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Fレギュ最後の日!オーストラリア出身ゲーマーが挑む、新たな環境への一歩【ジムバトルレポート - 第3弾】

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お久しぶりです!

皆さん、お久しぶりです!ポケモンカードを愛するオーストラリア人のことを覚えていますか?もし忘れてしまった方がいれば、改めて自己紹介しますね。
僕はキーラン、Pokecazillaチームのメンバーで、2024年8月に日本でポケモンカードゲームを始めた、まだプレイ歴約6ヶ月の初心者プレイヤーです。

前回のレポートからいろいろと変わったことがありました!
一番のニュースは何と言っても、2024年12月に初めてのジムバトルで3-0を達成し、2位になったことです!
さらにその後も別のジムバトルで1位を獲得することができました!
もちろん、世の中にはもっと強いプレイヤーがたくさんいるので大したニュースではないかもしれませんが、僕にとっては着実に成長している証です。
イベントに参加するたびに少しずつ上達しているのを実感しています。

そしてもう一つの大きな変化—前回のレポートを読んだ方は驚くかもしれませんが、デッキを変えました!それでも初めて3-0を達成したデッキである《リザードンex》には特別な思い入れがあります。
初めて3-0を達成したデッキであるリザードンexには特別な思い入れがあり、《リザードンex》一筋だったのですが、《スボミー》が登場してその強力なグッズロック能力を見たとき、新しい戦略に挑戦する絶好の機会だと感じました。

新しく使い始めたデッキは《ドラパルトex》です。
理由としては、Fレギュのカードがローテーションで使用不可になった後も、スタンダード環境で強いままでいると予想されているからです。
加えて、《スボミー》の登場以来、《サーナイトex》と並んでほぼすべてのランキングでトップに位置しているのが決め手でした。


使用しているリストは、プロプレイヤーの ニシカワ ハル(はるn)さんが2025年のチャンピオンズリーグ大阪でトップ16に入った際のリストを元にしています。少しだけアレンジを加えていますが、興味があればこちらがそのリストです:


ドラパルトexデッキ

【デッキコード】k51FFf-zB2u9t-fkvVFk

かなりスタンダードな構築ですが、安定感が高くとても気に入っています。一部のリストでは《スボミー》1枚を《ロトムV》に差し替え、先攻時に有利になるように調整しているものもありますが、僕は元の構築のままにしています。

さて、話を戻しましょう。
2025年1月23日木曜日、この日はFレギュのカードがスタンダード環境で使える最後の日でした!
1月24日には新たな拡張パック「バトルパートナーズ」が発売され、《リーリエのピッピex》や《Nのゾロアークex》といったトレーナーズポケモンがメタに参入し、環境が大きく変わることが予想されていました。

楽しかったFレギュレーションの最後の思い出作りのためにその夜の予定を完全に空けて、カードショップで開催されるジムバトルに参加してきました!

会場の雰囲気はとても熱気に溢れていました。
私と同じように考えた多くのプレイヤーが、自分の好きなカードをローテーション前に最後まで使い切ろうと集まっていたのです。どんなデッキと対戦することになるか全く予想できませんでしたが、その分ワクワクもしていました。

とはいえ、皆さんがここに来たのは僕のおしゃべりを聞くためではありませんよね!それでは、マッチレポートに進みましょう!

バトルレポート!

マッチ 1 - vs 宝石リザードンex

結果: 勝利

宝石リザードンex は、最近のジムバトルでよく目にするデッキの1つです。特に、レギュレーション変更が近づいていることもあり、多くのプレイヤーが新しいメタや拡張パックに向けて準備を進めているようです。


対戦相手と席に着き「よろしくお願いします!」と挨拶して試合を始めました。
じゃんけんに勝った僕は後攻を選択しました。
初手はかなり良い感じで、《ドラメシヤ》2枚、《ヨマワル》1枚、そして《なかよしポフィン》を引くことができました。最高のスタートですね!

1ターン目を終える頃には、ベンチに《ドラメシヤ》を3枚並べ、バトル場には《スボミー》を配置してグッズロックに成功しました。これ以上ないほど順調な滑り出しでした!

その後の展開もスムーズに進みました。
ネオラントV》を使ってワタルを手札に持ってきて、効率よく《ドロンチ》を準備することができました。また、「ていさつしれい」のおかげで、《ドラパルトex》を引き込み、さらに《きらめく結晶》も手に入れて、かなり有利な状況に。

次のターンは、《ドラパルトex》をバトル場に出して、相手のバトル場ポケモンである《テラパゴスex》に200ダメージを与えました。そして、ダメージを広げる代わりに、相手の《ヨマワル》を倒すことに決めました。これにより、次のターンで《ドラパルトex》を脅かすようなプレイを防ぐことができると考えたのです。

振り返ってみると、これは少しリスキーな選択だったかもしれません。
もし相手が《ふしぎなアメ》を使って《リザードンex》に進化させていたら、210ダメージを受ける可能性がありました。
しかし、その時点での相手の盤面を見る限り、大きな脅威になるプレイはすぐには出せなさそうだったので、カースドボムのリスクを優先的に取り除くことにしました。

試合終盤、僕は残りサイド2枚、相手は残りサイド3枚という微妙な状況に。
もし相手が《ブライア》と《プライムキャッチャー》、または《カウンターキャッチャー》を引いていたら、試合が逆転していた可能性が高かったです。
幸いにも、《ブライア》は相手のサイドに埋まっていたので助かりましたが、今思えばもっと慎重にプレイして、自分をそんな危険な状況に追い込むべきではありませんでした。


最後のターン、相手のバトル場には《ヒトカゲ》、ベンチにはファントムダイブで30ダメージを受けた《テラパゴスex》がいました。幸運なことに、トップデッキで《ボスの指令》を引き込み、《テラパゴスex》をバトル場に呼び出して最後の2枚のサイドを取ることができました!ラッキーですよね…。

今夜のスタートとしては上々でした!この試合は簡単に相手が勝つ展開にもなりえたので、元《リザードンex》使いとして330HPの超高耐久ポケモンが相手側にいる恐怖を改めて実感しました。

次の試合に進みましょう!

マッチ 2 - vs ブリジュラスex

結果: 敗北

今回はじゃんけんに負けてしまいましたが、結果的に後攻になったのでデッキ的には問題なし!
お互いの初手にたねポケモンがいなかったので手札を公開しあいました。
そのときふと気づきました:「あれ?この対戦、《ドラパルトex》にとってほぼ無理ゲーじゃない?」と。
あまり自分を追い込まないように気をつけつつ、もう一度7枚引き直して、バトル場に《ヨマワル》を置いてスタートしました。

相手はたねポケモンを引けず、さらに5回もマリガンを続けたので、その分5枚を自分の手札に追加できました。この厳しい対戦を前にした、ちょっとしたラッキーな出来事でした。

ようやく相手がゲームを開始し、初手から《ストライク》、《ジュラルドン》2体、そして《ブロロン》を展開してきました。
一方、僕は《ヨマワル》、《なかよしポフィン》のおかげで《ドラメシヤ》2体、そして《スボミー》を場に出しました。
しかし、デッキ確認をした際に、《ドラメシヤ》が2枚サイドに埋まっていることに気付きました。これにはショックを受けました。
ドローエンジンを大きく制限され、ベンチに残った2体の《ドラメシヤ》だけでなんとか持ちこたえなければならなかったのです。


数ターンの間に、相手は盤面をしっかり固めました。
ブリジュラスex》を2体、ドローエンジンとしての《ブロロローム》、そして僕のポケモンの特性の数に応じて大ダメージを与えることができる《ハッサム》を展開してきました。
その上、《ジャミングタワー》を置かれ、さらに《ナンジャモ》をプレイされ、有効なカードが詰まった手札手札10枚を6枚に減らされました。


状況は非常に厳しいものでした。
引きが悪い上に、前のターンに《ナンジャモ》で妨害された影響もありました。
それでもなんとかして、《きらめく結晶》を手札に引き込み、それを《ドロンチ》に付けた上で《ドラパルトex》に進化することができました。
「よし、これでファントムダイブの出番だ!」と思ったのですが…そのとき気づきました。《ジャミングタワー》の効果で、《きらめく結晶》の効果が無効化されていることを完全に忘れていたのです!
結局、ファントムダイブは使えず、仕方なくジェットヘッドバットで70ダメージを与えました。
バトル場の《ブリジュラスex》のHPが230残った状態で、非常に不利な状況に追い込まれてしまいました。

次のターンでは、《サマヨール》のカースドボムを使い、バトル場の《ブリジュラスex》にダメージを与えるという苦しい判断をしました。 もし相手が《フトゥー博士のシナリオ》や《ポケモン回収サイクロン》を使って《ブリジュラスex》を回収し、すべてのダメージを回復していたらと思うと、そのリスクを無視することはできませんでした。

残念ながら、それ以降も状況は改善しませんでした。
一度目の《ドラパルトex》を失った後、ドロー力を補うために《キチキギスex》を展開することができましたが、すぐに相手の《ハッサム》のパニッシュシザーの攻撃に倒されてしまいました。
その時点でほぼチェックメイトの状態になり、挽回することはできませんでした。

試合終了後、相手にどのACE SPECを使っているのか尋ねてみました。てっきり、《ブリジュラスex》デッキの標準構築である《ポケモン回収サイクロン》だと思っていたのですが、なんと《アンフェアスタンプ》を使っているとのこと!サイクロンでも十分に恐ろしいのに、予想外の《アンフェアスタンプ》が加わることで、このマッチアップの難しさがさらに増していたのです。

マッチ 3 - vs パオジアンex

結果: 敗北

いよいよ最後のマッチです!Fレギュのカードがスタンダードで使える最後の日ということで、今回のイベントでは思いがけないデッキに出会うことを予想していましたが、《パオジアンex》が登場するとは全く思いませんでした。

今回もじゃんけんに負けてしまいましたが、結果的に後攻になったので満足です。初手にはたねポケモンが数枚と《ペパー》があったので、かなり良いスタートだと感じました。

ベンチには《ドラメシヤ》4体と《ヨマワル》を並べましたが、残念なことに《スボミー》が2枚ともサイドに埋まっていました。これには少しがっかりしましたね。相手の2ターン目を遅らせることができなかったので。

さて、相手のターンですが、2ターン目がとても強力でした。《かがやくゲッコウガ》、《オリジンパルキアV》、《パオジアンex》、そして進化したセゴール2体を場に出してきました。今まで《パオジアンex》デッキと戦ったのはオンラインだけでしたが、これまでの経験から自信はありました。通常なら《セグレイブ》を倒せば、相手のデッキはほぼ終わりというシナリオが多いからです。しかし、これまで対戦してきた相手があまり上手くなかったのか、今回の相手は非常に巧みにプレイし、他のポケモンで脅威を作り出しつつ、《セグレイブ》を簡単には引きずり出せない状況を作ってきました。


次のターン、僕は《ドラパルトex》をバトル場に出し、ベンチには《ドロンチ》2体、《サマヨール》、そして《キチキギスex》を配置しました。しかし、僕の欲深さが裏目に出ました。僕はデッキに《マナフィ》を採用していないので、《かがやくゲッコウガ》のげっこうしゅりけんの格好の餌食となってしまったのです。その結果、ベンチにいた《ドロンチ》2体が一掃されてしまい、本当に悲しくなりました。正直なところ、ローテーションで《かがやくゲッコウガ》が使えなくなることに一番興奮しています…あのカード、本当に好きじゃないんです!

試合は最後まで接戦でした。僕は残りサイド2枚、相手は残りサイド1枚という状況まで持ち込みました。勝つチャンスもあったかもしれませんが、痛恨のミスをしてしまいました。何を思ったのか、《夜のタンカ》を使ってトラッシュから《ドラメシヤ》をベンチに戻してしまったのです。これにより、その《ドラメシヤ》が《キチキギスex》のクルーエルアロー 攻撃に完全に晒されることになりました。この技のことを完全に忘れていたんです…。

そして、こうしてFレギュ環境の最後の思い出は、この痛いミスで締めくくられることになりました。この瞬間、僕は心に誓いました。新しいメタに移行してからは、もう二度とミスはしない、と!

今回の学び

ここ数ヶ月で少し成功を味わった後だっただけに、今回の結果は期待通りとはいきませんでした。正直、少し調子に乗ってしまったのかもしれませんね!それでも、新しい人たちとプレイしたり、大好きなFレギュのカードたち(《ネオラントV》、《ワタル》、《森の封印石》、そしてもちろん《かがやくフーディン》)に最後のお別れを言う時間を楽しむことができました。

1月24日に発売されるバトルパートナーズによって環境が変わる一方で、これからの試合で勝率を上げるために、自分のプレイを改善するべきいくつかのポイントに気付きました:

  1. ダメカンの使い方:ドラパルトex》を使う以上、ダメカンの配置に細かく注意する必要があります。普段は冷静に考えて配置できていると思いますが、昨夜のプレイでまだ改善の余地があると感じました。特に、時間に追われたり緊張した場面では、次の数ターンでどう活かせるかを考えずに適当に配置してしまうことがあります。今後は、長期的な計画をもっと意識する必要がありそうです。
  2. サイド確認: 以前にも触れたことがありますが、重要な試合でこのミスが繰り返されているので、改めて取り組むべき課題です。サイドに埋まっているカードを正確に把握できていないことが、試合を何度も苦しい展開にしてきました。これを防ぐために、家で練習を積んで自然にできるようにしたいです。
  3. スボミーの使い方: 相手をグッズロックすることばかり考えすぎて、全体の盤面を十分に考慮していないことに気付きました。たとえば、《スボミー》でグッズロックしても、相手がすでに《ジュラルドン》を複数準備しており、そこからすぐに《ブリジュラスex》に進化できる状況では、あまり効果がありません。確かに一時的に動きを遅らせることはできますが、1ターン先のロックだけにとらわれず、《スボミー》が長期的な戦略の中でどのように役立つのかを考える必要があります。

一方で、確実に成長したと感じる点もたくさんあります!

  1. プレイのシーケンシング: 最初の頃はプレイ順序についてほとんど考えておらず、数え切れないほどのミスをしていました。しかし今では、《キチキギスex》を使う前に《ナンジャモ》を使うなど、細かい調整を意識してプレイするようになりました。こうした小さな改善が、大きな違いを生んでいます。
  2. サイドプランニング: 初心者だった頃に比べて、どのポケモンを倒すべきかを考え、最速かつ効率的に勝利する方法を計画するようになりました。また、相手のサイドプランを妨害し、相手を遅らせる方法にも注意を払うようになっています。
  3. 落ち着いたプレイ: ゲームを始めたばかりの頃は、試合中にとても緊張していて、よく些細なミスをしていました。今では、プレイ中にかなり落ち着いていられるようになり、カードの知識が増えたおかげで、プレイに集中する時間が増えました。焦ることなく、賢いプレイを意識できるようになっています。

まだ本当に強いプレイヤーになるには道のりは遠いですが、これまでに達成した小さな勝利や成長を誇りに思っています。新しいメタでも、さらに成長していけることを楽しみにしています!

最後に

これからの目標として、シティリーグのようなもっと競技性の高いイベントに参加して、自分のスキルを試してみたいと思っています。また、エクストラレギュレーションにも挑戦する予定です。以前はあまり興味がなかったのですが、《レジドラゴVSTAR》を使う楽しさに気づいてしまった今、このカードとお別れするのはまだ早いと感じています! 

そして、最後に一つだけ触れておきたいのが、初めてのレギュレーション変更を経験することへのワクワク感です。確かに、デッキから強力なカードがいくつかなくなるのは寂しいですが、新しい可能性が広がるのはとても刺激的です。メタがどのように進化し、新しい戦略やデッキアーキタイプがどのように登場するのか、とても楽しみです。

週末には「バトルパートナーズ」をたくさん開封して、Nのポケモンをいくつか引き当てました。新しいアーキタイプの中でも特に楽しみなのが、《Nのゾロアークex》です。このデッキは強力そうですし、《ドラパルトex》のような戦略に対して良いマッチアップを持っていそうなので、早く試してみたいと思っています。


最後まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!これからもジムバトルレポートを続けていくつもりですので、良い結果が出たときはまた報告します!さすがに負け続きの話ばかりでは、飽きてしまいますよね…でも、成長は少しずつ進むものです!

改めて、ありがとうございました!また次回お会いしましょう!

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著者情報

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S Tierデッキしか使わないオーストラリア人

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