


前回の記事では《ドダイトスex》にチャレンジして大敗してしまった推しポケデッキ開発部。
今回は、再度草ポケモンのデッキ開発でリベンジしたいと思います。
取り上げるポケモンは…新拡張パック「ステラミラクル」で登場した《カミツオロチex》です!
発売してからジムバトルでの活躍は少しあるものの、まだまだ《カミツオロチex》の強さが広まっていない模様。なので、草ポケモン好きとしてはぜひ広めたいところ。
あまり活躍していないポケモンexを取り上げるのがメイン企画ではありますが、今回は新弾発売直後ということで他よりも救いやすいポケモンではありますがご容赦ください…!
記事へのコメントもありがとうございます!
せっかく要望頂いたので、次は《フシギバナex》または《カメックスex》にチャレンジしたいと思います!
乞うご期待!
1.推しポケモンの強み活かしたデッキ構築を考える
まずは今回の《カミツオロチex》を見てみましょう。

特性「じゅくせいチャージ」は、手札から基本くさエネルギーを自分のポケモンに付け、HPを30回復させる効果を持ちます。
ワザ「みつあめストーム」のダメージは自分のポケモン全員についているくさエネルギーを参照して、素点30+枚数×30ダメージになるので、自分の場にくさエネルギーが多ければ多いほど大ダメージを与えることが出来ます。
進化させて自分に使うことで手貼りと合わせてすぐに要求エネルギーを満たすことができ、現環境のポケモンexの中でも非常に強力な能力と言えると思います。
ただし、自分にくさエネルギーを2枚付けただけではダメージが90しか出ないので、他のポケモンにもくさエネルギーを潤沢に供給しなければなりません。
そこで、くさエネルギーを潤沢にするためのカードを用意しなければなりません。
前環境から大活躍中の、”あのカード”ですね。

そのカードはもちろん、《オーガポンみどりのめんex》です。
特性「みどりのまい」は自身に基本くさエネルギーを付けながら、山札を1枚引くという効果。
盤面にくさエネルギーを供給しつつドローも付いているので、《カミツオロチex》デッキには欠かせない1枚となっています。
これで盤面にエネルギーを供給する手段を整えることが出来ました。
他にも、《ナタネの活気》や新カードである《テラパゴスex》と《ガラスのラッパ》を組み合わせるなどの方法も考えましたが、《オーガポンみどりのめんex》を複数並べることで潤沢になると考え、今回は採用しませんでした。
1.デッキの弱点をカバーするには?
今回《カミツオロチex》を使うにあたって、一番気になったのは《カジッチュ》のHPの低さでした。
環境には《ドラパルトex》がいて、同じくワザを使用する《レジドラゴVSTAR》がいます。
ワザ「ファントムダイブ」のベンチダメージが非常に強力で、《カミツオロチex》になる前にやられてしまうと全く歯が立たないと思いました。
そこで、登場時から個人的にお気に入りのポケモンを採用することにしました。

《リククラゲex》は、特性「まもりのきんし」でエネルギーさえついていれば相手のワザの効果を受けなくなります。
エネルギーの供給は特性「じゅくせいチャージ」と「みどりのまい」で比較的楽に行えるので、一度展開することができれば《ドラパルトex》デッキなどに強く出れると思い、進化ライン1-1で採用することにしました。
同じような効果を持つ《ベラカス》でも良いと思われるかもしれませんが、《ベラカス》では《ボスの指令》等で呼び出されて倒されてしまうと1進化なので復帰が難しく、なるべく倒されにくい方を採用したいと思い、《リククラゲex》にしました。
3.実際にデッキを組んでみよう!
ここまで考えたところで、一度デッキを形にしてみました。

【デッキコード】VvFwbk-diS8Ng-V51dkk
グッズやサポートなどは前回組んだデッキと同じような考えで入れています。
特筆すべきは《ジャミングタワー》でしょうか。

《ジャミングタワー》は環境的に《マキシマムベルト》や《きらめく結晶》などの強力なポケモンのどうぐが多く、《カミツオロチex》相手に使われると脅威になるので少しでも妨害手段を入れておきたいということから1枚だけ投入しました。
デッキ構築はSNSやYouTubeなどを参考にしたところもあるので、同じように《カミツオロチex》デッキを考えている方はぜひそちらで検索してみてはいかがでしょうか。
4.ジムバトルチャレンジ!果たして結果は…?
今回はすぐに《カミツオロチex》デッキを組んでジムバトルにチャレンジしてきました!
簡単な試合内容とともに結果をお伝えします。
1回戦 vsデンチュラex+ハピナスex ◯
先手2ターン目から《デンチュラex》のワザ「フルグライト」を打たれてしまい、グッズが使えない状態に。
《オーガポンみどりのめんex》の特性やサポートを使って少しずつ展開するものの、次のターンも「フルグライト」を使われて2ターン連続でグッズロック状態になってしまうキツイ展開でした。
しかし前の《デンチュラex》のHPを削りつつ、スタジアム《ジャミングタワー》を貼ることで《力の砂時計》を無効化し、相手の攻め手を止めることに成功。
相手のベンチにいる《ビーダル》を倒しつつ手札干渉を行うことで相手の動きが完全に止まり、そこから逆転勝ちしました!
2回戦 vsドラパルトex+ピジョットex ✕
相手の《ドラパルトex》を1撃で倒せるぐらい展開出来たものの、最後の最後で相手のベンチの《ヨマワル》を倒すことが出来ずにうまくサイドを取りきられてしまいました。
《リククラゲex》を早々に立てられたことでかなり優位に試合展開を進めることが出来ましたが、特性「カースドボム」で上手く捲られてしまいました。
3回戦 vsアンズの秘技クロバット ◯
どく状態をポケモンのどうぐ《くさりもち》やさまざまな特性でうまく使いつつ大ダメージを与えるクロバットデッキでした。
どく状態にする効果はワザの効果で与えてくるものだったので、《リククラゲex》が完璧な対策になっていて終始優位に進めることが出来ました。
4回戦 vsミライドンex(バチュル、カプ・コケコ入) ◯
《バチュル》や《カプ・コケコex》など珍しいポケモンが多い《ミライドンex》デッキでした。
こちらの《カミツオロチex》を倒すには、《カプ・コケコex》のワザ「リベンジショック」で追加効果の120ダメージ+マヒと《ミライドンex》のワザ「フォトンブラスター」で220ダメージの2回攻撃する必要があります。
マヒ状態になってしまうと逃げることが出来ないため、非常に厄介な効果だな…と思っていたところ、またしても《リククラゲex》が大活躍。
《カミツオロチex》の特性「じゅくせいチャージ」の回復も合わせて上手く立ち回り、そのまま押し切って勝ちとなりました。
総評:リククラゲexが強かった
4戦中3戦《リククラゲex》が活躍するという意外な結果になりました。
対策で見ていた《ドラパルトex》に勝てなかったのが心残りですが、構築段階で想定していた役割をしっかりと果たしてくれたので満足しています。
草タイプのお供には今後も《リククラゲex》を推していきたいと思います!
肝心の《カミツオロチex》に関しては、盤面のエネルギー供給は《カミツオロチex》と《オーガポンみどりのめんex》で十分だと思いました。
先手2ターン目であれば相手のポケモンex・Vのたねポケモンを倒すためのダメージ量は十分確保出来ますし、後半もうまくくさエネルギーを散らすことで継続して大ダメージを出すことが出来ました。
反省点としては、後半の手札干渉に対しては《ミュウex》のみでは足りない部分もあるので、《ビーダル》などを入れて《ワザマシン エヴォリューション》を使用する構成も試してみたいと思いました。
今回の結果は…
今回の結果は3勝1敗ということで、救済成功と言ってもいいのではないでしょうか!!
強いポケモンをピックアップしていることは置いておいて…《カミツオロチex》はくさポケモン好きの希望の星となるのではないでしょうか?
まだまだ構築しがいのあるポケモンだと思うので、皆さんも別のアプローチ方法で《カミツオロチex》のデッキを考えてみてはいかがでしょうか?
次回はもうひとりのライターおれおによる推しポケ記事またはリクエスト回になると思います。
また読んでいただけると嬉しいです!ではまた!


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コメント
コメント1件
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匿名プレイヤー さん
2024年9月3日2024/09/03 もう1ヶ月程フシギバナexの活躍を首を長くしてお待ちしております、、、!
お忙しい中大変恐縮ですがフシギバナを救ってやってください、、-
ポケカジラ【公式】 さん
レベル:
★★★☆☆2024/09/04 遅くなっておりたいへん申し訳ありません…!
デッキリストは完成しているので、ジムバトルに参加するだけなのですがもう少々お待ちいただけると幸いです。
いつもご覧いただきありがとうございます!
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