


前回の記事から時間が経ってしまいましたが、《ドダイトスex》デッキでジムバトルにチャレンジしてきたのでご報告コラムになります。
時間が経ってしまった理由はデッキを組むのに時間がかかってしまったからです。
家にあると思っていたカードが無かったり、店頭に全然売っていなかったり…。
かなり苦戦してしまいました。遅くなってしまい申し訳ありません。
※余談ですが、《アゲハント》は店頭で見かけることはありませんでした。
マイナーなカードはポケカジラから通販で売っているショップを探すのが板ですよ!(宣伝
また、前回からデッキ構築にも変更があります。
ジムバトルの結果の前に、構築の変更点と理由についてお話します。
前回構築したデッキの問題点と改善策
1.「オリーヴァ」の使い方
《オリーヴァ》は手札から進化させたときに働く特性を持ちます。
そのため、《オリーヴァ》で《ドダイトスex》を回復させるには《ミニーブ》の状態でベンチに置いておく必要があります。
しかし、《ミニーブ》のHPは60で《ドラパルトex》のワザ「ファントムダイブ」の格好の餌食になってしまいます。
(ミニーブはHP60のものしかスタンダード環境にありませんでした。)
《ドラパルトex》対面は特に回復をしたい相手でもあるので、この時点で《オリーヴァ》に変わる回復役を探すことになりました。
そこで目をつけたのが《シェイミVSTAR》です。

《シェイミVSTAR》のVSTARパワー特性「スターブルーム」は自分のベンチのポケモン全員のHPを、それぞれ「120」回復する効果を持ちます。
バトル場からベンチに下げる必要はありますが、ベンチポケモン全員回復するためワザ「ファントムダイブ」でばら撒かれたダメカンもすべて取り除くことができます。
そして、「ファントムダイブ」の200ダメージを受けた《ドダイトスex》も120回復することで残りHP260になるため、もう一度「ファントムダイブ」を耐えられるようになります。
一度きりではありますが、ダメージを受け回すデッキなので回復は1度で十分と判断したため、《シェイミVSTAR》を採用することにしました。
ベンチに下げる必要があるので併せて《ポケモンいれかえ》も採用に。
ACE SPECも《ヒーローマント》から《プライムキャッチャー》に変更したため、3回までベンチに下げることができます。
※ACE SPECの変更については後述。
2.「ヒスイドレディアVSTAR」のVSTARパワーは本当に必要?
《シェイミVSTAR》を採用することになったので、《ヒスイドレディアVSTAR》の必要性についても再度検討しました。
このデッキでは概ね最初のターンに《ナエトル》を出し、先手であれば2ターン目に《ハヤシガメ》になることを目標に、後手であれば《ペパー》から《ワザマシン エヴォリューション》をサーチしてベンチのポケモンを進化させることを目標にしています。
《ナエトル》さえ盤面に並べてしまえば1体でも《ハヤシガメ》が立てることができた途端、《ヒスイドレディアVSTAR》のVSTARパワーは無用の長物になってしまうと感じました。
盤面が整っていない場合のVSTARパワー特性「スターパフューム」は強力ですが、《ドダイトスex》の強みを活かす特性を採用したいので今回はデッキから抜くことになりました。
3.ACE SPEC「ヒーローマント」の使い方
ここで改めてACE SPEC枠の《ヒーローマント》についても考えました。
《ヒーローマント》を付けた《ドダイトスex》のHPは440になり、生半可な攻撃では一撃で倒すことができなくなってしまうので強力です。
しかし、環境には《かがやくリザードン》がいるので、《ドダイトスex》に対して弱点込みで500ダメージを出すことができてしまいます。
今まで《ドダイトスex》の強みを活かす構築と言っておきながら本末転倒ではありますが、耐え続けるよりも積極的に倒せる相手を倒していくことも出来るように、今回は《プライムキャッチャー》に変更しました。
《ボスの指令》が2枚から1枚に減ってしまっているのも《プライムキャッチャー》を採用したからです。
2枚採用したいところではありますが、《カウンターキャッチャー》も採用したので十分だと判断しました。
4.その他の変更点
《ドダイトスex》+1枚
2枚で一人回ししてみるとサイドに1枚落ちてしまっただけで継続してバトル場に出すことが困難だったため、1枚追加しました。
構築段階で気付くべき部分でした…。反省。
《夜のタンカ》だけでは足りないと判断して1枚を《すごいつりざお》に変更。
《夜のタンカ》が3枚あれば十分な気もするのですが、枠の都合上変えた形になります。
《ナンジャモ》 +1枚追加
序盤にサポートを打ちたいので枚数を増やしました。
《ボウルタウン》-2枚
枠の都合上2枚とも抜けていきました。
絶対あったほうがいいと思うのですが、今回一番悩んで結果的に抜いています。
《ポケモンいれかえ》1枚を《ボウルタウン》に変えたい気持ちもあるのですが、《ポケモンいれかえ》2枚も捨てがたいので…。
《ボウルタウン》を抜いてしまったので序盤の展開札を増やしました。
《ふしぎなアメ》は《ドダイトスex》の進化に使っても1枚で、残りは《アゲハント》への使用が主な役割なので3枚で十分と判断しました。
そうして出来上がったリストがこちら。

【デッキコード】LLHgPg-D1yzwp-9nLQNi
前回の記事から3度ぐらい変身を遂げています。
かなりの変更になってしまいましたが、結果はどうなったのか。
続けてご覧ください。
ジムバトル当日のマッチアップと結果
結果から言ってしまうと、全部で4回戦、1勝3敗の結果となりました。
反省点は多々ありますが、先に試合ごとの簡単な詳細を書いていきます。
1回戦 vsロストドラパルト ✕
ロスト型なのでゆっくり進化すると思いきや《ふしぎなアメ》を多投して先手2ターン目から攻撃できるタイプのロストドラパルトでした。
思わぬ速さに《ベラカス》が間に合わず、《ケムッソ》2体も《ヤミラミ》にやられてしまいそのまま負けました。
展開できず、攻撃できずで良いところ無しでした…。
2回戦 vsマスカーニャex ✕
かなり接戦になりましたがあと1手足りず負け。
《マスカーニャex》の特性とワザが、《ドダイトスex》のHPをピッタリ削れてしまう地味に相性の悪い相手でした。
(ワザ「スクラッチネイル」で100ダメージ、次のターンに特性「ブーケマジック」で30ダメージと「スクラッチネイル」で220ダメージで合計350ダメージ)
途中、《シェイミVSTAR》のVSTARパワーで回復出来たことでチャンスを生み出すことが出来ましたが、相手の《ピジョットex》に触れられず《ボスの指令》×2でうまく取られてしまいました。
《シェイミVSTAR》の低耐久も仇となってしまいました。
3回戦 vsロストドラパルト ◯
唯一の勝利試合!
1試合目の反省を活かして《ベラカス》を早急に立て、うまく耐久プランを通すことが出来ました。
《ドラパルトex》に対して先に攻撃することが出来たのも◎
天敵である《かがやくリザードン》も攻撃される前に倒すことができ、終始理想の展開でした。
4回戦 vsパオジアンex ✕
《オーガポンいどのめんex》が入っている珍しい形の《パオジアンex》でした。
《プライムキャッチャー》で《ベラカス》を呼び出され、《キャンセルコロン》から《オーガポンいどのめんex》のワザ「げきりゅうポンプ」で盤面崩壊させられてしまい、そのまま押し切られてしまいました。
反省点
かがやくリザードンに弱すぎる
ロストドラパルトに入っている《かがやくリザードン》が天敵過ぎました。
《ドダイトスex》が弱点込みで1撃でやられてしまうこともキツイですが、HP160が厄介で《ドダイトスex》のワザ「もりのこうしん」で倒すには再度ベンチにポケモンを展開しなければならず、手札干渉と合わせて攻められると返しのターンに倒せないことが辛かったです。
デッキ相性と言ってしまえばそこまでなのですが、《かがやくリザードン》が多い環境では難しいなと思いました。
盤面の展開力不足
《ナエトル》が《なかよしポフィン》対象外なので、ACE SPECを《シークレットボックス》にして《ボウルタウン》などで展開重視にすべきだと思いました。
おわりに
今回のチャレンジは残念ながら失敗に終わってしまいましたが、まだまだ《ドダイトスex》を活躍させることを諦めたわけではありません!
草タイプの強化カードがあれば常に《ドダイトスex》デッキを考えるだけの熱意はあるので、またリベンジしたいと思います!


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