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【Gレギュ環境】新レギュ対応「ソウブレイズex・リザードンex・サーフゴーex」サンプルデッキレシピ

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2025年1月24日(金)、ポケモンカードゲームに大きな変化が訪れます。

「バトルパートナーズ」拡張パックの発売とともに、新たなカードや戦略が登場する一方で、Fレギュレーションのカードがスタンダードフォーマットから使用不可となります。

この変更は多くのデッキに大きな影響を与えることになります。

過去2年にわたって活躍してきたカードとの別れは寂しいものではありますが、ゲームを新鮮で楽しいものに保つための歓迎すべき変化でもあります。

本記事では「ソウブレイズex」「リザードンex」「サーフゴーex」の3デッキについてこのローテーションと「バトルパートナーズ」の導入にどのように適応していくかを分析していきます。

そのほか「ドラパルトex・タケルライコex・ブリジュラスex」「リーリエ・テツノイバラ単・ミライバレット」のデッキレシピも解説していますので合わせてご確認ください。

ソウブレイズex

Fレギュ環境での評価と強み

2024年8月に登場して以来「ソウブレイズex」はTier2のデッキとして安定した活躍をしています。

「エネルギーをトラッシュして火力を上げる」というシンプルな戦略により、《ドラパルトex》や《リザードンex》のような大型ポケモンを安定して倒すことができます。


「ソウブレイズex」が活躍する理由の1つに、エネルギーをトラッシュに送る速さと効率の良さがあります。

《博士の研究》《ゼイユ》、《パーフェクトミキサー》に《大地の器》、《かがやくゲッコウガ》《ポケストップ》などが高効率でトラッシュにエネルギーを送ってくれます。

このデッキが回りだすと先攻1ターン目に《ソウブレイズex》がワザを出すときには、デッキの残り枚数が半分以下になっていることも少なくありません。

また、2024年12月発売の「テラスタルフェスex」で《スボミー》が加入したことにより、このデッキの弱点の1つが解消されました。

やることがなかった後攻1ターン目などに「むずむずかふん」を使いグッズロックすることで、相手を妨害してその間に「しんえんほむら」の準備することができるようになったのです。


ソウブレイズexデッキ

戦績:シティリーグシーガルトレカステーション領家店優勝
開催日:2025年1月12日
【デッキコード】vFvFVF-jyP6cc-wFkV1k

また、《オリジンパルキアVSTAR》《かがやくゲッコウガ》を取り入れることで、アタッカーの対応範囲が広いことも強みです。

高耐久のポケモンには《ソウブレイズex》で大火力を、小型のポケモンが並んでいるなら《かがやくゲッコウガ》で2面取りを狙うことができます。

2025年1月のシティリーグでは2トップの「サーナイトex」「ドラパルトex」を追いかける3番手集団の常連となっています。

レギュレーション落ちによる懸念点

現在の「ソウブレイズex」にとって重要なカードの一部がローテーション後に使用できなくなるため、デッキの圧縮速度が下がることは避けられません。

使用できなくなるカードは以下の5種類です。

  1. 《オリジンパルキアV》
  2. 《オリジンパルキアVSTAR》
  3. 《かがやくゲッコウガ》
  4. 《ヒスイのヘビーボール》
  5. 《ポケストップ》

《オリジンパルキアVSTAR》《かがやくゲッコウガ》のコンビが消えてしまうので、ベンチ狙撃というプランは諦めるほかありません。

そうなるとデッキが開発された初期のようなシンプルな方に戻すことで、新しい環境でも現在のパワーレベルを維持するプランが有効だと思われます。

サンプルリストはこんな感じでしょうか。


新ソウブレイズexデッキ

そのほか追加するカードの候補をいくつか紹介します。

まず《イキリンコex》と《大地の器》の枚数を増やすというのは悪くないでしょう。

トラッシュにエネルギーを送る安定性を向上させて《かがやくゲッコウガ》が失われた穴を埋めることができます。

変わったところでは《モグリュー》を使うというのも面白いです。


《モグリュー》の特性「ほりまくり」をフル活用するには基本闘エネルギーが12~14ほど欲しいですが、そうなるとベンチの枠も必要になってくるでので《ゼロの大空洞》を組み合わせたりするのでしょうか。

他のカードでもトラッシュされることを考えて《モグリュー》2枚に基本闘エネルギー7枚くらいが無難な選択かもしれませんね。

デッキ相性の予想

実際に対戦してみないことにははっきりとしたことは言えませんがざっくりと「ソウブレイズex」の有利不利をまとめてみました。

苦手なデッキは少なそうですし、サイドを2枚つ取り進められる相手が多いのでかなり立ち位置はよさそうです!

新環境での課題は安定感なので特定のマッチアップ対策カードに焦点を当てるよりも、《ソウブレイズex》が2ターン目に確実に準備を整えられるようなカードを追加することが、このデッキの勝率を上げる鍵となるでしょう。

リザードンex

Fレギュ環境での評価と強み

「リザードンex」は2023年のリリース以来、第一線で活躍し続けシティリーグやCLでも何度も好成績を収めてきた強力なデッキです。

2024年12月発売の「テラスタルフェスex」で《スボミー》が登場した後、その勢いは一時的に衰えましたが、グッズロック環境に対応する戦略が洗練されるにつれ、最近再び勢いを取り戻しています。

リザードンexの最大の強みは特性「れんごくしはい」と「バーニングダーク」のシナジーにあります。

「れんごくしはい」により「バーニングダーク」に必要なエネルギーを即座に用意できるうえ、バトル場のポケモンを逃がすためのエネルギーまで確保してくれるので、非常によくデサインされたカードです。


《リザードンex》の進化ラインと数枚のエネルギー、《ふしぎなアメ》以外は自由にカードを採用できるので、構築の幅が広く「どのような環境にも順応することができる」という強さを持ちます。

ここに《ピジョットex》が入ることで、特性「マッハサーチ」により必要なカードを簡単に手札に加えてあらゆる状況に対応できるようになっています。

ローテーションによって重要なカードを失うものの基本的なデッキコンセプトは変わらないので、複数のメタ環境を生き残いた対応力を活かして新環境でも活躍することが期待されています。

レギュレーション落ちによる懸念点

「リザードンex」も残念ながら多くのカードを失うデッキです。

  1. 《かがやくリザードン》
  2. 《ネオラントV》
  3. 《ロトムV》
  4. 《ロストスイーパー》
  5. 《森の封印石》
  6. 《ネジキ》

これはかなり大きな損失ですよね?

特に《ロトムV》《森の封印石》といった初動の安定性を支えてきた重要なカードを失うため、これまでのメタで強力だった理由の一部が削がれることになります。

さらに唯一のサイドアタッカーだった《かがやくリザードン》が抜けることですべての負担が《リザードンex》に集中してしまうのも理想的な状況ではありません。

新環境での構築は非常に悩ましく、従来通りの「ボム型」は強力ですが《ロトムV》《森の封印石》を欠いた状態で運用できるかどうかは不安が残ります。

組むとしたらサンプルリストはこんな感じでしょうか。


新ボムリザ

重要なのは《ワザマシン エヴォリューション》でしょう。

偉大な大樹の代わりに多くのデッキで使用されており、グッズロックされている場合でも次のターンに進化を準備するためにリザードやピジョンをベンチに配置する助けとなります。

《シャリタツ》は新環境において《ネオラントV》の代わりとして期待されていますが、逃げるエネルギーがネックになるのでこのデッキにおいては採用は考える必要がありそうです。

他の構築候補としては「宝石型」があります。

こちらはレギュレーション落ちの影響が非常に小さいので活躍の余地は十分にあります。

サンプルリストはこんな感じでしょうか。


新宝石リザ

ポイントとしては《テラスタルオーブ》の採用です。

《ロトムV》がなくなって手札を増やすことが難しくなったため、《ハイパーボール》のコストが重くなることが予想されます。

「宝石型」に限らずデッキの安定性を補うために1枚は採用する価値がありそうです。

そのほか採用候補となるカードを紹介します。

まずは最近注目の《ジニア》です。

リザードンex》をはじめ《ピジョットex》《ヨルノズク》《ヨノワール》などこのデッキに置いてサーチ先となるカードはとても多いです。

本来《ハイパーボール》で探さなければならなかったところを持ってこられるので手札消費の面で使い勝手が良いカードになりそうです。

デッキ相性の予想

実際に対戦してみないことにははっきりとしたことは言えませんがざっくりと「リザードンex」の有利不利をまとめてみました。

スボミー》がどの程度幅を利かせるかで評価が変わってきそうですが、期待できる立ち位置のデッキだと思います。

「宝石型」が活躍するか「ボム型」が活躍するかはわかりませんが、使いたいと思っている人は多いのではないのでしょうか。

サーフゴーex

Fレギュ環境での評価と強み

「サーフゴーex」は《サーフゴーex》が持つ特性「ボーナスコイン」を使用して山札を大量に引き、手札に基本エネルギーを集めて《サーフゴーex》のワザ「ゴールドラッシュ」で大ダメージを与えて相手を倒していきます。


  • サーフゴーex
    [sv3a] 050/062 (RR)
  • エネルギー転送PRO
    [sv7a]052/064(ACE)

自身がアタッカー兼ドローエンジンとなるので、安定して進化させるカードとエネルギーを集めるカードさえあれば他は好きなカードを入れられます。

流行の構築は《オリジンパルキアVSTAR》《かがやくゲッコウガ》のコンビでベンチ狙撃を行えるようにしたものでした。

「ソウブレイズex」と同じように高火力とベンチ狙撃を兼ね備えているのが強みになっていました。


旧サーフゴー

このデッキ専用ともいえるエーススペックの《エネルギー転送PRO》でデッキからエネルギーを一気に引き抜くことができますので、多めにエネルギーを採用しなければならないデッキですが引いても引いてもエネルギーばかりということにはなりにくいのも強みです。

Fレギュの間は、環境の最上位ではないが中堅にはずっといるデッキという評価でした。

レギュレーション落ちによる懸念点

「サーフゴーex」がレギュ変で失うのは以下のカードです。

  1. 《カイ》
  2. 《オリジンパルキアV》
  3. 《オリジンパルキアVSTAR》
  4. 《かがやくゲッコウガ》
  5. 《ヒスイのヘビーボール》
  6. 《ポケストップ》

一見すると影響が大きいようには見えますが《サーフゴーex》本体とエネルギー回収系のカードが残っているので問題なくデッキとして成立します。

とはいえ《カイ》、《オリジンパルキアVSTAR》《かがやくゲッコウガ》が消えてしまうので、ベンチ狙撃というプランは諦めるほかありませんしデッキの安定感は少しだけ下がります。

代わりに期待されているのが、「ワンダーキッス」の《トゲキッス》です。

バトル場のポケモンが気絶するときにコインを振って表ならサイドを追加で1枚取ることができるという特性なのですが、この効果は「カースドボム」でサイドを取るときにも発動します。

その相性の良さを活かして「ボムサーフゴー」という形が強そうです。

組むとしたらサンプルリストはこんな感じでしょうか。


新サーフゴー

新カードの《ハッコウシティ》の加入で「エネルギー回収」を盤面に置いておけるようになったという思わぬ強化を受けました。

「ドラパルトex」が多いことを考えると《マシマシラ》をすんなり採用できる点も高評価です。

失ったものと新たに得たものを比較すると、得たものの方が大きいように感じますね!

新環境の活躍に期待できるデッキなのではないでしょうか。

デッキ相性の予想

実際に対戦してみないことにははっきりとしたことは言えませんがざっくりと「サーフゴーex」の有利不利をまとめてみました。

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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7−8 ビックライズビル5F

コメント

コメント1件

匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    3月18日
    2025/03/18

    りく

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    匿名プレイヤー