【CL愛知】チャンピオンズリーグ2025愛知デッキ分布予想！

2025年5月3日~4日にチャンピオンズリーグ2025愛知（以下CL愛知）が開催されます。

使用デッキの選択や細部の調整に迷っている方に向けて、当日のデッキ分布の予想と人気デッキの構築トレンドを紹介していきます。

最新弾「ロケット団の栄光」および「プロモパック第10弾」の影響

4月18日に拡張パック「ロケット団の栄光」と「プロモパック第10弾」が追加されたことで環境は変化しました。

まずはその影響から確認してみましょう。

新弾の前後で明確に変わったのはメタカードのバリエーションです。

ポケモンとしては前弾の《シェイミ》に続いて《コダック》の登場しました。

スタンダードで最強のギミックの一つである「カースドボム」を止められるカードで、レギュレーション変更前から誰もが待ち望んでいたの能力です。

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ただ《シェイミ》の登場直後と同様に採用率は高くはなく、全体の採用率は10%前後です。

「カースドボム」を使うデッキの代表である「ドラパルトex」を特に苦手としている「ヒビキのバクフーン」には必ず採用されますが、それ以外のデッキでは採用されないことも多いようです。

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その他、《ロケット団の監視塔》も優秀なメタカードです。

「無色ポケモンの特性を無くす」という効果を持っているカードなのですが「無色ポケモンの特性」は強力なものばかりなことからこのカードも高い評価を受けています。

よく使われているカードで影響を受けるのがこれらです。

ただ、これらを採用しているデッキは意外にも少なく「タケルライコex」「リザードンex」「ブイズ」「宝石バレット」くらいです。

環境トップの「タケルライコex」が採用している《ヨルノズク》を止められはするのですが、「タケルライコex」において《ヨルノズク》はあくまでサブギミックなので思ったほどの効果を発揮しないという事情ががあります。

加えて流行している「バチュルバレット」への対策として採用される《ポケモンリーグ本部》が「タケルライコex」にも有効なので、そちらを優先させるケースが多いのが現状です。

《ポケモンリーグ本部》は《ワザマシンエヴォリューション》や《スボミー》を止めることにもなるので腐る対面が少ないのもこちらが優先される要因でしょう。

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最後に新弾のメインテーマである「ロケット団のポケモン」ですが、こちらはトレーナーズは優秀なもののポケモンが扱いずらく、目立った活躍はできていないでいます。

結果として「メタカードは追加されたが採用率は低い」という状態です。

実際に「カースドボム抜きのドラパルトex」や「宝石抜きのタケルライコex」のようにメタカードを意識した構築も試されてはいますが、どちらにおいても従来のままのコンセプトの構築が多く結果を残しています。

採用ギミックの変更というレベルで構築を変えた中で活躍しているのは「リザードンドラパルト」くらいです。

現状は「対策の対策」をするくらいで対応できる範囲のようですね。

「対策の対策」として活用されているのが《クレッフィ》と《ジャミングタワー》です。

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《クレッフィ》は《コダック》への対策ですが、最序盤にバトル場に置くことで《スピンロトム》や《オーガポンみどりのめんex》を止められるので、純粋な対策カードとしても機能します。

《ジャミングタワー》は純粋にスタジアムの枚数を増やすという対策をとるうえで、「ドラパルトex」「サーナイトex」などに有効なスタジアムとして採用枚数が増えたカードです。

こうした影響をふまえて直前のシティリーグの結果を見てみましょう。

4/21~4/27 TOP16入賞デッキ分布

※データは公式のイベント結果一覧　| トレーナーズウェブサイトに記載されているマスターリーグの結果を集計した値です。

圧倒的な一位が「タケルライコex」ですので、まずはこちらの構築から確認してみましょう。

「タケルライコex」の構築トレンド

「ロケット団の栄光」発売直後は《ヨルノズク》を抜いた形も試されましたが現在はこちらは下火になっています。

理由としては《ロケット団の監視塔》の採用率の低さに加えて、「バチュルバレット」対策の《ポケモンリーグ本部》の増加があります。

《ポケモンリーグ本部》はワザを出すためのハードルが大きく上がるので「タケルライコex」にも刺さってるカードです。

この対処を「ほうせきさがし」でスタジアムをサーチすることで行いたいので、《ロケット団の監視塔》を意識して《ヨルノズク》を抜く構築はデメリットの方が大きくなっています。

ただ、手札干渉に合わせて《ポケモンリーグ本部》を置かれると対処が難しいので、純粋にスタジアムの枚数を増やして少しでも「当たり」を増やそうという構築もあります。

その他、増加中の「サーナイトex」との対戦で《タケルライコ》が重要になるため2枚に採用を増やしたり、「バチュルバレット」の《ピカチュウex》を倒すために《チヲハウハネ》を採用したりとアタッカーの採用枚数に変化が見られます。

これらを増やす枠には《タケルライコex》の枠が使われており、以前は3～4枚採用されることが多かったのですが、現在は2枚まで減らすことも増えています。

実際に《タケルライコex》での大火力が求められる中盤～終盤の1～2回のみなので、この枚数でも問題は少ないようです。

各デッキとの相性はこんな感じです。上位デッキに不利が付かないので非常に選択しやすいデッキになっていますね。

「サーナイトex」の構築トレンド

2番手のデッキは「サーナイトex」です。

「サーナイトex」は「タケルライコex」の速度に追いつくために後攻2ターン目に《サーナイトex》を立てる必要があり、そのために2つのプランが試されています。

《ワザマシンエヴォリューション》を重視する構築と《ふしぎなアメ》を重視する構築です。

トップの「タケルライコex」には《スボミー》があまり効果的でないこともあって、まず《ワザマシンエヴォリューション》が重視されるようになりました。

構築が《ワザマシンエヴォリューション》に寄って行くと《スボミー》を使われる機会が減るので使えるようになったのが《ふしぎなアメ》増量型です。

《ふしぎなアメ》は最序盤に予定通り動けなかった場合のリカバリーとしても使えるので、《スボミー》にグッズロックをされないのならこちらを優先するのもうなずけます。

もちろんグッズロックされてしまったら動けなくなってしまうリスクはあるので、どちらが優れているというわけではなく環境に合う方を使うべきという話です。

CLでの使用者がどのような構築をするのかは見どころの一つになりそうです。

上位デッキとの相性はこんな感じです。

「ドラパルトex」の構築トレンド

「ドラパルトex」は「サーナイトex」に負けこんでいるので、シェアを落としていますが依然として強力なデッキであることは変わりありません。

むしろ「サーナイトex」に強い「リザードンex」には有利なので、「リザードンex」が増えてきたこのタイミングならばベストデッキにもなりえます。

ただ構築の選択は非常に難しいです。

「サーナイトex」と同様に「タケルライコex」の速さにおいつくという課題は抱えており、「エヴォリューション型」は人気があります。

逆にペースを落として《スボミー》を優先した「アンフェア型」や、先攻を取ってスタジアムで妨害しながら盤面を作っていく「ネオアッパー型」も人気があります。

もちろん「リザードンドラパルト」や「バクフーンドラパルト」など混ぜ物系も強力ですので、どのデッキを強く意識するか、どのプランで対応するかは本当に迷いどころです。

使用者は多いと予想されるので、CL本番の環境を読み切れた方だけが勝ち上がることになります。

個人的には「ネオアッパー型」が勝つのではないかと予想していますが、結果は当日のお楽しみです。

型によってやや相性は変わるのですが、上位デッキとの相性はこんな感じです。

「リザードンex」の構築トレンド

「サーナイトex」に強いためシェアを伸ばしているのが「リザードンex」です。

流行しているのは「ピジョット型」ですが、ACESPECは《ヒーローマント》と《マキシマムベルト》の2派閥に分かれています。

もちろん《プライムキャッチャー》《プレシャスキャリー》を採用している型もありますが、今は先の2種が人気のようです。

このデッキの活躍は「サーナイトex」の増加に加えて《スボミー》の減少が大きな要因です。

もともと《スボミー》が非常に苦手なデッキだったので、そこが解消された今はまさに水を得た魚です。

「ドラパルトex」が苦手なこと以外にも問題があるとすれば、「ピジョット型」になったことで「タケルライコex」への勝率が落ちている点ですしょう。

原因は《タケルライコ》にあり、せっかく《ワザマシンエヴォリューション》で立てた《ピジョン》で簡単に落とされてしまうのです。

さらに、なんとか《ピジョットex》を立てても今度は《タケルライコex》で簡単に落とせるポケモンなのでその点もかみ合いが悪いです。

増加が予想される「サーナイトex」に強いのは良いものの「タケルライコex」「ドラパルトex」の両方に不利が付いているのは少し厳しいといわざるをえません

上位デッキとの相性はこんな感じです。

「ブリジュラスex」の構築トレンド

新弾ので新たなプランを得たのが「ブリジュラスex」です。

以前は苦手だった「ドラパルトex」に勝つためのプランとして「毒ギミック」が人気でしたが、「ドラパルトex」の減少に伴って構築は変化しています。

メインギミックが1進化で枠を取らないことも幸いして、好きな対策カードを詰めるのですが直近で特に人気なのは「ボムブリジュラスex」です。

「ボム型」とはいっても「カースドボム」ではなく《ロケット団のびっくりボム》です。

これを《マシマシラ》と合わせることで確定で《ブリジュラスex》が確定で240点出せるようになります。

「タケルライコex」と戦うのに丁度ほしかった追加点で、これによってサイドの進行が相手は「1.2.2.2」こちらは「2.2.2」という風になりやすく勝率が大きく改善しました。

それを踏まえて上位デッキとの相性はこんな感じです。

デッキ相性を見るとあまり立ち位置は良くないのですが、メインギミックの要求値が非常に低いので、常に75点くらいの出力を出せるのがこのデッキの魅力です。

CLのような長期戦において「事故らない」「疲れない」というのは大きなメリットですのでこのデッキの活躍も期待しています。

CL愛知デッキ分布＆優勝予想

ここまでに紹介した各デッキの特徴や相性を踏まえてCL愛知デッキ分布を予想してみました。

CL愛知でも間違いなく「タケルライコex」が環境の中心となるでしょう。

対抗馬として有力なのが「サーナイトex」と「ドラパルトex」「ブリジュラスex」です。

特に「ブリジュラスex」は環境で唯一「タケルライコex」をしっかりと意識しているデッキですので優勝の可能性も十分にあります。

というわけで優勝予想は「ブリジュラスex」としておきます！

CLではメタデッキが勝ちがちなので「マリィのオーロンゲex」なども気になるところではありますが、結果を楽しみに待ちましょう！！

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匿名プレイヤー

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