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拡張パック「ブラックボルト」「ホワイトフレア」の当たり&高相性カード一覧!

拡張パック「ブラックボルト」「ホワイトフレア」の当たり&高相性カード一覧!

2025/6/6に発売予定の拡張パック「ブラックボルト」「ホワイトフレア」は「BWシリーズ」の復刻パックということで、古参プレイヤーにとっては懐かしいカードが多いパックになりそうですね。

また今弾はいくつか珍しい特徴を備えたセットでもありますので、まずはその点の確認からしていきましょう。

「ブラックボルト」「ホワイトフレア」の特徴

現在公開されている「ブラックボルト」「ホワイトフレア」の特徴は5つです。

  1. 「BWシリーズ」の復刻カードを多数収録
  2. 新レアリティ「BWR」追加
  3. 全ポケモンの「AR」または「SAR」を収録
  4. 拡張パックデラックス(1パック1450円35枚でARが1枚確定封入)の販売
  5. 限定構築戦を開催(ビクティニ争奪戦)

1.「BWシリーズ」の復刻カードを多数収録

最大の特徴は「BWシリーズ」の復刻カードが多数収録されることです。

例えばこちらの《シビビール》はかつて活躍していた《シビビール》とそっくりそのまま同じ性能です。

2011年発売のカードと全く同じ性能なのは若干気になりますが、直近のレギュ落ち前まで同じ性能の《モココ》が活躍していたことを考えれば今でも十分に強力なカードと言えるでしょう。


その他《エンブオー》は2010年発売の《エンブオー》とワザと特性が同じです。

HPとワザのダメージは一回り大きくなっていますが、ほぼ完全なリメイクですね。

エンブオー》の水タイプ版ともいえる《セグレイブ》は「パオジアン」のキーカードとして知られていますので、こちらも強力なカードなのは間違いありません。


このように全く同じ性能のものと、パワーアップしているものがありますので、過去のカードを引っ張り出して使おうと思っている方は本当に使えるカードか必ず確認しましょう。

新レアリティ「BWR」追加


  • ゼクロムex

    《ゼクロムex》
    最安価格:-

  • レシラムex

    《レシラムex》
    最安価格:-

新レアリティとして「BWR」が追加!

現在公開されているのは《ゼクロムex》と《レシラムex》のみですが、今後の追加はあるのでしょうか?

また、「R」の枠の加工も「BWシリーズ」当時のものとなっており、古参プレイヤーを喜ばせる演出です。


全ポケモンの「AR」または「SAR」を収録


  • ジャローダex

    《ジャローダex》
    最安価格:-

  • エンブオー

    《エンブオー》
    最安価格:-

今回はなんと収録される156匹のポケモンすべてに「AR」または「SAR」が存在します。

進化元のARが存在しなくてデッキのレアリティが上がり切らないという悩みも今回に関しては解決です!

拡張パックデラックス(1パック1450円35枚でARが1枚確定封入)の販売

「156種もARがあったらコンプリートできねぇよ!」という方もおられると思います。

安心して下さい!1パックにARが確定で1枚封入される「拡張パックデラックス」という物も同時に発売されます!

とはいえ通常のパックが7枚入り290円のところ、拡張パックデラックスは35枚入り1450円と価格もデラックスです。

どちらを狙うかはお好みですが、買えるようなら高レアリティが確定している「拡張パックデラックス」の方がよさそうですね。

限定構築戦を開催(ビクティニ争奪戦)

ポケモンカードでは初めて?となる該当パックのカードのみを使用した大会が開催されます。

その名も「ブラックボルト」「ホワイトフレア」デッキ構築戦

過去には「新弾バトル」という「新弾のカードを合計4枚以上デッキに入れて対戦する」という条件のイベントも開催されていましたが、今回のデッキ構築戦は条件がかなり厳しくなっています。

注意したいのは「ビクティニBWR争奪戦プロモカードパック」に収録されているカードも使用できるという点です。

該当するのは以下の7枚です。


ビクティニBWR争奪戦プロモカードパック

特に《ボスの指令》《ハイパーボール》は構築に大きな影響を与えますのでお忘れなく!

またイベント自体も「新弾バトル」は「ジムバトル」のように自由に参加できる形式でしたが、「デッキ構築戦」は「シティリーグ」のような事前抽選制です。

景品のカードが配布される枚数がグッと少なくなるので、優勝プロモの《ビクティニ》(BWR)だけでなく、参加賞の基本エネルギーも高値で取引されることになりそうですね。


  • ビクティニ

    《ビクティニ》(BWR)
    最安価格:-

イベントへのエントリーは以下のリンクから!

前期と後期の2回参加できますが、現在受付しているのは前期のイベントのみとなっています。

ビクティニBWR争奪戦
  • ・エントリー期間
  • 2025年5月16日(金)14時~2025年5月26日(月)12時
  • ・開催期間
  • 前期:2025年6月14日(土)~7月18日(金)
  • 後期:2025年7月19日(土)~8月31日(日)
  • ・エントリーページ
  • ビクティニBWR争奪戦エントリーページ

イベントの参加人数は32人や64人になっていますが、当日はその中で8人グループを複数作り、その中での優勝者を決めるようです。

使用できるカードの少なさからデッキの強さに差がでにくいですし、3回勝てば優勝ですので初心者の方もがんばってみましょう!

「ブラックボルト」「ホワイトフレア」の注目カード

ふうせん


ふうせん》は発売後、間違いなく多くのデッキに採用されるカードです。

ここまで断言する理由は簡単で《ふうせん》の完全下位互換の《緊急ボード》が現在活躍しているからです。

具体的に採用してるデッキでいえば「ドラパルトex」「マリィのオーロンゲex」「バチュル」「サーナイトex」「リザードンex」などで、《ペパー》が入るデッキにはほぼ確実に入ります。

これらに加えて《ふうせん》は逃げるエネルギーを2つ減らせるので、「サーフゴーex」のような逃げるエネルギーが2つだったために《緊急ボード》を採用していなかったデッキにも採用されるようになるでしょう。

ちなみに《ふうせん》の(UR)は再録の情報が出た段階で価格がは値上がっておりますが、パックの発売後にさらに上がる可能性もあります。

狙っている方はお早目の購入が良いかもしれませんね。



トウコ


  • トウコ

    《トウコ》
    最安価格:-

《トウコ》も幅広いデッキに採用さが見込まれるカードです。

エネルギーなら何でも持ってこられるのも優秀ですし、合わせてサーチできるのが進化ポケモンなのも素晴らしいです。

例えば《ドラパルトex》や《ドロンチ》と《ルミナスエネルギー》をサーチすればワザを出す準備が急速に進みます。

その他《ブロロローム》と特性で捨てるための基本エネルギーをサーチすることもできます。

ブロロローム》は逃げるエネルギーが2つなのでやや使いにくいカードでしたが、その点は《ふうせん》の登場で解決されますので、今後は結約する機会が多くなりそうですね。

また《グレンアルマ》と《プリズムエネルギー》をサーチできるので「ひおくりバレット」は安定感が大きく向上しそうです。


その他、一時期注目された《リッチエネルギー》と《ノココッチ》のスーパードローコンボを同時に揃えるのも面白いでしょう。

サポートを使ってエネルギーの手張りもしたら残りの行動は限られてくるのですが、面白いことは間違いありません。


プリズムエネルギー


プリズムエネルギー》はエクストラの「ルギア」で使われているカードですが、1枚3,000円前後もする高額カードでした。

スタンダードのパックに収録されることで一気に価格は落ち着くことが予想されますので、エクストラに興味がある方にとってはうれしいニュースですね。

もちろんスタンダードでの活躍も期待できます。

よく似た効果の《ルミナスエネルギー》がスタンダードで使用できるのですが、こちらは他の特殊エネルギーと同時に使えないというデメリットがありました。

そのため2枚同時に使ったり《レガシーエネルギー》と併用したりして、エネルギーを2色以上要求するアタッカーに使用することはできませんでした。

プリズムエネルギー》なら複数同時使用できますので「テラスタルポケモン」のようなエネルギーを3色指定してくるアタッカーにも使用できるようになります。

「ひおくりバレット」のように種ポケモンのあったカーでたたかうデッキにとってはうれしい強化といえます。

イグニッションエネルギー


《イグニッションエネルギー》は《リバーサルエネルギー》の互換カードです。

進化ポケモンについている間はエネルギー3個分として働く点は共通していますが、無色しか出せず、1ターンしか場に残りません。

その代りにサイドの枚数に関係なく使用できるので自分から攻めるデッキでも使用することができるようになっています。

ターンの終わりにトラッシュする効果があるので、あらかじめアタッカーに付けてというようなプレイはできないので注意しておきましょう。

ブルンゲルex


  • ブルンゲルex

    《ブルンゲルex》
    最安価格:-

  • プルリル

    《プルリル》
    最安価格:-

新弾で最も悪さをしそうなカードが《ブルンゲルex》です。

多くのプレイヤーが「こんなもんJCSの直前に出すな!」思ったことでしょう。

バトル場にいるだけで相手だけ「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を使えなくなります。

1進化のポケモンなので《ワザマシンエヴォリューション》からすぐに用意することができます。

例えば《危険な密林》を置いて毒状態のHP30のポケモンで《ワザマシンエヴォリューション》をすれば、後攻1ターン目にロックが完成します。

先攻を取らされたときは毒ワンキルを目指せばよいので先後どちらでも恐ろしい動きができますね。

従来の毒コンボよりもかなりパーツが多いので安定感の高い構築にするのは難しそうですが、考え甲斐のあるカードです。

惜しむらくは進化元の《プルリル》のHPが80なのでベンチに並べずらいところでしょうか。

ゼクロムex、シビビール


  • ゼクロムex

    《ゼクロムex》
    最安価格:-

  • シビビール

    《シビビール》
    最安価格:-

この2枚は「ミライドンex」で活躍が期待されています。

高火力アタッカーとして《ゼクロムex》が、継続的なエネルギー加速装置として《シビビール》が加入することで、レギュ落ち前の状態にかな近くなりました。

以前はあったカードで足りないのは確定サーチの《森の封印石》と《ネオラントV》くらいですが、これは全プレイヤーが失ったものなので目をつむりましょう。

《ゼクロムex》は素点は低いですが、火力アップが高倍率なので残りサイドが3の時点で280点、2枚で330点、中盤以降は《リザードンex》より火力は出しやすくなっています。

序盤を《テツノカイナex》中盤以降を《ゼクロムex》で攻めるという隙のないデッキになりそうですね。

レシラムex


  • レシラムex

    《レシラムex》
    最安価格:-

《レシラムex》は残りサイドが3の時点で280点、2枚で330点というように《ゼクロムex》と同じ倍率で火力が上がっていくポケモンです。

グレンアルマ》と組み合わせればエネルギー3つとやや重いワザも運用できそうですので、最大打点が低かった「ひおくりバレット」にそのまま入りそうなカードです。

《ゼクロムex》と違いワザを出しても自傷ダメージが入らないので、HP230という絶妙に落とされにくい体力を維持できるのも良い点です。

サイドが進んでいなくとも《オーガポンみどりのめんex》を倒せますし、取り回しのしやすいアタッカーといえそうですね。

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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7−8 ビックライズビル5F

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