


Nのゾロアークexとはどんなデッキ?
「Nのゾロアークex」は最新弾「バトルパートナーズ」で登場した「Nのポケモン」で組まれたテーマデッキです。
デッキの中心となるのは《Nのゾロアークex》で、特性「とりひき」によるドロー加速とアタッカーの2つの役割を持ちます。
《Nのゾロアークex》でベンチの「Nのポケモン」のワザをコピーすることで多彩な戦い方ができるのが強みです。
現在存在する「Nのカード」は以下で全てです。

この中で《Nのゾロアークex》のコピー元(以後ワザマシン)として採用されているのは火力要因の《Nのレシラム》とベンチ狙撃要因の《Nのヒヒダルマ》です。
最もよく使うのは《Nのヒヒダルマ》の「ひだるまキャノン」で《マナフィ》がレギュ落ちした隙をついてやりたい放題していました。
《Nのレシラム》についても下ワザ「イノセントフレイム」は170点と火力不足ですが、上ワザ「パワーレイジ」も使えるので頼りになります。
環境に蔓延る「ドラパルトex」はバトル場のポケモンへのダメージは200点のなので、返しに「パワーレイジ」を使えば400点の大火力になります。
この2つのワザで「ドラパルトex」に強いデッキとして活躍しました。
ただ、《シェイミ》の登場でベンチ狙撃という強みがなくなり一気に立場を悪くしました。
ところが弱点を突ける「サーナイトex」が増加したことで、再び環境に舞い戻りました。
そんな「Nのゾロアークex」のデッキリストを確認していきましょう。
Nのゾロアークexの優勝デッキレシピ

戦績:シティリーグカードスタジアム小禄店 優勝
開催日:2025年4月29日
【デッキコード】Hg6nng-FxENhr-QNQgn6

戦績:シティリーグゲームアーク三原優勝
開催日:2025年4月20日
【デッキコード】Lg66gQ-8O0Qxf-HnQnnQ
このデッキは《Nのゾロアークex》で適切なワザを繰り出して戦うという方針のデッキです。
《ワザマシンエヴォリューション》を採用している型は後攻を選択するデッキです。
まずは《ペパー》を使い、サーチした《なかよしポフィン》で展開した《Nのゾロア》を《ワザマシンエヴォリューション》で進化させるのが基本の動きです。
《ワザマシンエヴォリューション》を採用しない場合は《ペパー》の代わりに《博士の研究》を採用してドローを進めてい行くことで《Nのゾロアークex》を立てることを目指します。
この構築では先行を取るので1ターン目にポケモンを十分に展開できるように《ハイパーボール》《ネストボール》《なかよしポフィン》を多めに採用して、当たりを増やします。
注意したいのは《Nのゾロア》以外は《なかよしポフィン》に対応していない点です。
他のポケモンは《ネストボール》《ハイパーボール》を使って集めなければならないので、特に序盤の手札枚数がシビアです。
そのため手札枚数を回復しやすい《博士の研究》の枚数は確保したいですね。
採用枚数が分かれているのはアタッカーをバトル場に送り出すための手段です。
《Nのポイントアップ》の対象がベンチのポケモンのみであることから、このデッキにおいて自分のターンにベンチのポケモンをアタッカーをバトル場に送り出すための手段は重要です。
「Nのポケモン」すべての逃げるエネルギーが0になる《Nの城》は強力ですが、1~3枚で採用枚数が分かれています。
《モモワロウex》を採用する場合は《Nの城》の枚数は絞ることが多いです。
どちらも強力ですが《Nの城》は「Nのポケモン」以外を逃がせない、《モモワロウex》は《Nのゾロアークex》以外をバトル場に出しにくいというデメリットがそれぞれあります。
ただ《モモワロウex》なら《くさりもち》を採用して打点を上げられるというメリットがあるので、ややこちらの方が人気があるようです。
また《力の砂時計》も採用される機会が多いカードです。
《力の砂時計》は、ターンの終わりにトラッシュからバトル場のポケモンにエネルギーを付けることができるグッズで「ひだるまキャノン」でトラッシュした次のターンにワザを出し直すためのエネルギーを確保するのに役立ってくれます。
そのほか《リバーサルエネルギー》と合わせて使える《レントラー》も採用される場合があります。
Nのゾロアークexの回し方
「Nのゾロアークex」の構築が把握できたところで、実際の動き方を確認してみましょう。
注意するのは以下の3点です。
- 後攻を選択する(エヴォ型)
- 気絶後にバトル場に出すポケモンを間違えない
- 次のターンに使うワザマシンを考えておく
《ペパー》から《なかよしポフィン》と《ワザマシンエヴォリューション》をサーチして即座に進化させたいので、このデッキは後攻を選択するデッキです。
《Nのポイントアップ》の対象がベンチのポケモンのみなので、バトル場のポケモンが気絶させられた後にバトル場に出すポケモンには注意してください。
次にワザを出すのが《Nのゾロアークex》だからと1匹しかいない《Nのゾロアークex》をバトル場に出すとエネルギーを2枚用意できず、ワザを出せないということがあります。
《Nのゾロアークex》にエネルギーが付いていない、次のターンの手張りを《マシマシラ》に使いたいときなどは《Nのゾロアークex》をバトル場に出さないようにしましょう。
ベンチにワザマシンになるポケモンがいなければ《Nのゾロアークex》はダメージを出すことができません。
特に《Nのヒヒダルマ》は1進化のポケモンなので、《ネジキ》がレギュ落ちした今となっては前のターンに最低でも《Nのダルマッカ》をベンチに置いておかなければ「ひだるまキャノン」は使えません。
次のターンにどのワザを出したいかまで考えてベンチを整えてからターンを終えるように意識しておきましょう。
Nのゾロアークexのデッキ相性
《Nのヒヒダルマ》によるベンチ狙撃の通りが良いので2進化デッキにはある程度の強いデッキといえます。
一方で「タケルライコex」や「ピッピオーガポン」のようにexのたねポケモンで戦うデッキには火力不足が原因で苦戦を強いられます。
環境初期なので相性はいくらでも変動しますが、一旦以下のような有利不利があるといえるでしょう。
有利 | 五分 | 不利 |
---|---|---|
「テラパゴスex」 「サーナイトex」 | 「リザードンex」 「ドラパルトex」 | 「タケルライコex」「ピッピオーガポン」「サーフゴーex」「ブリジュラスex」 |


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コメント
コメント1件
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匿名プレイヤー さん
2月2日2025/02/02 いや~ゾロアークexデッキ作ろうとしてたのでありがとうございます!
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匿名プレイヤー さん
2月7日2025/02/07 ゾロアークexデッキの回し方がいまいち分かっていなかったのでとても役に立ちました。
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