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テラパゴスexの優勝デッキレシピの構築と回し方

テラパゴスexの優勝デッキレシピの構築と回し方
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テラパゴスexとはどんなデッキ?

「テラパゴスex」は《テラパゴスex》のワザ「ユニオンビート」の打点を《ゼロの大空洞》よってベンチを拡張することで上げることをコンセプトとしたデッキです。


「ユニオンビート」は無色エネルギー2つで出せるワザで、自身のベンチ1枚につき30も打点が上がります。

《ダブルターボエネルギー》1枚で簡単にワザを出すことができるにも関わらず、《ゼロの大空洞》使用時なら最大220点とV・exのたねポケモンを気絶させるのに十分な打点を出せるのがこのデッキの魅力です。

この強みを活かし、ベンチポケモンを3回呼び出してサイドを2:2:2で進める勝ち方もできますし、優秀なサーチ効果を持つ《ヨルノズク》《ピジョットex》で「カースドボム」の進化ラインをかき集め、サイドを一気に進める勝ち方を狙うこともできます。


強力なものが多い「テラスタル」関連のカードを無理なく活用できるため安定感が非常に高いデッキとしてシティリーグはもちろん海外の大型大会でも多数結果を残しています。

今回はそんな「テラパゴスex」のプレイや構築の方針を解説します。

テラパゴスexの優勝デッキレシピ


シティリーグ優勝_テラパゴスex

戦績:シティリーグバトロコ柏駅前店優勝
開催日:2024年10月20日
【デッキコード】VFFk1k-DKoPPo-5F5kFF



シティリーグTOP4_テラパゴスex_01

戦績:シティリーグ竜星の嵐 十三店TOP4
開催日:2024年10月14日
【デッキコード】MM22py-4Wr17W-MpyUX2




ドラゴテラパゴスex

戦績:CARDBOXメディアポリス横浜日吉本町店準優勝
開催日:2024年10月05日
【デッキコード】Yaacxc-U3cj14-Y8xc48


カード名 最低価格 枚数 合計金額 価格推移
テラパゴスex ¥200 3 ¥600 価格推移
ヨルノズク ¥54 3 ¥162 価格推移
ホーホー ¥15 3 ¥45 価格推移
ピジョットex ¥80 1 ¥80 価格推移
ポッポ ¥30 1 ¥30 価格推移
ヨノワール ¥500 2 ¥1,000 価格推移
サマヨール ¥15 1 ¥15 価格推移
ヨマワル ¥15 2 ¥30 価格推移
スピンロトム ¥24 2 ¥48 価格推移
バッフロン ¥50 2 ¥100 価格推移
レントラー ¥24 1 ¥24 価格推移
ガチグマ アカツキex ¥250 1 ¥250 価格推移
キチキギスex ¥1,280 1 ¥1,280 価格推移
レジドラゴVSTAR ¥180 1 ¥180 価格推移
レジドラゴV ¥199 1 ¥199 価格推移
なかよしポフィン ¥480 3 ¥1,440 価格推移
ネストボール ¥66 4 ¥264 価格推移
ハイパーボール ¥24 3 ¥72 価格推移
フェザーボール ¥100 1 ¥100 価格推移
ふしぎなアメ ¥24 3 ¥72 価格推移
カウンターキャッチャー ¥150 1 ¥150 価格推移
プライムキャッチャー ¥1,780 1 ¥1,780 価格推移
夜のタンカ ¥390 2 ¥780 価格推移
ポケモンいれかえ ¥10 1 ¥10 価格推移
博士の研究 ¥80 1 ¥80 価格推移
ナンジャモ ¥24 2 ¥48 価格推移
ボスの指令 ¥20 1 ¥20 価格推移
ツツジ ¥50 1 ¥50 価格推移
ネジキ ¥84 1 ¥84 価格推移
アクロマの執念 ¥40 1 ¥40 価格推移
ブライア ¥15 1 ¥15 価格推移
ゼロの大空洞 ¥100 3 ¥300 価格推移
ダブルターボエネルギー ¥24 4 ¥96 価格推移
リバーサルエネルギー ¥24 1 ¥24 価格推移
合計-60枚¥9,468 -


シティリーグ等で上位に入賞しているもののほとんどが「カースドボム」を採用した構築です。

どの構築も中心となるカードは同じですが、一部では《バッフロン》を2枚採用した型が人気です。


その場合、枠の捻出は《ピジョットex》を上下1枚づつにすることで行われることが多いです。

《バッフロン》は2枚展開することでベンチも含めて無色の種ポケモンが受けるダメージをマイナス60する強力な特性「カーリーウォール」を持ちます。

相手の打点が-60されることで《テラパゴスex》を倒すのに290点必要になるので、サイドを取らせないターンを作ることができるのが強みです。

こちらがサイドを2枚づつとれるデッキなので《バッフロン》が稼いだ1ターンでサイドレースで逆転するという展開は非常に多いです。

またこうした能力では珍しくベンチが効果の対象なのも素晴らしいですね。

ただし、「無色のたねポケモン」だけが対象なので《ピジョットex》《ヨルノズク》はそのままダメージを受ける点には注意です。

《ピジョットex》がサイド落ちするリスクは重いものですが、十分なリターンのある採用といえます。

そのほか各カードの採用理由と使い方を解説していきます。


まずはこのデッキの初動を支えているといっても過言ではない《スピンロトム》です。

特性「ファンコール」によって「HP100以下の無色ポケモン」を3枚までサーチできるので《なかよしポフィン》《ネストボール》で最初に持ってくることが多いカードです。

サーチ先は次のターンに進化を狙う《ポッポ》《ホーホー》と進化先の《ヨルノズク》を選ぶことが最も多いです。

自身の最初のターンにしか特性を使えないため採用枚数は2枚ですが、このカードから動き出せるかどうかでデッキの回転率が大きく変わる重要なカードです。

忘れがちですがワザも無色エネルギー1つで70点と非ルールのたねポケモンを落とせる打点が出るので、《ジェットエネルギー》を1~2枚採用すればサイド1のアタッカーとしての役割を持たせることもできます。


《ピジョットex》《ポッポ》は「マッハサーチ」を使うために採用されています。

言うまでもないことですが《ポッポ》は「ファントムダイブ」「カースドボム」をケアしてHP60の方を採用しましょう。

そして《ピジョットex》ですが、このデッキにおいては非常に重要な役割があります。

《ダブルターボエネルギー》のサーチです。

このデッキはエネルギーが《ダブルターボエネルギー》4枚+αしか採用されていないにもかかわらず、サーチ手段が他にないので「マッハサーチ」で最初に探すのが《ダブルターボエネルギー》になることは非常に多いです。

次のターン以降も《ヨルノズク》のサーチで不足する部分を補ってくれるので、可能な限り素早く立てましょう。


  • アクロマの執念
    [sv6a]059/064(U)
  • キュレム

    画像提供:駿河屋

    [sv6a]047/064(U)

《ダブルターボエネルギー》のサーチ手段としては《アクロマの執念》を1枚採用するという手もあります。

こちらはトレーナーズなので《ヨルノズク》からサーチできますし《ゼロの大空洞》も合わせて持ってこられるので《ヨルノズク》のサーチ先を別のカードに回せるというメリットもあります。

ただし見逃せないデメリットが1つあります。

カード名に「アクロマ」と記載させれているため《キュレム》の「トライフロスト」を軽く打つための条件を満たしてしまいます。

《キュレム》を採用しているのは「レジドラゴVSTAR」なのですが、対「レジドラゴVSTAR」はギリギリの戦いになります。

「トライフロスト」を簡単に連打されるとかの相性が一気に「レジドラゴVSTAR」に傾きますので、最近増加傾向にあることを踏まえると《アクロマの執念》の採用は慎重になった方が良いでしょう。


このデッキの強みの1つである《ヨルノズク》の進化ライン。

進化時にテラスタルポケモンがいれば「トレーナーズ」を2枚までサーチするという非常に強力な特性「ほうせきさがし」を持ちます。

かつて大人気だった「うらこうさく」の《インテレオン》と同じ効果ですが、こちらは使用条件があることに注意!

《テラパゴスex》がいない状態で《ヨルノズク》を進化させるシーンを何度も見かけますので、使用前には指差し確認をするようにしましょう。

サーチ範囲が「トレーナーズ」と非常に広いためおおむね何でも持ってこられます。

このカードを毎ターンを進化せることで、必要なカードを集めるのがこのデッキの基本の動きですので常に盤面に《ホーホー》を切らさないようにしましょう。

サーチ先としてよくあるのは《ふしぎなアメ》《フェザーボール》のセットです。

この組み合わせだと《ピジョットex》が確定で立てられるので、そのまま「マッハサーチ」で《ダブルターボエネルギー》を持ってきてワザの準備に入れます。

この動きは《スピンロトム》から入った際の定番ムーブなので覚えておきましょう。

手札状況に合わせて足りない部分を探すのが基本ですが、《ゼロの大空洞》+《なかよしポフィン》で打点アップ、《ふしぎなアメ》+《夜のタンカ》で「カースドボム」などの組み合わせも定番です。

また、手札に何もない時は《博士の研究》《ナンジャモ》を持ってきて無理やりカードを集めにいくこともあります。

デッキを動かすエンジンなので、とにかく《ホーホー》だけは盤面に置き続けるようにしましょう。


現スタンダード最強カードの「カースドボム」の進化ラインは様々な仕事があります。

最も多いのは2進化デッキのたねポケモンを狩り尽くす仕事です。

「リザードンex」「サーナイトex」「ドラパルトex」などが相手で先行の時はこの使い方をします。

これらのデッキは2進化ポケモンを立てられないとアタッカーを用意することが困難なので、「ボムパルキア」のような動きをして一気に盤面有利を目指しましょう。

もちろん相手の展開によっては《ポッポ》《ネイティ》を狙うケースもあります。

「どうすれば相手が動きづらいか」を考えながらプレイしましょう。

他の使い方でいえば《ヨノワール》2回でポケモンV・exを落とす動きも多いです。

特に「タケルライコex」や「レジドラゴVSTAR」相手に行うのですが、種ポケモンのV・exが並ぶデッキならサイドを4枚取って一気にゲームを終わらせることができます。

また「レジドラゴVSTAR」「ルギアVSTAR」などVSTARへの進化が必要なデッキの進化元を狩り尽くす目的でもこの動きをします。

そして最も強力な使い方が「サイドの調整」です。

ベンチのポケモンV・exを呼び出して2:2:2でサイドを取られるのを嫌う相手はポケモンV・exの展開を絞ってきます。

主に「リザードンex」「ドラパルトex」など、HP220以上のポケモンで攻められるデッキがやってきますが、そこで活躍するのが《ブライア》です。

お互いのサイドが4枚になったところで「カースドボム」を2回使って相手のサイドを2枚にしつつ、ベンチの種ポケモンとバトル場の巨大なポケモンにダメカンを乗せます。

サイドが3:2になったところで《ブライア》を使い《テラパゴスex》で前を倒せばサイドを3枚取って勝利です。

後ほど詳しく解説しますが「カースドボム」を使った2:2+2や2:1+3のようなサイドの進め方も覚えておきましょう。


使わないゲームも多いですがあるだけで世界が変わるアタッカーが《ガチグマアカツキex》です。

《ガチグマアカツキex》は「カースドボム」で相手のサイドを調整してエネルギー0のアタッカーとして運用します。

このカードの偉いところは最終ターンに《サマヨール》と合わせて290点出せるところです。

呼び出しカードと《ふしぎなアメ》を使い切っていてもバトル場のVSTARポケモンを倒せる手段が残っていることが重要です。

ただ、中盤までにベンチに置いて呼び出されるとバトル場から動かすのに苦労するので気を付けましょう。


《キチキギスex》は最強のドローソースです。

このデッキのシステムには純粋なドローカードが入っていないので、手札を増やすカードとして役立ちます。

こちらは《バッフロン》の対象外なので狙われやすいとこは意識しておきましょう。

このカードを出すことが負け筋になることも少なくありませんので、効果が使える場合でも必要なければベンチに出さないことも多いです。


ボール系カードの採用枚数はほぼ固定されています。

《ハイパーボール》は進化先を持ってこられるので確定で4枚です。

《フェザーボール》は前述の動きで《ピジョットex》を持ってくるために1枚必要です。

《ヒスイのヘビーボール》は採用枚数の少ないたねポケモンが複数いる都合上サイド落ちをケアして1枚採用です。

《ネストボール》は3~4枚採用されるのですが《バッフロン》を採用している場合は《なかよしポフィン》でサーチできないので4枚にすることが多いです。

《なかよしポフィン》は使用回数を考慮して3枚のことが多いです。


《ピジョットex》《ヨノワール》が共通して使用する《ふしぎなアメ》も3~4枚採用されます。

このカードの枚数は好みで、サイド落ちを考慮しても3枚あれば回ると思える方は3枚でOKです。

ただしその場合は《サマヨール》は1枚採用しておきたいですね。


《夜のタンカ》は非常に小回りが利く良いカードです。

よく回収するのは、「カースドボム」の進化ラインと《ヨルノズク》です。

《ヨルノズク》はベンチに残っていても何もしないので、《ゼロの大空洞》がはがされた際に優先してトラッシュします。

そうしてトラッシュした《ヨルノズク》《夜のタンカ》で使いまわせるので、《ヨルノズク》の採用枚数を抑えても毎ターン特性を使うことができます。


3回呼び出して勝つデッキなので呼び出しカードは3種3枚必ず入れましょう。

入れ替え札がほぼ採用されていないこのデッキでは《プライムキャッチャー》が特に重要です。

最初にワザを出すターンに使うことが多くACESPECはほぼ確実にこのカードが採用されます。

《カウンターキャッチャー》は「カースドボム」でサイドを調整できるのでいつでも起動できるパワーカードです。

《ボスの指令》はもちろん強力ですし、唯一《ともだちてちょう》で使いまわせる呼び出し札です。


《ともだちてちょう》《ボスの指令》をはじめとしたサポートの使いまわすためのカードです。

複数回使いたい《ボスの指令》《フトゥー博士のシナリオ》のほか、序盤に使えないためトラッシュすることが多い《ブライア》の回収に使います。

サポートはまだ調整段階ですが採用されるのことが多いのは以下の7種です。


《博士の研究》は純粋に弾ける枚数が非常に多いカードなので採用されています。

《ハイパーボール》で消費した手札を補充です役割のほか、《ダブルターボエネルギー》を探すのに役立ちます。

《ナンジャモ》は「カースドボム」で相手のサイドを減らせるのでこのデッキでは序盤から強く使いやすいカードです。

ドローソースとしても優秀なので《博士の研究》と合わせて4~5枚採用されることが多いです。

《ボスの指令》は前述の通り「使いまわせる呼び出し札」として必須の1枚です。

《フトゥー博士のシナリオ》は疑似的な入れ替え札としての使用と、《テラパゴスex》を回収してダメージをリセットする使い方が主です。

そのほか、サポートを使わなくてよいターンに《ヨルノズク》を回収して使いまわすといった使い方もできます。

《ブライア》は詰めに使うカードです。

サイド2のポケモンを出し渋ってくる相手のでもゲームを締められる強力なカードなので1枚必須です。

《ネジキ》は採用が分かれるカードですが非常に便利なカードです。

《ピジョットex》を立てることの重要性は相手も理解しているので、割いては積極的に《ポッポ》を狙ってきます。

そうした場合に《ヨルノズク》からサーチして使い終わった《スピンロトム》といれかえて進化するという動きが強力です。

もちろん終盤に「カースドボム」を使う準備のために使用することも少なくありません。

小回りの利く良いカードなので枠があれば採用したい1枚です。

《アクロマの執念》も採用が分かれるカードです。

「レジドラゴVSTAR」の《キュレム》さえ意識しなければ迷わず採用する強さなので、環境をよく見て検討しましょう。


一部で採用が試されているのが《レジドラゴVSTAR》《アルセウスVSTAR》《ダークライVSTAR》などのVSTARパワー枠です。

デッキの安定化及び展開の強化を目的に採用されるのですが、いずれも強力なので今後の調整に期待したいところです。

テラパゴスexの回し方

「テラパゴスex」の構築が把握できたところで、実際の動き方を確認してみましょう。

1ターン目


テラパゴス1t01

基本展開

相手のデッキや盤面によっていくつかパターンはありますが、基本パターンとしてこの盤面を覚えておきましょう。

展開する盤面のパターンを変える際に考慮するのは「カースドボムをいつ使うか」「テラパゴスexが生きて帰ってくるか」「大空洞が割られるか」です。

「カースドボム」を早めに使いたい相手としては「リザードンex」「サーナイトex」などの2進化デッキです。

これらに対しては先攻2ターン目でたねポケモンを狩り尽くす展開を狙いたいので《ヨマワル》を2体展開したいです。

また「リザードンex」はスタジアムの採用枚数が少ないので、1ターン目に《ゼロの大空洞》を出してこのような盤面を目座すのもアリです。


テラパゴス1t02

対「リザードンex」

逆に「タケルライコex」が相手の場合は2ターン目に「カースドボム」を使う必要がなく、《テラパゴスex》が倒され易いので2体目の《テラパゴスex》を展開しておくのが無難です。

また「タケルライコex」はスタジアムが複数採用されているので《ゼロの大空洞》はワザを出すターンに貼るようにしましょう。

エネルギーも枚数に限りがありますので倒される可能性がある場合は張らないようにしましょう。

そのほか《バッフロン》を採用してる場合は展開しておきましょう。

初ターンからエネルギー5枚トラッシュを要求できると中盤以降の相手の要求が格段に厳しくなります。


テラパゴス1t03

対「タケルライコex」


テラパゴス1t04

対「タケルライコex」(バッフロン入り)

いずれの場合でも手札に《ヨルノズク》を1枚は持っているようにしましょう。

また手札がとんでもなく弱く《ネストボール》1枚しか展開札がない時は《スピンロトム》を呼び出して《ポッポ》《ホーホー》2枚をサーチしましょう。

そうすると相手は十中八九《ポッポ》《ホーホー》の順番で狙ってきますので1~2ターン以内にサポートを引けば十分に巻き返すことができます。

2ターン目


テラパゴスt2

ポケモンV・exを狙うパターン

このターンの目標は「ベンチを展開して相手のポケモンV・exを呼び出して気絶させる」または「相手の進化元ポケモンを狩り尽くす」ことです。

「ベンチを展開して相手のポケモンV・exを呼び出して気絶させる」ために必要なのは《ゼロの大空洞》《ダブルターボエネルギー》「呼び出し札(入れ替え札)」《なかよしポフィン》(展開札)です。

《ヨルノズク》から必要なカードを集めてこの動きを目指しましょう。

《ダブルターボエネルギー》をサーチできる《ピジョットex》を立てるために、最初の《ヨルノズク》《ふしぎなアメ》《フェザーボール》をサーチすることが多いです。

これだけだとワザを出せない場合はこのターンに《ヨルノズク》を2回使って目標達成を目指します。

2回目のサーチは「呼び出し札」(バトル場が《テラパゴスex》以外なら《プライムキャッチャー》)「展開札」《ゼロの大空洞》のうち足りないものを探しましょう。

この時展開するポケモンは気絶させるのに必要最低限の枚数にしておくのがベターです。

というのも《ゼロの大空洞》を割られるたびにポケモンを3枚トラッシュしていると終盤にデッキから出すたねポケモンが足りず、《テラパゴスex》の打点が伸びないことがあるためです。

なおここで追加展開するカードには必ず《ホーホー》を用意しましょう。

また次のターン以降に「カースドボム」を使う予定があるならここで《ヨマワル》を用意します。(2体出せるとよいことがあります。)

「相手の進化元ポケモンを狩り尽くす」方針の場合は手札の要求値がやや上がります。

仮に3匹のポケモンを倒そうと思った場合、《ダブルターボエネルギー》「呼び出し札(入れ替え札)」《ふしぎなアメ》2枚《ヨノワール》2枚が必要です。

この場合《ヨルノズク》2回ではパーツが3枚足りません。

あらかじめパーツの一部が揃っているか途中でサポートを使ってカードを探しに行くことになります。

展開を楽にする方法としては2回目の「カースドボム」は《夜のタンカ》で回収した《ヨノワール》を使うことで《ハイパーボール》のコストを節約することができます。

3ターン目以降

3ターン目以降も基本は「ベンチを展開して相手のポケモンV・exを呼び出して気絶させる」ための行動が続きます。

ただし「タケルライコex」などが相手で以下のような盤面の時は勝つパターンが2つありますので覚えておきましょう。


テラパゴスt3

お互いにポケモンexを倒してサイドを2枚づつ取り合ったというよくある状態です。

まず《ヨノワール》2枚と「呼び出し札」があるパターンです。

場合は「カースドボム」2回で《タケルライコex》を気絶させる。

その後《オーガポンみどりのめんex》を呼び出して「ユニオンビート」で気絶させる。

これが「2:2+2」のパターンです。

もう1つは《ブライア》を使うパターンです。

まずは《ヨノワール》《かがやくゲッコウガ》を気絶させてお互いにサイドを1枚取ります。

その後《サマヨール》でバトル場のポケモンにダメカンを乗せて相手のサイドを2にします。

そして《ブライア》からの「ユニオンビート」でバトル場のポケモンを気絶させればサイドを3枚取れるので勝利です。

これが「2:1+3」のパターンです。

テラパゴスexのサイド落ち確認優先度

どんなサイド取得パターンを辿るにせよ、あらかじめ計画を立てておくことが重要です。

そのためには道中に必要なカードがサイド落ちしていないかどうかを確認する必要があります。

全てのカードを確認していると時間が足りませんので、以下の優先度で確認することをお勧めします。

  1. 《ダブルターボエネルギー》
  2. 《ピジョットex》《ポッポ》《フェザーボール》《ふしぎなアメ》
  3. 《ヨルノズク》《ホーホー》
  4. 《ヨマワル》《サマヨール》《ヨノワール》
  5. 《ゼロの大空洞》
  6. 《ボスの指令》《プライムキャッチャー》《カウンターキャッチャー》《ともだちてちょう》
  7. その他サポート

序盤のサーチ対象に関わるカードは優先度が高くしていますが優先度が低い各種サポートも、その有無がゲームプランを左右するものなので上記のカードは全て確認するようにしましょう。

この枚数なら慣れれば1分くらいで全て確認できると思いますので頑張りましょう。

テラパゴスexの注意点

「テラパゴスex」は非常に楽しいデッキですが、よくプレイエラーが発生する部分がありますのでここにまとめておきます。

主に効果の条件に「テラスタル」があるものは注意しましょう。

具体的には《ブライア》《ヨルノズク》《ゼロの大空洞》です。

《ブライア》はワザを出すのが「テラスタルポケモン」でなければなりません。

相手のサイドに関する条件ばかりに気を取られがちですが《ガチグマアカツキex》でワザを出しても追加のサイドは取れないので気を付けましょう。

《ヨルノズク》《ゼロの大空洞》も「テラスタルポケモン」がいないと効果が無効なので注意しましょう。

特に《ゼロの大空洞》については処理がわかりづらいタイミングがありますのでここで紹介します。


テラパゴスt2

盤面で唯一のテラスタルポケモンが気絶すると?

《ゼロの大空洞》が貼ってあり、唯一の「テラスタルポケモン」が気絶したときの処理です

この時ベンチに6匹以上のポケモンを展開していた場合、まず5匹になるようにトラッシュします。

その後、残った5匹の中からバトル場に出すポケモンを選びます。

なのですべての処理が終わった段階ではベンチポケモンは4匹になります。

これは特に間違いやすいルールなのでしっかりと覚えておきましょう。

そのほか「ユニオンビート」は《オリジンパルキアVSTAR》の「あくうのうねり」と違い、自身のベンチ枚数しか参照しない点も注意です。

テラパゴスexのデッキ相性

有利 五分 不利
「タケルライコex」 「サーナイトex」 「テツノイバラ」 「トドロクツキex」 「古代」 「カビゴンLO」 「パオジアンex」 「ルギア」 「リザードンex」 「ドラパルトex」 「ボムパルキア」 「ソウブレイズex」 「サーフゴーex」 「レジドラゴVSTAR」
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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7−8 ビックライズビル5F

コメント

コメント5件

匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    5月4日
    2025/05/04

    つ、強い、強すぎる!

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    参考になった1

    匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    5月4日
    2025/05/04

    つ、強い、強すぎる!

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    匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    4月26日
    2025/04/26

    今すぐ作ります

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    匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    4月26日
    2025/04/26

    いいですよ!

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    匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    1月31日
    2025/01/31

    ウネルミナモのデッキもお願いします‼️

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    参考になった4

    匿名プレイヤー