


4/26(金)発売の拡張パック「変幻の仮面」の情報をまとめました。
相性な良さそうなカードもピックアップしているので、新デッキ構築の参考にしていただけると幸いです。
ポケモン
オーガポンex
まずはパッケージポケモンである「オーガポンex」です。
《オーガポンみどりのめんex》《オーガポンかまどのめんex》《オーガポンいどのめんex》《オーガポンいしずえのめんex》の4タイプのオーガポンexが収録されており、場の「オーガポン」とトラッシュの「オーガポン」とつく「ポケモンex」を入れ替えるグッズ「鬼の仮面」も同時に収録されています。
使い方としては、《オーガポンみどりのめんex》の特性「みどりのまい」を使いながら基本草エネルギーを供給し、《鬼の仮面》を使用して相手のポケモンに合わせてトラッシュの別の「オーガポンex」と入れ替えながら戦います。
「みどりのめん」以外のオーガポンのワザの要求エネルギーも、それぞれのタイプ1つと無色エネルギー2つのワザが用意されているので、《オーガポンみどりのめんex》の特性で供給したエネルギー2つに加えて特殊エネルギー《ルミナスエネルギー》ですべての「オーガポンex」がワザを使うことができます。
相手の弱点に合わせて「オーガポンex」の種類を変えることはもちろん、《オーガポンいどのめんex》であればワザ「すすりなく」で相手のバトル場のポケモンをロックしたり、《オーガポンいしずえのめんex》なら相手の特性を持つポケモンからワザのダメージを受けないようにしたりと、柔軟な戦術で戦うことができます。
相性の良いカードは先述した通り特殊エネルギーの《ルミナスエネルギー》です。
また、後に紹介するグッズ《むしとりセット》との相性も良いですね。
《ルミナスエネルギー》は強化拡張パック「クリムゾンヘイズ」でURが登場しています。
4/11現在価格が下降傾向にあるので4枚集めるなら今のうちかもしれません。
イルカマンex
1進化のexで脅威のHP340、1エネ250ダメージの《イルカマンex》が登場しました。
《イルカマンex》の特性「マイティソウル」は自分の進化に関する能力で、この《イルカマンex》は非ルールポケモンの《イルカマン》の特性「マイティチェンジ」でしか場に出ることが出来ません。
exではない方の《イルカマン》の特性「マイティチェンジ」はバトル場からベンチにもどったときに1回使える特性で、自分の山札から《イルカマンex》を選び、ベンチ戻った《イルカマン》と入れ替えることで《イルカマンex》に進化することが出来ます。
進化するのに条件がある分、《イルカマンex》の能力が高めになっているようです。
進化してバトル場に出るためにも入れ替え札が多くなることから、《ポケモンいれかえ》《いれかえカート》はもちろん、バトル場に出ることによって特性を使用できる《テツノブジンex》や未来のポケモンの逃げるエネルギーをゼロにする《ブーストエナジー未来》の相性が良いと思います。
他にも入れ替えを補助する特殊エネルギーの《ジェットエネルギー》や、同弾で収録される《ケーシィ(テレポーター)》も採用候補になると思います。
ドラパルトex
個人的に最も注目しているのが《ドラパルトex》です。
《ドラパルトex》の性能はもちろん、その進化前の《ドロンチ》の特性「ていさつしれい」が非常に強力なドローサポート特性を持ち、《ドラパルトex》の進化ラインだけでも十分強力なデッキを組むことが出来ます。
《サーナイトex》の《キルリア》が強力だったように、今後のTier1候補に挙げられると思います。
《ドラパルトex》のワザも非常に強力です。
要求エネルギーが炎と超1つずつでダメージが200。ここまでではそこまで協力ではないのですが、「ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる」効果が強力すぎます。
相手のアタッカーを1撃で倒せることは少ないものの、ダメカン6個もあればベンチで準備していた進化前のポケモンを一方的に倒すことが出来ます。
HP60の「ヒトカゲ」や「ビッパ」「ポッポ」など、最近の上位デッキに必ず入っている補助ポケモンを進化前に倒しつつ、自分は「ドロンチ」のドローが行えるので後半の展開力に差がつきます。
ただし、《ドロンチ》だけでは十分なサポートとは言えません。
そのため、こちらも「ビーダル」や「かがやくゲッコウガ」などを採用し、動きを安定させるためのポケモンも採用しなければなりません。
ここでおすすめなのが《ノココッチ》です。特性を使用してしまえば場にも残らないので相手に狙われにくく、終盤まで《なかよしポフィン》を有効活用できるので相性が良いと思います。
《ノココッチ》を採用することで、既存の非ルールポケモンである《ドラパルト》の採用も視野に入ってくると思います。
ベンチが空くので倒されてしまった《ドラパルトex》の下にいる《ドラメシヤ》をすごいつりざお等でデッキに戻し、再度展開して《ドラパルト》のワザ「ドラゴンランチャー」で自分のベンチの《ドラメシヤ》分、相手の場のポケモンに100ダメージを与えて急襲することが出来ます。
序盤から終盤まで全てのポケモンを有効活用できるので、デッキ構築の難易度は高めに見えますが現在の環境でも上位に食い込む力があるのではないでしょうか。
その他ポケモン
今回の拡張パック「変幻の仮面」は、草タイプの強化パックにもなっています。
非ルールポケモンの能力は控えめではありますが、今回の《オーガポンみどりのめんex》とも相性が良いですし、グッズ《むしとりセット》が今までの草タイプデッキに欲しかった1枚と言えるでしょう。
「オーガポン」とともにともっこポケモンの《マシマシラ》《キチキギス》《イイネイヌ》も収録されます。
全て共通して悪エネルギーが突いていると働く特性を持っており、中でも《イイネイヌ》に悪エネルギーをつけることでHP230、2エネで170ダメージのポケモンになることが出来ます。
特性「おまつりおんど」関連
特性「おまつりおんど」はスタジアム「お祭り会場」が出ているとワザを2回連続で使用できる特性です。
それぞれ最大100ダメージ×2回、相手のバトルポケモンについているエネルギーを1個トラッシュ×2回、相手のポケモンにダメカンを2個のせる×2回となっています。
そのまま使用しても今のところ弱く見えていますが、ダメージ系はポケモンのどうぐでダメージをアップさせることで1ターンで倒せるほどのダメージになることもありますし、それぞれ使い道を模索すれば活躍の場はあるのかもしれません。
《バチンキー》の特性「ドンドンだいこ」は条件付き山札から1枚確定サーチの特性です。
特性「おまつりおんど」を活用するデッキであれば必ず入れたい1枚でしょう。
※4/12公開分
4/12に公開されたポケモンは3体。
まずは《ピクシー》ですが、無色2エネで相手のワザをコピーして使用するワザを持ちます。
現環境には「バーニングダーク」「ロストインパクト」「げっこうしゅりけん」「しのびのやいば」「ぶんしんれんだ」などなど、逆に使われてしまうと大変なワザが揃い踏みです。
1進化ではありますが非ルールポケモンなので活躍の機会はありそうです。
《ピクシー》を採用する際は《ダブルターボエネルギー》と一緒に入れたいですね。
《ローブシン》は特殊状態であれば下ワザのエネルギーが無くなり、250ダメージを与えられます。
間違いなく強いポケモンではありますが、2進化であることと他の進化先の派生が無いことが少し使いづらく感じてしまいます。
最後に《シャリタツ》ですが、バトル場にいれば「ポケギア3.0」に近い特性を使用することが出来ます。
毎ターン決まったサポートを打ちたいデッキに投入して、「緊急ボード」と一緒に採用したいですね。
チャンピオンズリーグ2024愛知で公開されたポケモン
《ハピナスex》は1進化ポケモンなのにHP300と高耐久のポケモンです。
HP以外の性能は控えめで、どちらかというとアタッカーでは無くサポート的役割になるのではないでしょうか。
特性「ハッピースイッチ」で盤面のエネルギーを移動させ、ワザ「おんがえし」で手札を補充出来るので、相手の手札干渉後に控えていると心強いと思います。
「オーガポンex」と組ませるのもワザがスムーズに使えそうで良いと思います。
「ラッキー」は同弾で収録されるものを使うよりも、特性「ラッキーボーナス」持ちのラッキーを使うと面白そうですね。
トレーナーズ
ゼイユ・スグリ
《ゼイユ》は先攻の一番最初のターンのみ使えるサポートです。
サポートは使用できないターンですが使用でき、《イキリンコex》の特性と同じような効果を持ちます。
デッキによって「イキリンコex」を採用するか《ゼイユ》を採用するかで分かれそうですが、「イキリンコex」はグッズでデッキのどこからでもサーチすることができ、《ゼイユ》は「ポケギア3.0」などでデッキの上から7枚の中にあればサーチすることが出来ます。
この差がデカいので、現状のスタンダード環境では「イキリンコex」の方が扱いやすいのではないでしょうか。
《ゼイユ》はサポートもサーチしやすいエクストラレギュレーション待望の1枚になっているかもしれませんね。
《スグリ》は入れ替え札の代わりorダメージアップのサポートです。
主にダメージアップで使われることが多いと思いますが、今までACE SPECの《マキシマムベルト》だけでは足りなかった打点に到達するために使用されることが多いのではないでしょうか。
同弾で収録される《イルカマンex》が280ダメージ出せるようになることは大きいように思えます。
おはやし笛
相手のデッキから強制的にポケモンを登場させるグッズ《おはやし笛》
悪用されそうな気しかしませんが、同弾で収録される《ドラパルトex》とも相性バツグンです!
相手のベンチにダメカンを乗せたいポケモンがいないときに《おはやし笛》を使うことで、サイドを取れない状況から1枚取れるようになったり、相手のベンチを埋めてしまって次のターンの行動を制限するなど、使い道は幅広そうです。
ACE SPEC「レガシーエネルギー」
いろんなデッキが強化されそうなACE SPEC《レガシーエネルギー》
思いつきやすいのは《ルギアVSTAR》デッキに投入して「アーケオス」の特性「プライマルターボ」でエネルギーを供給可能にし、さまざまなタイプのポケモンを使い回すことでしょうか。
取られるサイドが1枚減るので非ルールポケモンに付けてサイドを取られなくすることも可能。
なぜ取られるサイドは1枚以下にならないという文章が付いていないのでしょうか…。
これからは《改造ハンマー》や《シンオウ神殿》での対策がより重要になるかもしれませんね。
※再録※ACE SPEC「ポケモン回収サイクロン」
エクストラでも大活躍している《ポケモン回収サイクロン》が再録されることになりました!
現環境で使われている《ボタン》や《フトゥー博士のシナリオ》《チェレンのきくばり》のサポート権を使用したポケモン手段の代わりに採用されるのではないでしょうか。
エクストラで大活躍しているほどなので、サポート権を使用せずにダメージを負ったポケモンを回収する動きは強力に見えます。
さいごに
拡張パック「変幻の仮面」は4/26発売です。
発売までに公開されたカードを順次更新しますので、ポケカジラを活用して発売前に相性の良いカードをゲットしてくださいね!


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