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トドロクツキexの優勝デッキレシピの構築と回し方

トドロクツキexの優勝デッキレシピの構築と回し方
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「トドロクツキex」とはどんなデッキ?長所と短所を徹底解説

「トドロクツキex」は「古代の咆哮」に収録された《トドロクツキex》をメインアタッカーとした高速デッキで、シティリーグでも優勝・入賞多数の人気デッキです。

発売前の評価はあまり高くなかったものの、実際使ってみるとその強さを多くのプレイヤーが実感し、発売初週のシティリーグではTOP16の入賞数最多のデッキとなりました。

《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》による高速のエネルギー加速が最大の強みで、最速で後攻1ターン目からポケモンV・exを気絶させることができます。

「トドロクツキex」の長所

「トドロクツキex」の長所は大きく分けて4つあります。

  1. 《トドロクツキex》の単体性能
  2. 《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》による速効性
  3. 後攻1ターン目から「げっこうしゅりけん」を打てる
  4. 種ポケモン主体のため安定感が高い

1. 《トドロクツキex》の単体性能

「トドロクツキex」の最大の長所は《トドロクツキex》が単純に強いことです。


  • トドロクツキex

    画像提供:駿河屋

    [sv4K] 054/066 (RR)

《トドロクツキex》の強さは4つあります。

  1. 「くるいえぐる」の確定きぜつ
  2. 「カラミティストーム」の安定した中打点
  3. 悪タイプで「サーナイト」「ミュウVMAX」の弱点をつける
  4. HP230(+60)の高耐久

まず「くるいえぐる」の確定きぜつは《ギラティナVSTAR》の「スターレクイエム」と同様で説明不要の強さです。

「くるいえぐる」だけだったなら自傷ダメージもあってかなり使いにくいポケモンでしたが「カラミティストーム」の処理能力の高さがこのカードの評価を大きく上げています。

「カラミティストーム」は通常時の100点で《キュワワー》《ラルトス》《ヒトカゲ》《セビエ》等の種ポケモンのを落とすのに十分ですし、スタジアムをトラッシュすることで220打点出すことができるので、《パオジアンex》《ギラティナV》のようなポケモンV・exまできぜつさせることができます。

「くるいえぐる」のおまけというにはあまりに高い性能です。(むしろ「くるいえぐる」がおまけです。)

そのうえ、悪タイプなので、本来高耐久を誇る《ミュウVMAX》や《サーナイトex》も「カラミティストーム」できぜつさせられます。

それに加えて自身のHPは230で《ブーストエナジー古代》を付けて290と絶妙なラインです。

《ウッウ》の「おとぼけスピリット」を2回耐えたり、《ダブルターボエネルギー》を付けた《ミュウVMAX》の「テクノバスター」に《パワータブレット》を2枚要求出来たり、《ギラティナVSTAR》の「ロストインパクト」の280を耐えたりと、まさにちょうどいい耐久力を備えています。

まさにかゆいところに手が届く性能を持った《トドロクツキex》を中心に戦えるのがこのデッキの最大の長所です。

2. 《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》による速効性


カード単体の性能なら《トドロクツキex》にも負けない《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》を使えるのも魅力です。

ポケモンカードの大会で結果を残すデッキの多くには《ミラージュゲート》《カミツレのきらめき》《サーナイトex》《セグレイブ》のような「エネルギー加速手段」があります。

これはエネルギー加速手段の有無がデッキの速さとリカバリー能力を決めるからのなのですが、「トドロクツキex」はこれを2種類もあります。

しかも《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》のどちらもスタンダードレギュレーションの中でもかなり使いやすいカードです。

この2種の存在によって《トドロクツキex》のワザがどちらもエネルギーを3つ必要としているにも関わらず、後攻1ターン目から攻撃できるという速さを実現しています。

3. 後攻1ターン目から「げっこうしゅりけん」を打てる


《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》によって《トドロクツキex》が後攻1ターン目かワザを打てるといいましたが、これにはさらなる強みがあります。

具体的には《エネルギーつけかえ》を利用して《かがやくゲッコウガ》の「げっこうしゅりけん」を後手1ターン目に打つことができます。

後攻1ターン目から攻撃できるデッキはですら、「ミュウVMAX」「ミライドンex」「ロスト系デッキ」しかないなか、後攻1ターン目にベンチポケモンを2体倒せるというのは圧倒的な強みです。

先攻2ターン目に「げっこうしゅりけん」を打てる「パオジアンex」よりも早いのは圧巻の一言です。

ただしカードの要求される手札の条件は緩いものではありません。

必要となるのは、《かがやくゲッコウガ》《トドロクツキex》×2《オーリム博士の気迫》《エネルギーつけかえ》×2、これに加えて手札に基本エネルギー1枚墓地に2枚(このうち2枚は基本水エネルギー)です。

また、バトル場がにげるエネルギー0のポケモンか《かがやくゲッコウガ》でない場合は、「入れ替え系カード」も追加で必要になります。

手順としては、上記のポケモン3体を展開し《オーリム博士の気迫》《トドロクツキex》に付けた基本エネルギー2枚を《エネルギーつけかえ》《かがやくゲッコウガ》に移し、手札からエネルギを付けるというものです。

《イキリンコex》《ポケストップ》で展開の補助ができるとはいえ、実現可能性はそこまで高くない点には気をつけておきましょう。

また、このパッケージは3エネルギー以下の強力なアタッカーが見つかれば他にも応用ができそうなので、新たな構築の可能性があるのも魅力です。

4. 種ポケモン主体のため安定感が高い

「サーナイトex」や「リザードンex」「パオジアンex」など人気デッキの多くは進化ポケモンがデッキの軸になっています。

進化ポケモンは上下セットがそろわないという事故が発生するリスクがありますし、どうしても展開が遅くなっていまします。

その点「トドロクツキex」は展開の補助も含めて種ポケモン主体で構成されることが多いので、展開の安定感がありますし、スピードも出しやすいです。

優秀なエネルギー加速手段があることに加えてこの点もデッキの速さを上げてくれている要因です。

「ロストギラティナの短所

速効性が魅力の「トドロクツキex」ですが、良いところばかりとはいきません。「トドロクツキex」の短所は以下の2点といえるでしょう。

  1. サイドを2枚ずつ取られやすい
  2. 対応力の低さ

1. サイドを2枚ずつ取られやすい


「トドロクツキex」は最序盤の動きを安定させるために、《イキリンコex》《ミュウex》《ネオラントV》が複数採用されます。

これらのポケモンは展開の補助をしてくれ代わりに、HPが低いポケモンV・exです。

《ボスの指令》に加えて《カウンターキャッチャー》もある今こうしたポケモンを複数並べることは、2-2-2でサイドを取られるリスクでもあります。

こうしたポケモンをサイドを取らせずに処理する手段として《崩れたスタジアム》は1枚は用意しておきたいカードになります。

2. 対応力の低さ

これは速効性を取った代償ともいえるのですが、「トドロクツキex」は器用に立ち回るデッキではありません。

ドロー能力を持ったポケモンは《ミュウex》しかいませんし、サイドアタッカーをほとんど用意していないので、相手に合わせて自分の行動を変えるということがあまりできません。

とはいえ速効で押し付ける自分の動きが強いですし、《トドロクツキex》自体にワザの選択肢がありますからそこまで大きなデメリットというわけではありません。

「トドロクツキex」のデッキ構成と大会入賞・優勝レシピ

「トドロクツキex」の大会入賞・優勝レシピ


トドロクツキexシティリーグ優勝レシピ20231115_1

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年11月15日
【デッキコード】x8x8xD-9SZOve-xYD4Gc

枚数 カード名 販売価格
2023年
11.22付
最新価格を確認
60枚 総額 ¥13774 -
4枚 トドロクツキex ¥280 確認
1枚 ネオラントV ¥80 確認
1枚 ガラル ファイヤーV ¥80 確認
1枚 イキリンコex ¥336 確認
1枚 モルペコ ¥80 確認
1枚 かがやくゲッコウガ ¥380 確認
1枚 ミュウex ¥280 確認
4枚 ハイパーボール ¥80 確認
4枚 バトルVIPパス ¥612 確認
1枚 ポケギア3.0 ¥80 確認
2枚 いれかえカート ¥800 確認
2枚 ともだちてちょう ¥120 確認
4枚 エネルギーつけかえ ¥80 確認
4枚 クロススイッチャー ¥380 確認
4枚 ダークパッチ ¥50 確認
4枚 大地の器 ¥280 確認
1枚 森の封印石 ¥480 確認
4枚 オーリム博士の気迫 ¥80 確認
1枚 セイボリー ¥126 確認
4枚 ポケストップ ¥522 確認
1枚 崩れたスタジアム ¥56 確認
2枚 基本水エネルギー ¥50 確認
8枚 基本悪エネルギー ¥50 確認

トドロクツキexシティリーグ優勝レシピ20231117_1

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年11月17日
【デッキコード】MyMMMM-XjhmRY-XEM3EM



トドロクツキexシティリーグ優勝レシピ20231118_1

戦績:シティリーグ優勝
開催日:2023年11月18日
【デッキコード】nnLHiN-S8ozTV-iLQLLg


「トドロクツキex」の回し方

先攻

トドロクツキex先攻1ターン目の動き

「トドロクツキex」の先攻での目標は《トドロクツキex》を並べてエネルギーを付けることです。

《ダークパッチ》がベンチのポケモンにしかエネルギーを付けられないので、可能であれば《モルペコ》のような逃げやすいポケモンをバトル場にして返しましょう。

また次のターン以降に《オーリム博士の気迫》を使いたいので、できるだけトラッシュにエネルギーを送っておけるとベストです。

後攻

トドロクツキex後攻1ターン目の動き

後攻での目標は《トドロクツキex》でワザを使うことです。

そのために必要なのが、《オーリム博士の気迫》《ダークパッチ》手張り用のエネルギーです。

この展開に必要ならば空いているベンチスペースに《イキリンコex》《ミュウex》《ネオラントV》を出して山札を掘っていきましょう。

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著者情報

oleo

カードゲーム歴20年のミュウVMAX好きポケカプレイヤー。

編集責任

株式会社カブキ
〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7−8 ビックライズビル5F

コメント

コメント1件

匿名プレイヤー
  • 匿名プレイヤー さん
    2023年12月3日
    2023/12/03

    わーい

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    参考になった3

    匿名プレイヤー
    • 匿名プレイヤー さん
      2024年7月4日
      2024/07/04

      ありがとうございます

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      参考になった1