


シティリーグ2025シーズン1が開幕し競技熱が高まってるなか明日9/13には最新弾の強化拡張パック「楽園ドラゴーナ」が発売されます。
大会で活躍するデッキに影響を及ぼすカードも収録されているので、今回は「楽園ドラゴーナ」の注目カードを紹介します。
《ルチアのアピール》
一枚目はもちろん《ルチアのアピール》です。
効果は種ポケモンを呼び出して「こんらん」を付与するというもので《ボスの指令》の互換カードです。
「こんらん」させるのは非常に強力ではありますが、範囲が限定的なのが玉に瑕です。
プレイ用としては「タケルライコex」を相手にするときに活躍するくらいでしょう。
このカードはプレイ需要よりもキャラクター人気で注目を集めています。
過去に販売された《ルチア》のサポートはその人気から非常に高値で取引されています。
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画像提供:駿河屋
[sm7]104/096(SR)
その価格は約20万円。
ここまで高騰しているのは人気の「絶版カード」だからですが、《ルチアのアピール》にもそのくらいのポテンシャルがあるかもしれません。
「SR」「SAR」ともに非常に人気が出ることが予想されますので、購入のタイミングは見逃さないようにしましょう。
《ラティアスex》
お次は《ラティアスex》です。
特性の「スカイライン」はなんと種ポケモンの逃げるエネルギーをすべてなくす効果を持ちます。
「タケルライコex」や「ロストバレット」での活躍が予想されますし、逃げるエネルギーが4つも要求される《テツノカイナex》や《テツノイバラex》を自由に逃がせるようになるので「ミライドンex」の構築に幅が生まれそうです。
「すべてなくなる」という効果なので、「逃げられなくする」特性やワザが効いていると意味がないのは注意です。
そしてこのカードも「AR」のイラストが美麗です。
ARは《ラティオスex》と対になるイラストゆえに2枚セットでコレクションしたいという方は多いのではないでしょうか。
こちらはプレイ需要もありそうなので、抑えるなら早めがいいかもしれませんね。
《ブラックキュレムex》
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続いては《ブラックキュレムex》です。
このカードのワザ「アイスエイジ」は「ドラゴンポケモン」を「マヒ」にすることができます。
「マヒ」は次のターン「逃げる」と「ワザ」が禁止される効果なので、「ドラパルトex」や「レジドラゴVSTAR」の動きを止めることができます。
特に「ドラパルトex」は入れ替え札が採用されないことが多いので、「アイスエイジ」→《ボスの指令》→「アイスエイジ」→《ワザマシンデヴォリューション》というような動きもできるでしょう。
両デッキを苦手としている「ロストバレット」では採用する価値があるかもしれません。
《ブリジュラスex》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]037/064
お次は《ブリジュラスex》です。
このカードを中心とした新しいデッキタイプができるかもしれません。
まず、鋼タイプの専用カードは何故か強力なものが多いです。
そして《ブリジュラスex》の進化元の《ジュラルドン》も自身に乗っているダメカンの分打点が上がる強力なワザ「レイジングハンマー」を持っています。
《ジーランス》を使ってこのワザを高耐久の《ブリジュラスex》が出すことでかなりの高打点を出すことができます。
《ブリジュラスex》がダメージを受けてから《ジーランス》を出せば、無警戒の相手には間違いなく高打点をぶつけることができます。
また、警戒して《ブリジュラスex》にダメージを与えるのをためらってくれればゲームを有利に進めることもできるでしょう。
加えて《ブロロローム》と進化元を共有できる《ブロロロームex》もいます。
雷タイプで140打点を出せるアタッカーなので《ピジョットex》や《ルギアVSTAR》もワンパンできます。
さらにテラスタルタイプを持っているので《ブライア》も使用できます。
種ポケモンを主体で戦ってくる「サーナイトex」や「ロストバレット」のようなデッキのサイドプランをずらすこともできるので、非常に強力な組み合わせです。
《モトトカゲex》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]051/064
《モトトカゲex》の下ワザ「ジルコンロード」は180点入れつつ5枚ドローできるので強力なワザです。
無色で種ポケモンでテラスタルタイプを持っているので《ガラスのラッパ》に対応しており、このカードを活かす構築が難しくないのもよい点です。
とはいえこのカードをメインに据えるには火力も耐久も足りません。
《バッフロン》の「カーリーウォール」の対象内でもありますので、《勇気のおまもり》もつけて実質HP320として戦う構築になりそうです。
《バクガメス》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]044/064
《バクガメス》は相手にエネルギーをトラッシュさせる能力を持ちます。
この能力自体は珍しくないのですが、非ルールの種ポケモンがエネルギー1つで出せるというのはスタンダードでは唯一の性能です。
エクストラ環境では「レジドラゴVSTAR」の対策として同じようにエネルギー1つで相手にエネルギーをトラッシュさせるワザを持った《火消し姿のピカチュウ》が使われた実績があります。
※プロモなのでとんでもなく高騰しました。
《バクガメス》もコントロール系のデッキが「ドラパルトex」「リザードンex」に対して使うこともあるかもしれません。
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209/SM-P
《おたすけベル》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]053/064
《おたすけベル》は後攻を選択するデッキかつサポートを必ず使いたいデッキでは非常に有力なカードです。
具体的には「タケルライコex」や「トドロクツキex」のような《オーリム博士の気迫》を使う速攻デッキ、《ペパー》から《ワザマシン エヴォリューション》を使いたい「サーナイトex」や「ドラパルトex」でしょうか。
サポートを使えるという後攻選択型デッキのメリットを確実に享受するためのカードとして使用される可能性は十分にあります。
《カウンターゲイン》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]059/064
《カウンターゲイン》は採録カードなのですが、かつてスタンダードでリーガルだった時期は強力なカードと言われていたようです。
もちろん現代でも十分に強力な効果を持ているのですが、現環境の上位デッキのポケモンはほとんどがワザに必要なエネルギーのすべてのタイプを指定されているのが気がかりです。
無色1個分減らすころでワザを打てるようになるポケモンがほとんど活躍していない現状ですので、このカードもしばらくは活躍できない可能性もあります。
《コレクレー》
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画像提供:駿河屋
[sv7a]024/064
《コレクレー》は非常に地味ではありますが、間違いなく「サーナイトex」の強化です。
現在はHP70である必要性から「れんぞくコインなげ」の《コレクレー》が使われていますが、このポケモンのワザが活かされる機会は全くありません。
最新弾の《コレクレー》のワザ「ちいさなおつかい」は基本エネルギーを2枚サーチできるので、ワザの火力を上げるのにエネルギーをトラッシュする《サーフゴーex》との相性も良好です。
後攻の1ターン目に《コレクレー》が使う技に意味を持たせられるのはデッキとして大きな進化といえます。


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