盤面を作ることを目標にすると勝ちやすくなります。

デッキ相性

リザードンexのデッキ相性
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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7−8 ビックライズビル5F

コメント

コメント1件

匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    2024年9月18日
    2024/09/18

    リザードンexに、俺の親のロスギラデッキを◯された。対策があれば教えてほしいです。

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    匿名プレイヤー