
こんにちは、ポケカジラの社長です。いつも当社のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
突然ですがみなさん、ミドルスクール遊んでますか?ミドルスクールフォーマットは私のような中年MtGファンにとってたまらないフィールドです。
今回、カードショップ晴れる屋さんが主催する「デミゴッド決定戦」に参加し、見事優勝を収めることができました。
テーブルトップのMtGで遊ぶのは三年ぶり、惜しまれつつもなくなってしまったDiarynote以来の大会レポートで、拙い部分もございますがご容赦ください。
【#デミゴッド決定戦】
— 晴れる屋メディア (@hareruya_Media) February 11, 2026
ミドルスクールならではの呪文の応酬!
青単スタイフルノートを相手に、
《抵抗の宝球》《隠れたるテナガザル》と青キラーなカードを次々と叩きつける!
初代デミゴッドに輝いたのは「緑白オース」のカタカワ ソウタ!優勝おめでとう!! pic.twitter.com/iNOkg9O8uk
使用デッキ:オースポンザ
ちなみにデミゴッドミドルスクールのデッキリストはこちら。
— (株)カブキ 片川創太 (@seomatome) February 11, 2026
対戦するスタイフルノートとの相性はグロい事になってますが、楽しんできますよー💪 pic.twitter.com/dxxXnMaDIk
カードパワーの低いカードで1対1交換を繰り返すミドルスクール環境では、古のぶっこわれカードを上手に採用できたデッキが強い、と考えました。
しかもせっかくだから、昔よく遊んでいたレガシーですら禁止カードだったカードを軸に据えたい。
真っ先に思い浮かんだのは《適者生存》《ネクロポーテンス》そして《ドルイドの誓い》です。
なかでも《ドルイドの誓い》が環境上位の「ゴブリン」や「エルフ」に対して強く、ポンザ要素が「補充」や「エンチャントレス」を封殺するこのデッキは一目で気に入りました。
「ランドスティル」などの青いコントロールや「スタイフルノート」には弱そうですが、軽くて強力なドロースペルが少ないこともあってどのデッキも頻繁に土地事故が発生しますので、ポンザにはいつだってワンチャンスがあります。
最初はゴブリンデッキを意識してタッチ赤のバージョン(《剣を鍬に》の代わりに《紅蓮地獄》が採用され、サイドに《赤霊破》が使えます)を検討していたのですが、脳内で「《ドルイドの誓い》を《悟りの教示者》と《アーギヴィーアの発見》で水増しできているのだから、横流しはいらん」という結論に達し、タッチ白バージョンを使うことに決めました。
サイドボードの《隠れたるテナガザル》
前哨戦として渋谷のミニ大会に参加したところ、TOP4に入賞できました。
その時点でのリストがこちらです。

なかなかよさそうだな、との感触だったのですが、やはり懸念通り熟練の「ランドスティル」に敗れてしまい、サイドプランを練り直す必要があると感じました。
当初はサイドボードに《大変動》と《ザンティッドの大群》を潜ませて青いデッキへの対策としていたのですが、これらが全く無力であることがわかり、悩みに悩んだ結果《隠れたるテナガザル》を投入することと決めました。これが後々の大躍進につながります。
最終的にデミゴッド決定戦に持ち込んだリストはこちらです。

スイスラウンド~SE2
会場となる東京都立産業貿易センター台東館に到着した瞬間、かつての仲間に再会。
公営施設の独特の雰囲気と合わせて、「ああ、久しぶりにマジックの大会に帰ってきたんだ!」というなんともいえない気持ちが溢れてきました。
当日は66名参加。国内のミドルスクール大会としては過去最大だと思います。
1回戦:vs ゴブリン 2-1
《ゴブリンの従僕》をしっかり処理できたことで、危なげなく勝利できました。
素出しの《土を食うもの》が強いですし、《ドルイドの誓い》さえ張ってしまえば対戦相手がクリーチャーを一斉に展開して殴りきるプランを採らざるを得なくなりますので、かなり有利です。
2回戦:vs おにぎりシュート 1-2
2戦目にして友人に当たってしまいました。
これもまた大会の醍醐味!
1戦目はなんとかロックできたか?というところで相手がコンボパーツをトップデッキしてしまい、敗北。
3戦目、いまだにデッキの全容がわかっていないままぬるいハンドをキープしたら、あっさり3キルを決められてしまいました笑
このデッキ相手には《剣を鍬に》まで抜ききって厳しくマリガンしないと、ダメ!学習しましたよ~
3回戦:vs 緑白テラゲドン 1-1-1
1戦目は《森の知恵》を囮に《ドルイドの誓い》を通すことに成功し、なんとか勝利を収めます。
ところが2戦目は相手も《土を食うもの》以外のクリーチャーを全抜きする作戦に苦戦。
追い詰めながらも《復仇》で自分の《土を食うもの》が落とされてしまい、ムキムキに仕上がった相手の《土を食うもの》に撲殺される結果に。
普通にランデスで白マナを潰していれば・・・
このミスを引きずって3戦目も延長5ターン目に確定盤面(普通にフルパンで勝っていた)を逃してしまいます。
本来は大変有利な相手なのですが、ここで痛い引き分けです。
4回戦:vs 補充 2-0
この対戦は完全に自由にさせない展開になります。
1戦目に私がクリーチャーを引けず、相手の方が「早くトドメを刺してくれー」とおっしゃっていて、申し訳なかったです(笑)
5回戦:vs リスクラフト 2-1
この対戦は完全に自由にさせない展開になります(再)。
相手の方は前哨戦の渋谷でも対戦いただいた関東ミドルスクール勢の方で、土地が詰まった瞬間に投了なさった瞬間に「あなたの無念はオレが背負う!」と(勝手に)決意しました。
6回戦:vs ランドスティル 2-0
メインは先行で運よく土地を割り続けることができました。(通常このマッチでマナ否定戦略はあまりうまくいきません)
そしてサイド後に投入された《隠れたるテナガザル》からの2アクションが強すぎる!
《隠れたるテナガザル》→ミシュラクリーチャー化、とするだけでも相手の《剣を鍬に》を躊躇させることが出来ます。
《謙虚》が設置されたころには対戦相手のライフを2まで追い詰めることに成功しており、勝利。
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《謙虚》
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7回戦:vs おにぎりシュート 2-1
なるほど、2戦目はこのバブルマッチのためのフラグだったのか!
今度は反省を活かして、《抵抗の宝球》と土地破壊が揃った手札をマリガンで探し求めました。
3戦目は色マナを徹底的に攻めることで相手の《修繕》を封殺。
《浄化の印章》を3枚も引いてしまうラッキーも重なって、リベンジ成功です。
SE1:vs バーン 2-1
かなり厳しいマッチですが、《赤の防御円》と《悟りの教示者》がありますのでタッチ赤バージョンのオースポンザよりは勝負になります。
3戦目、お互いが《硫黄の渦》でライフを削り合う中、土地クリーチャーで攻撃する私に対して対戦相手はフラッドしながらもあとバーンスペル1枚、というところまでダメージソースを手札に溜め込んでいらっしゃいました。
結果わずかに私のライフを削りきれず、ギリギリの勝利となりました。ツイてます!
SE2:vs ゴブリン 2-0
おそらく赤単バージョンかと思います。
この場合、《ドルイドの誓い》や巨大な《土を食うもの》がどうにもならないのでかなり有利なマッチです。
相手の土地が詰まってしまったこともあり、危なげなく勝利することができました。
ということで、なんと1-1-1から怒涛の6連勝で決勝配信進出となりました。
まさに僥倖です。
決勝:vs スタイフルノート 2-0
ついに当たってしまったスタイフルノート。
正直、ミドルスクールをガチで勝つなら大本命といって過言ではないデッキかと思います。
《ドルイドの誓い》が効かない(なんなら悪用される)、土地破壊を苦にしない(なんなら跳ね返される)などの要素が相まってオースポンザ側はかなり不利です。
渋谷のミニトーナメントでお近づきになった関東ミドルスクール勢のとろさん(@torotyan46。デミゴット決定戦でもTOP8入賞に輝いた猛者です)にお願いして、3時間におよぶスパーをしていただいた結果、「3.5対6.5で不利。
特にメインは絶望」という結論に。
しかし、これもまたMtGの醍醐味なのか、当日は対戦相手のナイトウさんがまさかの2戦連続ドレッドノート事故。
いやはや、勝負はやってみないとわからないものです。
※ 決勝の模様は晴れる屋さんのYouTubeでもご覧いただけます。
プレイについて一点だけ、一見すると《目くらまし》ケアしそびれていたのでは、という謎プレイがあったかと思います。(配信44:10~あたり)
動画では見えにくいのですが、この直前に《森の知恵》でめくったカードが3枚とも《樹上の村》でして、あのフェッチを《もみ消し》されて返しで《ファイレクシアン・ドレッドノート》が出てしまうと私は高確率で《樹上の村》を抱えて詰んでしまうのです。(私のデッキ構成の場合、顕現してしまった《ファイレクシアン・ドレッドノート》に対しては打ち消しに備えて2枚の除去と「最低白マナ2つ」が必要)
確かにこの対戦で《抵抗の宝球》はなんとしても通したいカードではありましたが、それを犠牲にしてでもライブラリーをシャッフルしたいがためのプレイだった、ということになります。(おかげで《浄化の印章》や2枚目の《隠れたるテナガザル》も引くことができました)
このデッキの改善点
- 《抵抗の宝球》はフェアデッキ相手に邪魔なことも多く3枚にしたが、おにぎりシュートなどどうしても4枚欲しい対戦相手が存在する、必要悪
- 解呪要素はもう1枚だけ増やしたい。また、《ファイレクシアン・ドレッドノート》相手には連続して唱えないといけないので《浄化の印章》と《帰化》をちらしたい
- サイドの《トーモッドの墓所》は不要では?(なくても補充には勝てるし、青いデッキ相手には《悟りの教示者》でもってきても打ち消されてアド損になる)
- 《天啓の光》は強いしなんせ気持ちいいんだけど、意外と出番が少ない(相性有利なサバイバルとエンチャントレスぐらい?)
以上をふまえて、もしもう一度この大会に出るのであれば以下のようなリストにしようと思います。
メインはほぼオールフォーの美しいリストに仕上がりました。

サイドボードガイド
vsスタイフルノート
《ドルイドの誓い》は頼りになりません。
サイド後は1ターン目に《隠れたるテナガザル》か《抵抗の宝球》を出せる手札でのキープを目指します。
《土を食うもの》のサイズアップは期待できないので1枚減らします。
テナガザルで攻撃できていて脅威を連打できる場合は呪文を唱えてください。
そうして打ち消しをあらかじめ消耗させれば、《森の知恵》のリソースを活かして《ファイレクシアン・ドレッドノート》を処理できるチャンスも巡ってきます。
3枚残った土地破壊スペルは相手のミシュランに使うことが多いです。
サイドアウト
- 《ドルイドの誓い》4
- 《Thermokarst》4
- 《冬の抱擁》1
- 《土を食うもの》1
サイドイン
- 《隠れたるテナガザル》4
- 《浄化の印章》2
- 《帰化》2
- 《アーギヴィーアの発見》1
- 《獣群の呼び声》1
vsランドスティル
最終的に土地が並ぶのは避けられない対戦で、《抵抗の宝球》は弱いです。
ミシュランにも当たるし、《賛美されし天使》が入ってくることを考えて《剣を鍬に》は残します。
対象が少ないので《帰化》までは不要でしょう。
見えている打ち消しに対して呪文を使わずに土地クリーチャーとテナガザルでできるだけライフを詰め、相手に対処を迫ることがプレイのコツです。
サイドイン
- 《隠れたるテナガザル》4
- 《浄化の印章》2
- 《獣群の呼び声》1
- 《アーギヴィーアの発見》1
vsバーン
メインは歯が立ちませんが、サイド後は別です。
土地破壊がごそっと抜けるサイド後は以下のように複数の勝ちパターンを複合させ、全く違うデッキのように振る舞うことができます。
- 《隠れたるテナガザル》と《樹上の村》で速攻する
- 《土を食うもの》を《Zuran Orb》で5/5以上にする
- 《悟りの教示者》も活用しながら《赤の防御円》を設置する
なお、対戦相手のほとんどのクリーチャーが自害できてしまうため、《ドルイドの誓い》は抜きます。
サイドアウト
- 《ドルイドの誓い》4
- 《Thermokarst》4
- 《冬の抱擁》4
- 《森の知恵》1
vsゴブリン
前述の通り有利だと思います。
ゴブリンはマナが必要なデッキなので土地破壊もタイミング次第で刺さります。
相手が緑をタッチしている場合は、《帰化》をケアして緑マナから攻めます。
赤単バージョンが相手の場合、《アーギヴィーアの発見》は不要です。
その場合、私は先手後手で《森の知恵》とのOUT比率を変えます。
サイドイン
- 《獣群の呼び声》1
- 《赤の防御円》1
- 《悟りの教示者》1
- 《アーギヴィーアの発見》1
vsテラゲドン
相手の《森の知恵》や《モックス・ダイアモンド》を破壊することができますし、自分の《ドルイドの誓い》を割りたいシーンがあると思いますので、《浄化の印章》までは投入して大丈夫です。
対戦相手がタッパーを投入してくる可能性があるので、その点だけ注意してください。
エンチャントはあっさりと破壊されますので、《悟りの教示者》は入れません。
サイドアウト
- 《抵抗の宝球》4
サイドイン
- 《呪われたトーテム像》1
- 《浄化の印章》2
- 《アーギヴィーアの発見》1
vs補充、おにぎりシュート
たくさんの出会いをありがとうございました
配信でもお話しましたが、今回の大会を通じてMtGの最大の魅力であるコミュニティの仲間の素敵さ、共有の趣味を持つ友達との出会いをあらためて再認識しました。
ミドルスクールはカードプールが限られていて、私のようにしばらくマジックから離れていた方でもすぐに慣れることができるし、特に世代の方にはたまらないフォーマットかと思います。
素敵な大会を主催してくださった晴れる屋さんには本当に感謝。
せっかく初代デミゴッドの称号をいただいた以上、私もミドルスクールをとことん楽しむつもりです。
またどこかの大会でお会いした際には、よろしくお願いいたします!

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