


レギュレーション変更と最新弾「バトルパートナーズ」の発売で大会環境は大きく変化ました。
活躍するデッキが変わればカードの価格も変わるものです。
シティリーグでは「タケルライコex」「ドラパルトex」「リザードンex」が圧倒的な勝率を記録するなか、「オーダイル」や「ヤドキング」のような新しいデッキも生まれています!
こうした現状を踏まえて今が買い時のカードを紹介します!
スイレンのお世話(SR)

画像提供:駿河屋
《スイレンのお世話》は最近活躍し始めた「オーダイル」と「ヤドキング」で2~3枚採用されているサポートです。
どちらのデッキもまだシェア率は低いですが、非常に強力で注目度が高いデッキです。

戦績:GIRAFULL京都店 優勝
開催日:2025年1月29日
【デッキコード】MM3yyp-V3X6vG-pSppMy

戦績:竜のしっぽ 姫路店 優勝
開催日:2025年2月1日
【デッキコード】D8a8cY-AvjLG9-x88xxJ
今後活躍の機会が増えるとすれば、複数枚採用される《スイレンのお世話》の需要も高くなっていくことが予想されます。
1月に入って少し値上がりしたものの今はまだ1000円台で手に入れられますので、この先の値上がりを見越して集めておきたいカードです。
《スイレンのお世話》最安価格(2/14現在)
ラティアスex

画像提供:駿河屋
最低価格:580円(2/14現在)
特性:スカイライン
このポケモンがいるかぎり、自分のたねポケモン全員のにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
ワザ:超超無 むげんのやいば 200
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
特別なルール
ポケモンVSTARがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
にげる
無無
《ラティアスex》は特性「スカイライン」によってたねポケモンの逃げるエネルギーを0にすることができるカードです。
レギュレーション変更後に「タケルライコex」が採用するようなりました。

戦績:カードショップ裁龍 優勝
開催日:2025年2月2日
【デッキコード】yppypS-p0ZbMf-SyE2pU
以前の「タケルライコex」には採用されていなかったカードですが、《いれかえカート》がレギュ落ちしたことで代わりに採用されるようになりました。
《いれかえカート》の代用なら《ポケモンいれかえ》でも良さそうですが、《ラティアスex》が優先されるのは《ゼロの大空洞》が採用されるようになってベンチ枠に余裕ができたからです。
どうせHPを回復させられなくなるなら、使い切りの《ポケモンいれかえ》よりも場にいる間は常に特性が使える《ラティアスex》の方がお得なのは明らかなためほぼすべての入賞デッキに採用されています。
「タケルライコex」はシティリーグでのシェア率が1位で20%を超えているデッキなので、「タケルライコex」で確定枠になりつつある《ラティアスex》の需要が急激に高まっています。
「タケルライコex」以外でも「ホップ」や「ブイズ」「ヤドキング」でも採用されているので、活躍の機会は多いことが予想されます。
「ハイクラスパック」に採録されなかったカードですので、以前の《ロトムV》のよう値上がりする前に1枚は押さえておきましょう。
《ラティアスex》最安価格(2/14現在)
偉大な大樹

画像提供:駿河屋
最低価格:750円(2/14現在)
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の場のたねポケモン1匹から進化する1進化ポケモンを、自分の山札から1枚選び、そのポケモンにのせて進化させてよい。
進化したなら、続けて2進化ポケモンを1枚選び、進化させてよい。そして山札を切る。
(最初の自分の番や、出したばかりのたねポケモンは進化させられない。)
《偉大な大樹》もレギュ変後に需要が一気に高まったカードです。
主な採用デッキは「リザードンex」ですが、最近注目の「オーダイル」でも必須カードとなっています。
「リザードンex」は《スボミー》にグッズロックされると《ふしぎなアメ》を使えなくなるので《リザードンex》を立てられなくなるという問題に相変わらず向き合う必要があるデッキです。
対抗策を講じた構築として《テラパゴスex》や《スピンロトム》で《スボミー》を突破する「宝石型」もありますが、《ふしぎなアメ》を使わずに《リザードンex》を立てられる「大樹型」も人気があります。
「オーダイル」も今後の活躍が期待されているデッキなので今後シェア率が上がれば《偉大な大樹》の需要も高まっていきます。
需要の増加に加えて、こちらも「ハイクラスパック」に採録されなかったカードなので供給量が増えていかないという事情もあります。
《アンフェアスタンプ》のように値上がりする前に1枚は押さえておきましょう。
《偉大な大樹》最安価格(2/14現在)
ボウルタウン(UR)

画像提供:駿河屋
最低価格:1,870円(2/14現在)
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札からたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)を1枚選び、ベンチに出してよい。そして山札を切る。
《ボウルタウン》もレギュレーション変更後に使用率を大きく伸ばしているカードです。
採用率が高いのは「ドラパルトex」と「サーナイトex」ですが、「リザードンex」「ブリジュラスex」「サーフゴーex」などでも構築によっては採用されることがあります。
原因としては、まずレギュ落ち前に比べてスタジアムを使うデッキが増えたことがあります。
具体的には「タケルライコex」と「リザードンex」「ピッピオーガポン」では《ゼロの大空洞》、「サーフゴーex」では《ハッコウシティ》、「Nのゾロアークex」では《Nの城》、「ホップ」では《ハロンタウン》がそれぞれのデッキにおいて重要な役割を担っています。
こうした状況ですが、汎用性の高い置物対策だった《ロストスイーパー》がレギュ落ちしてしまったので、相手のスタジアムを壊す最も効率が良い方法は「自分がスタジアムを出すこと」となりました。
これに加えて《ロトムV》《森の封印石》がレギュ落ちしてデッキの安定感が落ちているという事情もあります。
少しでも安定感を上げるために、ポケモンを継続して展開できる《ボウルタウン》が選ばれたのです。
また、《ボウルタウン》は《スボミー》にグッズロックされた状態でポケモンを展開する手段でもあります。
《スボミー》は最大シェアの「ドラパルトex」をはじめ「Nのゾロアークex」「ソウブレイズex」などでも採用されているので、これに対抗する手段を確保できるのは重要なことです。
こうした事情から《ボウルタウン》の採用率が高くなり、需要も上がってきています。
ノーマル版は何度も再録されているので心配はありませんが、「UR」は高騰を始めています。
現在は2000円弱で購入できますが、1デッキに複数枚採用されること、採録される可能性が低いことを考慮すると今後さらに値上がりしてもおかしくありません。
今のうちに必要な枚数を集めておくことをオススメします。
《ボウルタウン》(UR)最安価格(2/14現在)
エネルギーリサイクル(UR)
《エネルギーリサイクル》は現在スタンダードレギュレーション外のカードですが、2/21発売の「スターターセットex マリィのモルペコ&オーロンゲex」に収録されることが決まっています。
情報が公開された段階で「UR」の価格が2倍近くの13000円にまで跳ね上がったカードです。
今のところはスターターセットの《マリィのオーロンゲex》以外は相性のいいカードは見つかっていませんが、このカードのように極端な能力を持っているカードは代用が効かないため、採用されたら一気に高騰する傾向があります。
Eレギュのころにスタンダードで使用できたカードですが、当時は「ロストカイオーガ」の必須パーツとして通常版でも1000円を超える人気カードでした。
古いカードで在庫が少ないことを考慮するとさらに値上がりする可能性もありますので、少し無理をしてでも確保しておくことをオススメします。
《エネルギーリサイクル》最安価格(2/14現在)


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