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ポケモンカードゲームには、「使ってはいけないカード=禁止カード」があるのを知っていましたか?
強力すぎたり、ゲームの流れを壊してしまうカードは、公式大会や一部のルールでは使用が制限されています。
禁止カードをあらかじめ知っておけば、せっかく作ったデッキが大会で使えなかった…という事態を防げます。
エクストラや殿堂といった特別なルールで禁止されているカードを理解して、安心してポケカを楽しみましょう。
※この記事では2025年10月時点で最新のポケカ禁止カード一覧をまとめています。
ポケカの禁止カードとは?
ポケモンカードゲームには「禁止カード」と呼ばれる、公式大会では使用できないカードがあります。
これは、特定のルールやフォーマットでの対戦において、ゲームバランスを守るために使用が認められていないカードのことを指します。
なぜ禁止カードが生まれるのでしょうか?
理由はいくつかあります。
- カードの効果が強すぎて、ほかのデッキが太刀打ちできなくなる
- 無限にワザや効果を使い続けられる「ループ」が発生してしまう
- ゲームの進行が止まってしまうような特殊な挙動を起こす
- 相手の行動を極端に制限してしまう
このように、禁止カードは「みんなが公平に、安心して遊べるようにするため」に設定されています。
また、禁止カードとよく混同されやすいのが「殿堂ポイントカード」です。
禁止カードは公式大会で一切使用できないのに対し、殿堂ポイントカードは「殿堂ポイント」という制限の範囲内で使用することができます。
つまり、禁止カードは完全に大会で使用できないカード、殿堂ポイントカードは条件つきで使用可能なカード、と覚えておくとわかりやすいでしょう。
ポケカのレギュレーションをおさらい
ポケモンカードゲームには、どのカードを使えるかを決める「レギュレーション」という仕組みがあります。
レギュレーションによってデッキに入れられるカードが変わるため、大会や対戦を楽しむうえでしっかり理解しておくことが大切です。
スタンダードレギュレーション
もっともよく遊ばれている公式大会向けのルールです。
最新のカードを中心に使えるように定められており、毎年一度使用可能なカードが入れ替わります。
どのカードが使えるかは、カードの左下に書かれている「レギュレーションマーク」で判断します。
現在(2025年9月)の対象は「G・H・I」で、このマークがあるカードであればスタンダードで使用可能です。
この仕組みによって、昔からポケカを続けている人だけでなく、新しく始めた人でも同じ条件で楽しめるようになっており、常に新鮮で遊びやすいゲーム性が維持されています。
エクストラレギュレーション
過去に登場したカードも幅広く使えるルールです。
「BW」シリーズから最新のカードまでを使用範囲としており、スタンダードにはない豊富な種類のカードで一味違ったゲーム性を楽しめるのが魅力です。
一方で、過去には現在の環境では強力すぎるカードも含まれるため、一部のカードは公式大会で使用禁止とされています。
禁止カードの多くは、このエクストラレギュレーションで指定されます。
殿堂レギュレーション
公式が用意している特別ルールで、最も多いカードプールの中で遊ぶことのできるレギュレーションです。
「殿堂ポイント」という仕組みによってデッキ構築が制限されます。
強力なカードにはその強さに応じてあらかじめ殿堂ポイントが設定されており、★(1ポイント)から★★★★(4ポイント)までの幅があります。
それ以上の強さのものは「禁止カード」として扱われ、公式大会では使用できません。
殿堂レギュレーションでは、60枚のデッキに入れた殿堂ポイントの合計が4ポイント以下になるように構築する必要があります。
ポイントが高いカードを採用すると他のカード選択が狭まるため、デッキ構築の工夫が求められるレギュレーションです。
この仕組みによって、強力なカードも制限付きで楽しめる一方で、ゲームバランスを大きく壊すカードは「禁止カード」として明確に扱われるようになっています。
エクストラレギュレーションの禁止カード一覧
エクストラレギュレーションは「BW」シリーズから最新カードまでを使えるため、とても幅広いカードプールで遊べます。
その分、現在の環境では強力すぎたり、スタンダードレギュレーションのカードの効果と組み合わせることで無限ループを起こしてしまうカードも含まれています。
そうしたカードは、公式大会で禁止カードとして指定されています。
エクストラレギュレーション禁止カード一覧(2025年10月現在)
| カード画像 | カード名 | 禁止理由 | 
|---|---|---|
|  | 《アップリュー》 | 《活力の森》と組み合わせることで無限ループが発生するため。 | 
|    | 《アーケオス》 《マツブサの隠し玉》 | 組み合わせることで1ターン目から《アーケオス》[BW2]を場に出すことができ、進化デッキの行動を極端に制限できるため。 | 
|  | 《フラダリの奥の手》 | 大量のグッズを繰り返し使い続け、1ターン目から時間を大きく消費しながら合法的に勝利を狙える戦術が成立したため。 | 
|  | 《巨大植物の森》 | 《ダーテング(特性「きょだいなうちわ」)》と組み合わせることで、1ターン目から相手の場のポケモンを0体にする特殊勝利を目指せるため。 | 
|  | 《アンノーン》 | 複数カードのコンボを合わせることで、1ターン目から特性「DAMAGE[ダメージ]」での特殊勝利を目指すことができるようになったため。 | 
|  | 《アンノーン》 | 攻撃せずに大量ドローによる特殊勝利を目指すデッキが増加したため。 | 
|  | 《こわいおねえさん》 | 妨害性能が高く、特定のカードと合わせることで相手のお手札を0枚にし、相手の行動を極端に制限することができるため。 | 
|  | 《ムサシとコジロウ》 | 同上 | 
|  | 《リセットスタンプ》 | 同上 | 
|  | 《マーシャドー》 | 先攻プレイヤーが1ターン目に使用することで、後攻プレイヤーの手札制限を行い、先攻と後攻の差が大きくなるため。 | 
|  | 《レッドカード》 | 同上 | 
|  | 《フラベベ》 | 同上 | 
|     | 《ムウマージ》《ザクザクピッケル》《しまめぐりのあかし》《マチスの作戦》 | この4枚を組み合わせることで、相手の手札を0枚にし、山札の一番上も操作できる。相手の行動を極端に制限することができるため。 | 
|  | 《ゲーチス》 | 妨害性能が高いため。 | 
|    | 《ヤレユータン》《ヤミラミ》 | コントロールデッキの無限リソースを防ぐため。 | 
|  | 《時のパズル》 | 上記の《ヤミラミ》のわざ「ジャンクハント」との相性がよく、相手の行動を極端に制限することを助けるカードとなるため。 | 
|  | 《オカルトマニア》 | 相手の行動を極端に制限する効果が強すぎるため。 | 
|  | 《シェイミEX》 | 1ターンに何度も使える強力な特性であった。その後、1ターンに1度に調整された同様の特性を持つカードがリリースされたため | 
|  | 《ミロカロス》 | 特性の対象が「自分のポケモン(ポケモンEXをのぞく)」であり「GX」や「V」は対象とすることができた。特に《オーロット&ヨノワールGX》の「ナイトウォッチャー」と組み合わせることで相手の行動を極端に制限することができたため。 | 
|  | 《回収ネット》 | 特性の対象が「自分のポケモン(ポケモンV・GXをのぞく)」であり「ex」を対象とすることができた。《テツノブジンex》の特性と相性がよくループが発生するため。 | 
|  | 《ヨマワル》 | 複数のカードと組み合わせることで先攻1ターン目から相手の場のポケモンをすべて気絶させるコンボを高確率で決めることができるようになったため。 | 
殿堂レギュレーションの禁止・制限カード
殿堂レギュレーションは、公式が用意している特別ルールです。
特徴は「殿堂ポイント」という仕組みで、強力な効果を持つカードは、カードごとに★の数が設定されています。
★は1ポイントから4ポイントまであり、それ以上のカードは禁止カードとして設定されています。
合計で60枚デッキ内の殿堂ポイントを4ポイント以下に収めなければなりません。
この仕組みによって、強力なカードも制限つきで使えるようになっています。
ただし、強すぎてゲームバランスを崩すカードは「禁止カード」として指定され、公式大会では一切使用できません。
また、エクストラレギュレーションで禁止されているカードでも、殿堂レギュレーションでは殿堂ポイントによる制限つきで使用できる場合があります。
これにより、幅広いカードを調整しながら楽しむことができるのも殿堂ならではの魅力です。
殿堂レギュレーション禁止カード一覧
| カード画像 | カード名 | 禁止理由 | 
|---|---|---|
|  | 《カクレオン》 | 「ベンチのポケモンのタイプの数に応じてダメージが上がる技」を手軽に使えすぎてしまうため。 | 
|    | 《ミラクル・ダイヤモンド》《ミステリアス・パール<》《ワンダー・プラチナ》 | 公式大会上位入賞で獲得できるという、入手が困難な上に、効果が強力なカード。使用ができるかどうかで構築格差が生まれたため。 | 
|  | 《フラダリの奥の手》 | エクストラレギュレーションでも禁止されているカード。大量のグッズを繰り返し使い続け、1ターン目から時間を大きく消費しながら合法的に勝利を狙える戦術が成立したため。 | 
殿堂レギュレーション制限カード一覧(★)
殿堂レギュレーション制限カード一覧(★★)
殿堂レギュレーション制限カード一覧(★★★)
殿堂レギュレーションの禁止・制限カード
通常、禁止カードは発売からしばらく経ってから環境に影響を与え、指定されることが多いです。
ですが、禁止カードの歴史を振り返ると、「発売されてからわずかな期間で禁止指定を受けた」ケースがあります。
これは、カードパワーが想定以上に強力だったり、環境を大きく壊してしまったりしたことが原因です。
ここでは、発売から禁止までの期間が特に短かったカードをランキング形式で紹介します。
※このランキングは「発売されてからエクストラレギュレーションで禁止になるまでの期間」で集計しています。禁止指定を受けた後も、スタンダードや殿堂など他のレギュレーションでは使用できたケースもあります。
| 順位 | カード画像 | カード名 | 禁止理由 | 
|---|---|---|---|
| 1 |  | 《しまめぐりのあかし》 | (発売:2019年9月6日→禁止:2019年10月4日/使用可能期間:28日) 他カードと組み合わせ、相手の手札を0枚にするコンボが流行したため、エクストラレギュレーションですぐに使用禁止となった。 | 
| 2 |  | 《ムサシとコジロウ》 | (発売:2019年4月26日→2019年9月1日 / 使用可能期間:128日) 他カードと組み合わせ、事前準備が必要ではあるが、相手の手札を0枚にするコンボが流行したため、エクストラレギュレーションですぐに禁止となった。 | 
| 3 |  | 《リセットスタンプ》 | (発売:2019年4月5日 → 禁止:2019年9月1日 / 使用可能期間:149日) エクストラレギュレーションのカードプール内では、容易に相手の手札を0枚にすることができたため禁止。 | 
| 4 |  | 《ムウマージ》 | (発売:2019年3月1日 → 禁止:2019年10月4日 / 使用可能期間:217日) 他カードとの組み合わせにより、相手の手札を0枚にし、山札の一番上(次に相手が引くカード)の操作ができたため禁止。 | 
| 4 |  | 《ザクザクピッケル》 | (発売:2019年3月1日 → 禁止:2019年10月4日 / 使用可能期間:217日) 他カードとの組み合わせにより、相手の行動を極端に制限することができたために、エクストラでの使用が早い段階で禁止された。 | 
| 6 |  | 《マチスの作戦》 | (発売:2019年1月11日 → 禁止:2019年10月4日 / 使用可能期間:266日) 2019年10月4日に禁止となったカードとのコンボにより相手の行動を極端に制限することができたため禁止となった。 | 
| 7 |  | 《フラダリの奥の手》 | (発売:2014年9月13日 → 禁止:2015年6月15日 / 使用可能期間:275日) 1ターン目から大量のグッズを繰り返し使用し、合法的に時間切れ勝利を狙える欠陥的挙動が発覚。大会で実際に上位入賞したため。当初は「BWレギュレーション」「XYレギュレーション」のみでの禁止だったが、2016年7月16日から殿堂レギュレーションでも禁止カードになり、すべてのレギュレーションにおいて使用できなくなった。 | 
| 8 |  | 《アンノーン》 | (発売:2018年9月7日 → 禁止:219年9月1日 / 使用可能期間:359日) 攻撃せずに大量ドローによる特殊勝利を目指すデッキが増加し,本来のポケモンカードゲームと違うゲーム性となったため。 | 
| 9 |  | 《フラベベ》 | (発売:2018年3月2日 → 禁止:2019年10月4日 / 使用可能期間:581日) 先攻・後攻の差が大きくなり、じゃんけん時点で勝敗が決まるコンボができたため禁止となった。 | 
| 10 |  | 《巨大植物の森》 | (発売:2015年6月20日 → 禁止:2017年9月1日 / 使用可能期間:804日) 他カードとの組み合わせにより、相手の場のポケモンを0体にする特殊勝利を目指せるため、本来のポケモンカードtの楽しみ方とは違うとされ禁止になった。 | 
このランキングを見ると、禁止カードの多くは「想定外のコンボ」や「ゲームを止めてしまう挙動」が原因で早期指定されていることがわかります。
運営側も不健全な環境を長く放置せず、スピーディーに調整を行ってきた歴史があります。
また、禁止までの期間が短いカードほど「発売当初から環境を支配した強力カード」であることも特徴的です。
通常、禁止指定は慎重に行われるため、短期間での指定は極めて異例といえます。
そのため、コレクション価値や話題性の面でも注目されやすく、プレイヤーの記憶にも強く残っているカードが多いのです。
禁止カードの事例を振り返ることで、なぜ今のルールやレギュレーションがあるのかが理解しやすくなり、これから遊ぶ上でも納得感を持てるでしょう。
禁止カードはなぜ生まれるのか?
ポケモンカードで禁止カードが設定されるのは、決して「プレイヤーを不自由にするため」ではありません。
むしろ、みんなが安心して楽しく遊べる環境を守るために必要な仕組みです。
主な理由は次のとおりです。
強力すぎる効果
一部のカードはあまりにも効果が強力過ぎ、使われると他のデッキがまともに戦えなくなることがあります。
無限ループの発生
特定のカードを組み合わせることで「永遠に行動し続けられる」ループが成立する場合があります。これではゲームが終わらなくなってしまいます。
ゲームのテンポを壊す
1ターンに大量のカードを使って時間を消費するなど、健全な試合進行を妨げる戦術が生まれることもあります。
大会環境の多様性を守るため
もし特定のカードやデッキだけが圧倒的に強くなってしまうと、大会のほとんどが同じ戦い方になってしまいます。
禁止カードはその偏りを防ぎ、さまざまなデッキが活躍できる環境を保つために設定されています。
このように禁止カードは「遊びを制限するもの」ではなく、楽しいゲーム環境を維持するための調整役といえるのです。
禁止カードを確認する方法
ポケモンカードの禁止カードは、一度決まったらずっと同じというわけではありません。
新しいカードの登場や環境の変化に合わせて、定期的に見直しや追加が行われることがあります。
そのため、対戦や大会に参加する前に最新情報をチェックすることがとても大切です。
禁止カードを確認する方法はシンプルで、ポケモンカードゲーム公式サイト内、レギュレーションのルール説明ページに一覧が公開されています。
また、心配な場合は公式サイトにある「デッキ作成ツール」を利用するのもおすすめです。
ツールを使えば、自動でエラーチェックが行われるので「禁止カードを入れていないか」「使用できないカードが混ざっていないか」をすぐに確認できます。
直近の例では、スタジアムカード《活力の森》の登場によって、《アップリュー》が新たに禁止カードに指定されました。
このように、カードの追加によって環境全体のバランスが変化し、それに合わせて禁止指定が行われることもあります。
大会参加を考えている方はもちろん、普段のフリー対戦でも最新の禁止カード情報を確認しておくと安心して遊べます。
禁止カードがポケカの価格に与える影響
禁止カードは、プレイヤーにとっては「もう大会で使えないカード」ですが、コレクターにとっては別の意味で特別な価値を持ちます。
そのため、価格への影響は「プレイ用の価値」と「コレクション用の価値」のどちらが強く働くかによって変わります。
プレイ用としての価値
大会での使用が禁止されると、当然ながらプレイヤー需要は急激に下がります。
特に競技シーンで活躍していたカードは、禁止が発表されると同時に需要が消え、価格が大幅に下落することも珍しくありません。
「強いから買ったのに、もう大会で使えない」となると、プレイ目的で所持していた人たちが一斉に手放すため、市場に在庫が増えて安値で取引されやすくなります。
コレクション用としての価値
一方で、禁止カードは「歴史に名を残す1枚」として、コレクターから高い需要が生まれることもあります。
特に以下のようなカードは、禁止後も価値が維持されたり、むしろ上昇するケースもあります。
- イラスト人気の高いカード
- レアリティが高いカード(SR・HR・URなど)
- 限定配布など、入手経路が限られている希少カード
これらは大会での使用可否に関係なく「コレクションアイテム」としての需要が根強く、禁止指定が「レア度を際立たせる要素」になることもあります。
例えば《ムサシとコジロウ》や《ミュウ》のカードは、禁止カードでありながら現在も高額で取引されているカードです。
このように、禁止カードの価格は「プレイ用需要の減少」と「コレクション用需要の上昇」の綱引きで決まります。
「禁止=価値が下がる」とは限らず、むしろ特別な存在として高騰するカードもあるのがポケモンカードの面白さです。
禁止カードが解除されることはある?
ポケモンカードゲームにおいて、禁止カードは大会環境の健全性を保つために指定されます。
多くの場合、一度禁止となったカードはそのまま使用不可の状態が続きます。
ポケモンカードゲームでは禁止カードが解除されることは非常にまれですが、可能性がゼロではありません。
環境の変化や新しいルールの追加によって、かつては強すぎたカードが「今ならバランスを崩さない」と判断され、再び使用可能になることもあります。
禁止解除が起こる背景
新しいカードの登場
より強力なカードが登場したことで、過去の禁止カードの影響力が相対的に小さくなる場合があります。
ルールの改定
たとえば、現在は当たり前のルールとして浸透していますが、2019年11月29日のルール変更により「先攻プレイヤーは最初の番にサポートのカードを使用することができない」というルールになりました。
このような公式ルール変更によって、カード本来の強さが弱まるケースがあります。
大会環境の多様化
禁止当時は環境を壊すほど強力だったカードも、新しいデッキタイプが増えることで「一強」ではなくなり、解禁されることがあります。
実際の禁止解除事例
登場:
WCS2011の参加記念カードとして登場する。
社会情勢などにより日本人代表がいないWCSであり、開催地が海外で現地に行く方法が減っていたこともあり、ほとんどの日本人が参加できず、カードを入手できませんでした。
禁止:
2014年4月1日より殿堂レギュレーションで、2015年6月20日よりエクストラレギュレーションで禁止カードとなりました。
理由は「対戦環境に影響を及ぼす強力な効果を持つカードであるが、所有しているプレイヤー数が少ないカードとなっている。
より多くのプレイヤーに対して公平な環境を提供するため」と公式からも発表されています。
禁止解除:
2017年9月1日のエクストラレギュレーションの改訂によりエクストラレギュレーションでの使用可能カードに戻りました。
使用可能カードに戻るときの理由については発表はされませんでした。
登場:
2011年9月16日発売の拡張パック「サイコドライブ」に収録された。
禁止:
2015年9月1日に国際公式ルールで使用禁止になり、同月26日にエクストラレギュレーションで禁止とされました。
理由は《巨大植物の森》の登場で最初の番にいきなり進化し、「きょだいなうちわ」を何回も使い相手の場のポケモンを0にするコンボができるようになったため禁止カードになりました。
禁止解除:
2017年9月1日のエクストラレギュレーションの改訂により、《巨大植物の森》が禁止カードに加わり、《ダーテング》は使用可能カードに戻りました。
「禁止カードは二度と使えない」と思われがちですが、レギュレーションや環境によっては復活の可能性もあります。
禁止と解除は環境を守るための調整であり、ポケカの面白さを支える大切な仕組みといえるでしょう。
禁止カードも含めて楽しむポケカの奥深さ
禁止カードや制限カードは、強力すぎる効果や無限ループを防ぎ、健全で多様な対戦環境を守るために設定されています。
スタンダード・エクストラ・殿堂とレギュレーションごとにカードプールは違いますが、基本の遊び方は変わらないので安心してください。
「禁止カードがあると難しそう」と感じるかもしれませんが、実際にはゲームの面白さを守るための工夫です。
スタンダードで使っているデッキをそのままエクストラや殿堂に持ち込むこともでき、カードプールが広がることで新しい戦略やコンボを楽しむことができます。
禁止カードを正しく理解すれば、デッキ構築の幅も広がり、プレイングの工夫も生まれます。
最新のリストを確認しながら遊ぶことで、より安心して対戦でき、ポケモンカードゲームの奥深さをさらに実感できるでしょう。
せっかくなら、身近な交流会や公式大会にも足を運んでみてください。
新しい環境での対戦はきっと刺激的で、これまで以上にポケカを楽しめるはずです。

 
                
                
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