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【初心者向け】スタートデッキを組み替えてみよう!「スターターセット テラスタル ミュウツーex」編

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こんにちは、「ゆかり」です。
前回は初心者の方を想定したポケカの上達のためのコツを執筆させて頂きました。

さて、今回はスタートデッキを「自力で」組み換えるコツについてお伝えいたします。もし、カード知識を抑えて自力で組み換えられるようになれば、環境で活躍するデッキはもちろん、自由に好きなポケモンを活躍できるオリジナルデッキを組んでいくことも夢ではありません。

※本記事ではスタートデッキを強化してジムバトルに出てみたい初心者の方や、今後、自分でデッキを組むことを目指す方を対象としています。

デッキを組み替える前に

デッキを組み換えるコツをお伝えしていく前に、実際にデッキを回してみてください!

本当に大切なことなのでもう一度言います。実際にデッキを回してみてください!

スターターデッキを組み替えるだけなら、ネットにあるレシピをそのままコピペすればできます。しかし、今回の目標は「自力でデッキを組み換えられるようになること」です。そして、デッキを組み替えることとは、今の状態よりも回しやすくすることです。そのためには実際に回して、今のデッキの感触を味わうことは必要条件となります。

上級者の方でもデッキを組み替える時は、まずはデッキを回して動きを確認します。回して強い動きをするカードや、逆にノイズになってしまうカードなど検討します。
ですがそんなに難しいことは考える必要はなく、フィーリングでOKです!細かな言語化や理論化は慣れてからで充分です。まずは文章で読むだけではなく、自分で強みも弱みも全部体感して、味わいきることが非常に大切です。

  • このポケモン強いな!
  • このカードはちょっと扱いにくいかも?
  • あ、このカード何かいい感じだし、もっと増やしたら、回しやすくなるんじゃない?
  • あーエネルギーちょっと多いかも(少なすぎて毎ターン貼れないよ~)

etc...

こんな感じが掴めたら、もうバッチリです!

実践!ミュウツーexデッキを組み換えてみよう!

それでは、実際にミュウツーexデッキを一緒に組み換えていきましょう。
製品に入っている中身はこちらとなります。

ミュウツーexデッキ

【デッキコード】48cx88-XHraaE-Gx8Dx8

まずは実際に回してみましょう。
もしも品薄などの事情があってどうしても用意が難しいならば、カード60枚をスリーブと一緒に紙を「ネモ」とか入れて、やってみてください。
※↑はあくまで自宅で練習に回す時のみで、基本的にジムバトルや公認自主イベントでは禁止されていますのでご注意を!

実際に回して感じたことを列挙する

さて、回してみるといろいろなことが見えてくると思います。
多分、こんな感想を持たれた方が多いのではないでしょうか?

  • ミュウツーexをもっと増やしたい
  • ネイティオの特性アカシックセンスで、ずっとエネルギー付けて山札を引いて、とにかく速く沢山付けたい
  • 山札からカードを引けるサポート(ネモ、博士、ナンジャモ)って助かるし、できれば毎ターン打ちたい
  • ボスでいきなり逃げたはずのポケモンを呼ばれて倒されるとキツイ
  • ポケモンを持って来るカード少し足りないかも

etc...

実際に私自身が回したほか、ティーチングイベントの参加者や、他の周りの方々にヒアリングした所感も似たようなものでした。

他にも、「デオキシスのゲノムスパイラルはエネをベンチに事前に移動できるから、デオキシスがやられてもエネは引き継げるの助かる」、「逃げエネって1つでもあると、ミュウツーexの打点下がるから、エネを捨てなきゃいけないの嫌だ」、「進化は同じターンにできないから、タネを早く出したい」などもありました。

デッキの軸になるポケモンを中心に、全体を調節する

(1)デッキの軸となるポケモンと一緒にやりたいことを見つける(一番大事)

本来一から組む場合は軸となるポケモン選びからはじまりますが、今回は構築済みのミュウツーexのデッキなので、軸はミュウツーexに確定しています。

まず、選んだポケモンのテキストを見ながら、強みが活かせるような動きをイメージします。

引用元:駿河屋

[svEM] 001/020

ミュウツーex

たね HP 230
ワザ:トランスチャージ 超

自分のトラッシュから「基本ちょうエネルギー」を2枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。

ワザ:フォトンキネシス 超超 10+

自分のポケモン全員についているちょうエネルギーの数×30ダメージ追加。

今回、ミュウツーexのテキストを見ると,2エネ(超・超)で素点10ダメージに加え、自分のポケモン全員についている超エネルギーの×30ダメージを追加できるフォトンキネシスに目がいきました。

場のポケモン全体の超エネルギーの枚数次第で、環境デッキの高い水準のHP330のリザードンexにも超エネ11枚あれば届いて、一撃で倒せるって書いてあるのです。
このデッキでやりたい強い動きは「場のポケモンに大量に超エネを付けて、ミュウツーexでどんな高いHPのポケモンでも一撃で倒す」とイメージできましたね。

(2)ポケモン(攻撃するポケモン&支援するポケモン)を調節(かなり長め)

次に、攻撃するポケモンとデッキを支援するポケモンに分けて調節していきます。

まず、今回のデッキの軸となるミュウツーexは攻撃するポケモンです。
ミュウツーexの枚数ですが、回した所感では少ないしもっと増やしたいとありました。デッキリストでは2枚のみ投入されていたので、まず試しに4枚で固定してみましょう。

次に支援するポケモンですが、ネイティ-ネイティオラインが挙げられます。特性「アカシックセンス」がエネ加速をするだけではなく、2ドローし続けることができます。
これはこのデッキコンセプトを大きく支える役目です。ただし、ネイティオ自身は攻撃できず、他の殴るポケモンや支援役もベンチに出したいため、3-3のままとしましょう。

ネイティ

引用元:駿河屋

[svEM] 004/020
ネイティオ

引用元:駿河屋

[sv1S] 005/020
デオキシス

引用元:駿河屋

[svEM] 006/020

また、デオキシスはゲノムスパイラルで攻撃しながらエネルギーをベンチに付け替えて、返しできぜつしてもミュウツーexの打点を減らさずにそこそこのダメージを出せるのが非常に強力と言えます。このまま2枚続投です。

そして、逃げエネ1でも特にエネルギーを場からトラッシュしたくないこのデッキでは、かなりしんどいとあったので、思い切って逃げエネ2もあるタマタマ-ナッシーの2ライン は不採用にしてみましょう。 役割としては攻撃役だったので、代わりに2枚サブアタッカーを追加します。ピッピexデッキにも入っていたいたずらクランチのクチート&ミュウex です。

いたずらクランチはクチートに付いている超エネルギーの数×30とあり、デッキのコンセプトと相性抜群です。

続くミュウexは環境デッキでも時々採用されており、相手のバトル場のポケモンのワザをコピーできるので臨機応変に戦えるほか、特性のリスタートもなかなか優秀で逃げエネが0の部分も特筆すべき部分です。

逃げエネ0が場に1体でもいるととても強いことは、1進化の逃げエネ0のエルフーンを使った方も言っていました。ミュウexで逃げエネ0は補えたのでモンメン&エルフーン を抜きましょう。

そしてデデンネ も打点が2エネ30と低いため、代わりに同じHP70の代表的な支援役のマナフィとジラーチに変えましょう。

マナフィはベンチへの攻撃ダメージ、ジラーチは攻撃してダメカンを乗せる攻撃から守ってくれます。 大体攻撃するポケモンは7,8体いれば事足りますし、全体のポケモンの数も平均的です。

以上のように調整ではデッキの方向性があっていて、相性の良い&汎用的なポケモンをいれていきます。

(3)ポケモンを展開できるグッズと、山札を引けるサポートを調節

続いてポケモンを展開できるグッズは何も考えずに大体10枚(元の8枚では少なく感じるはずです)、山札を引けるサポートは8枚入れてください。このくらいがちょうどよい枚数だと言われています。

今回は、超ポケモンやエネルギーも持って来られる霧の水晶 (ミュウツーexは持って来れないので注意)とタネなら何でも手札を捨てずに場に出せるネストボール を4枚ずつにして、ハイパーボール を3枚程度が良いと思います。

霧の水晶

引用元:駿河屋

[s6K] 060/070 (U)
ネストボール

引用元:駿河屋

[svB] 001/028 (-)
ハイパーボール

引用元:駿河屋

[svB] 002/028 (-)

山札を引けるサポートですが、実践でよく使われるのは博士の研究、ナンジャモ、ジャッジマン です。

博士の研究

引用元:駿河屋

[svB] 007/028 (-)
ナンジャモ

引用元:駿河屋

[sv2D] 069/071 (U)
ジャッジマン

引用元:駿河屋

[s11a] 063/068 (U)

ナンジャモは4枚積んでよいです。手札を捨てずに最大6枚変えるほか、相手の手札を山に戻させて動きをとめられ、群を抜いています。

博士は強力ですが手札を全て捨てる必要があるため、トラッシュに捨てても取り返しのつくデッキ、つかないデッキで採用枚数を2枚から4枚で考えると良いです。

今回の場合は、エネルギーを巻き込みたくないので、2枚にして残りを相手と自分の手札を山札に戻して4枚ずつ引いて、相手の動きを遅らせることも出来るジャッジマンで良いと思います。

(4)エネルギー枚数を決める

まず特殊エネルギーを採用するかどうかを決めます。今回の場合は、ミュウツーexのワザは基本超エネルギー参照なのと入れる必要性もないため、不採用で基本超エネルギーだけとします。

基本エネルギーの枚数は目安10枚程度ですが、このデッキの場合はエネルギーをとにかくネイティオで場に貼りたいこと、そして最大目標はエネルギー11枚と決めたので、サイド落ちケアも考えて必要枚数+2枚の13枚と決めしてしまいましょう。

(5)最後のしあげ

ここまで48枚のカードが入りました。以上までが盤面にポケモンとエネを揃えて、土台を作るためのカードでした。ここからの残る12枚ですが汎用カードをいれていきます。

確定枠としてボスの指令2枚、自分の場のポケモンを入れ替えるためのカード2枚(ポケモン入れ替えやあなぬけのひもetc)です。
あなぬけのひもはとても強力なカードではありますが、最初は使いどころが難しいので、まずは一緒に入っているポケモン入れ替え2枚のままでよいです。

ボスの指令

引用元:駿河屋

[svB] 024/028 (-)
ポケモンいれかえ

引用元:駿河屋

[sEK] 015/020 (-)
あなぬけのヒモ

引用元:駿河屋

[svF] 010/038 (-)

ここまでで52枚。
後はスタジアムを入れないと相手の使い放題になるので、3枚以上いれることが望ましく、今回の場合はミュウツーexの準備の時間稼ぎに、相手のルール持ちのポケモンを止める頂きへの雪道 がとりあえず3枚で良いと思います。

頂への雪道

引用元:駿河屋

[sK] 027/030 (-)
勇気のおまもり

引用元:駿河屋

[sv2D] 067/071 (U)
すごいつりざお

引用元:駿河屋

[sv2P] 066/071 (U)

後は、ミュウツーexを取られるとサイド2枚取りになるので、ポケモンの道具のHPを増やす「勇気のおまもり」を3枚 、最後の残り2枚にトラッシュのポケモンとエネルギーを戻せるすごいつりざお を2枚いれて60枚になりました。

ミュウツーexデッキ

【デッキコード】48cx88-XHraaE-Gx8Dx8

最後に

以上、デッキの組み換え方の考え方をレクチャーさせて頂きました。
今までお伝えしたのはあくまで「私の」考え方なので、私のやり方や構築が正解ではもちろんありません。(何なら環境によって変わると思います)

何より大事なのは組んだものをきちんと回して振り返りをすることだと思います。環境によっても最適解も変わります。

なので、組んだらそのままにしないで、時々回していっていただけたらなと思います。そうしたら、どんどん組み換える構築力はブラッシュアップされると思います。

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著者情報

ゆかり

好きなデッキはインテウーラ&サナex、好きなカードはジャローダVstar。
X(旧Twitter)@snowrain_39

編集責任

株式会社カブキ
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